** のりこキッズマム歯科医院 ** 生えかわり・食育のご相談をどうぞ 筑紫野市原田 歯科・小児歯科・矯正歯科

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大人の治療。咬めるようになる...!

2015-11-25 | 思うこと

ちょっと専門的な深刻な話になるかもしれませんが...

大人の方の治療の話を少々。

 

お嬢ちゃんたちの治療で数年前から定期通院されている

親御さんですが、当院が大人の方の治療をしていることをご存知なく、

「ずっと歯科に通っても、咬めない、歯をよく抜かれてしまう...」

というご相談で、当院に転院されました。

 

お子さんを連れて来られ待合室に待たれている親御さんも当然いらっしゃいますし、

治療方針の説明の際には親御さんに診療室に入って頂きます...

ご年配でお子さん、お孫さんに関係なく単独で来られる方々もいらっしゃいますし...

そんな感じで大人の方が普通に院内にいらっしゃいますので、

大人の方々も治療を受けれるのだと気付くのに少し時間がかかったのかもしれません。

 

数年前からこちらにはお嬢ちゃんを連れて来られていたので、

もう少し早く大人の方々も治療できることに気付いて、当院にご相談頂いていたら、

ご本人の歯を守れたのではないか...と思うと、残念でなりませんが...

 

今回ご本人の希望の通りに、なるべく歯を抜かない保存する治療法を選択し

(これは保存できる歯だったからこそできることで、全ての歯が絶対残せるものではありません。しかし、残せるものは努めて残します)

 

そして今日、ようやく奥歯が咬めるようになりました。

「何年ぶりかに咬める...!」とのこと。

これからまた本格的に食事を試してもらうなど、先はありますが、

診療室で咬むことに違和感がなければ、9割9分大丈夫でしょう。

 

まだ他にも治療が残っています...

しかし、大きな一歩で前進...!

とても難しい問題を抱えていた治療でしたので、

大変嬉しく思います。

 

当院ではかなり困難を抱えた問題や症例の治療のご相談もお受けしております。

主訴(患者さん側の痛みなどの主旨)を大切にし、可能な限り歯は保存します。

 

まずはお話からお聞きします。

治療を受ける受けないは、また皆様がよく吟味され選択すれば良いと考えます。

まずはお話され、方向性を見出すだけでも、前進しますよ。

ご相談をどうぞ。

 

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0929268416

 

*EPARK歯科、を検索して下さい。

24時間ネット予約を受付可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


生きて行くのに大切なもの

2015-06-20 | 思うこと

三月、出身中学の同窓会幹事の仕事で、卒業したばかりの言わば後輩達130人の同窓会入会をお祝いする会がホテルオークラであり、そこでワークショップをする機会がありました。

幹事と言っても、その時々の集まりに来れる人が有志で行うようなものですが、今年は私達の学年が担当で、その同窓会主催の催しの内容を吟味計画し、実行しなければなりません。
 
今年の同窓会入会の催しの、時間が十分すぎるほどあるとのことで、時間つぶしもでき.皆さんで楽しんでもらうため、私がワークショップを立案し、司会をしました。
 
テーマは、生きて行くために必要なもの、大切なもの。
数字や数値が関わるもの、または数字などは一切関わらないもの、を各テーブルで挙げてもらいました。
楽しい会になるように、「ウケ狙いの答えでいいからね」とは伝えていましたが、
中学卒業したばかりの15才の回答はなかなか面白かったです。
 
生きて行くために必要な、数字数値の関わるものに、時間、時計。
これは中学生らしい回答ですね。
中には、夫の保険金、髪の毛がありました!
 
会場の爆笑を誘いました。
 
数字が関わらないものに、愛が最も多く、おふざけには、玉ねぎマン...これは謎でしたが、健康にいいから?と聞くと、それでいいです~とか。
あと、素晴らしいのが、
コミュニケーション能力!
そして、情熱、もありました!
すごいですね~
 
生きて行くためには、数字数値ばかりを考えて行くことは大変疲れることです。
大人的意見で言えば、数字が出るということは、比較や優劣につながることなのです。
シビアに言うと、お金、成績、戦績、あの人はブランド品をいくつ持ってる、偏差値が高い低い...
などなど。
 
また、逆に数字の関わらないものは、人を強くします。
宇宙、地球規模で物を見ること、
思い、自然の移りかわり、経験、挫折、失敗、などなど。
 
このワークショップには正しい答えはありませんし、答えに終わりはありません。
しかし、そんなふうにキリがないことも、
人の思考の奥行きを作る、大切な、数字に関わらないものではないでしょうか。
 
