今回は最近の小児歯科事情、つまり、
子供の時期の歯のチェック、歯科医院との連携が
何故必要なのかをお話しましょう。
「子供の歯はどうせ抜けるから」とちょっと甘く見ているお母さん方、いらっしゃいませんか?
ドキッ…!
と、されたお母さん、今日からちょっとお子さんの歯のこと、心配していきましょう。
「この歯を治療します」と伝えると「その歯って乳歯ですよね?治療しないといけませんか?」的なことを言われます。
これだけ健康についての情報がある世の中になっても、
まだまだ子供の歯についての正しい知識が語られる場がありません。残念なことです。
(どこかな媒体さん私を呼んで下さい。
きちんとわかり易く喋りますから。笑)
いつの時代にも子供達が生まれているように、
乳歯の時代のお子さんを持つママ達が繰り返し生まているわけですから、正しい乳歯の知識を繰り返しお伝えしていく必要性を感じます。
乳歯はどうせ抜けるんでしょ?だから治療しなくていいじゃない?
…と考えてしまっていた親御さん、
子供の風邪はどうせ治るんでしょう?だったら放っておいていいじゃない?
と同レベルであることをしっかり頭に入れて頂きたく思います。
むしろ…
風邪は軽いならば治りますが、歯は一度虫歯になり進行すると、
元に戻ることが皆無だということ十分わかって頂きたく思います。
歯は硬組織です。
一度穴があいたら、穴が微細な時期に管理されるか、悪くなった部分を取り除く(削る)以外に、
独りでに穴が塞がったり治ったりすることはまずないのです。
だからこそ早めに発見できるように歯科と連携する必要があります。
歯はからだの健康を作る食事をしていくために、食べ物を噛み砕き、唾液をはじめ体内の消化酵素を分泌するために
脳からのサインを促す咀嚼運動のための大切な道具でもあるのです。