つまり、終わりのページがない、ということ。
他と比較できないこと...
自分は森羅万象に生かされていること...。
それらが人を強くするのだと思います。
 
生きて行き、死んで行ったあとの人間にもつながる、
永遠に大切なことなのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

長い長い間ありがとう

2015-01-29 | 思うこと

今朝、いつも部屋を暖かくしてくれるオイルヒーターが、スイッチを入れてもコンセントを抜き差ししても、電源が入らず冷たいままでした。

開院当初からずっと一緒に冬を過ごしてきたのに、突然に静かに寿命が来たのです。

長い長い間ありがとう。


子供の頃の経験 その2 筑紫野市*のりこキッズマム歯科医院

2014-12-29 | 思うこと

「子供の頃の経験」で以前にも書きました。よろしければ当ブログ内検索で合わせてお読み下さいね。

ある姉弟お二人の治療が終わった後、「先生どこ行った~?」…と弟くんの声が聞こえたので待合室をのそくと、

 

めちゃニタニタしてました。リアクションして欲しそうでした。笑!

 

ご褒美のペンでペディキュアしたようで。

見せたかったようです。笑!

 


子供の頃の経験 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2014-07-03 | 思うこと

いつも来ている三人兄妹が先日、

お人形を連れて来ました。実は2度目。

 

春、最初に抱かれて来た時の感動と笑い!

スタッフさんも皆、母親ですし、

自分たちが子供時代に通って来た道です、

診療室に爆笑が響きました。

久々の衝撃でした。ゴスロリ?アート?って思いました。

1度目は画像を撮れなかったので、

また連れてきてもらいました。

 

めちゃめちゃ愛されてるこのお人形。

お母さんは「気がついたらこうなってました」と

笑ってました。それでいいんです!

子供の遊びですから!

むしろ健全。

「かわいそうやない?」と声かけてればじゅうぶん。

 

一番遊んでたのは、数年前の小学校入学前

らしいのですが、今では上2人は、

この人形を怖がって近寄らないらしく。

末っ子のお人形になっているらしいです。

 

こういったいたずらが、子供の経験に必要です。

 

今の時代、お利口さん遊びを大人があてがい

過ぎます。

自分たちで経験し創造し、想像することで

子供はいい事やわるい事を学んで行くんです。

 

最近大人の幼稚で善悪無い事件が多いのは、

やった経験のない悪さやいたずらに、

今頃!?という年齢で関心を持つからです。

 

 

 

 

 


文明の利器は、いつかダサくなる

2014-06-23 | 思うこと

先日、古書のお店に立ち寄りました。

何かを探すつもりもなく、通りかかった感じでした。

数軒あったお店はガラス張りで、外からうず高く積ま

れた様々な古書が見えました。

文学全集、芸術、文化、歴史などの書物が

その時代の輝きを一度終え、しかしまだ現代でも

呼吸し続けていました。

 

それは言ってみれば、歴史ある木々が立ち並ぶ場所に

見えました。

古書=紙は、もとは植物ですから、そう見えた時に妙

に納得がいきました。

私達が生きて行く上で、歴史というものは、

まるで古びて役立たないものに見られます。

対岸に進化をしながら人に用いやすくなって行く

医学や科学技術などが存在するからです。

 

しかし、私達の後ろ側にあり古くなって行く歴史は、

実はいつで真新しく呼吸していると言えます。

例えば冒頭の古書ですが、様々な分野の時代をリアルタイムで物語っています。

紙は古くなっていますが、時代はそのままで生きているのです。

 

一方でいつでも真新しく便利になって行く医学や

科学技術は、その時代の最先端としては

大変眩いほどのきらびやかさを伴い、

古くなって行くものや不便になって行くものを

嘲笑うようですが、後で見るとどうでしょう…

なんだか滑稽なほどに古び、長く生きることが出来ません。

 

携帯電話が初めて出た頃は、

「電話を持ち歩くなんてかっこいい!」

とみんなが思っていたわけです。

初めは肩にかける水筒のようなショルダー式でしたが

今となってはそんなタイプの携帯電話なんて

ダサい代物です。笑

 

そういう変遷も言えば歴史と言えば言えるのかもしれませんが、

本物の歴史とは、

次世代になっても生き生きと蘇るものであり、

つまるところ古びることなく存在し、

いつになっても後ろ側から私達の意識を支え続ける思い出のような、

過去のものになっても呼吸し続けるものかな…

と思ったりしています。

 

 

 

 

 

 

 

 


乳がん検診*ピンクリボン ―のお話 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2014-06-16 | 思うこと

先日乳がん検診に行きました。

定期検診を受け始めたのは、末っ子が2才のころからです。

もう8年、福岡市中央区天神の、

高木ひろみ乳腺レディースクリニックで定期的に検診を受けています。

先日伺った時、院内掲示板に高木先生が新聞掲載された記事とピンクリボンマークのマスク販売が掲示してありました。マスクの収益で検診車購入を目指す、とのこと。

受付スタッフの方に仕事場に貼らせて下さい、と声をかけると、掲示物を下さいました。

当院は女性が多く来院されるため、広まるといいな、と思います。

イベント的なお祭り騒ぎで終わるのは残念…。

本質を考え、心から祈る気持ちです。

 

乳がんからの転移で、昨年親友を亡くしたのです。

「人ごとだと思ってた。検診に行ってたら良かった…」

彼女からの告白は、周囲の友人の中では私だけにありました。思い返す度に、今でも胸に何度も刺さります。

一周忌の弔いの気持ちです。


神社・仏閣の静けさ

2014-05-01 | 思うこと

糸島、桜井神社です。

桜井はよく通る道なのですが、桜井神社に訪れたことはありませんでした。

「嵐」櫻井くんになぞらえて、コンサートチケットが当たりますように!

などの祈願に訪れるファンもいるとかで?笑

神社は奥まったところに存在するので、近くはよく通る皆さんで、

実は行ったことがない、という方々も多いのではないでしょうか。

ここ、卑弥呼がいたんじゃない?

というのが私の感想。笑

 

それくらい、森に囲まれた神秘的な場所にあります。

 

 

 

 

 


癒すのは結局は人。 もちろんそれは医療に限りません。     筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2014-03-03 | 思うこと

先日、情報番組で「歯科医療の最先端特集」を見ました。

こういう番組見ると、微妙な心もちになります。

最先端医療が保険診療適用になるためには数年かかる点もありますし、

そして、それらのシステムを歯科医院が導入できるのもすべての医院で可能とは言えないからです。

新しいシステムや設備を導入することは、それなりの費用も歯科医院には負担になります。

歯科医院は過剰な時代を迎えており、システムを導入したいと考えても、実際のところそれを全て取り入れたところで経営が早期に成立するのはほとんど望めないでしょう。

むしろ経営破たんに追い込まれてしまうというわけです。

つまり、無理な診療にも繋がることも懸念されます。

 

それらは歯科だけに言えることではありません。

 

例えば、新しいものをすぐ取り入れない病院は、医療の質が下がるのか?

ということまで考えます。

そんなことはありません。最新の医療や薬はちゃんと勉強し、時代の流れを知っておくことは大切

なことで、それを勉強した上で吟味し、たとえ設備として導入しなくても、

いつも新しい知識が豊富...しかし良いものを残し選択してきた

良質な医療はあります。

 

昔からの皮膚科の先生の調合薬がステロイドより良く効く、とか、

あそこの整形外科の先生は病院が古いが目利き(診査)がいい、という ”人の力” は決して

排除してはいけないと思うのです。

 

医療は人が中心です。

治すのも癒すのも人だと思います。

それはドクターだけの話でなく、周囲のスタッフさんにも及びます。

 

新しいものが出ると、わーっとそちらに視線が向いてしまうというのは、

なんだか新しい家電製品が出た時に似ています。

新しいショップや、新しい公共施設・ショッピングセンターが出来たときも、周囲の視線は集まります。

 

しかし、”人”が中心の世界があることを、忘れないで頂きたいと思います。

 

新しいカフェ、レストラン、美容室・・・なども人を中心にした世界です。

どんなに設備やシステムが良くても、それなりのサービスに高額な料金を支払う場があったとしても、人の対話、コミュニケーションが成立しなければなりません。

 

結局癒されるのは人との関わりなのだと思います。

 

以前他院で治療方針や治療費などについてじゅうぶんな納得が得られなかった、

というご相談が多いです。

人はコミュニケーションがとれることこそ、憩いの場になります。

それは、ショップ、カフェ、医療、どんな場でも同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


はっ、、と気付いたら2月も逃げていました 筑紫野市原田 のりこキッズマム歯科医院

2014-02-28 | 思うこと

やけに夜明けが早くなり、スズメがさえずるように

なったな、と思ってみると、

もう今日で二月も終わります。

本当に、二月は「逃げる」ですね。

 

さぎのさきちゃん、先日また見かけました。

小雨の日でしたが羽はふっくらしていました。