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「赤ちゃん連れで議会」その4ーT.P.Oとマナーとモラルとルール

2017-11-30 | 筑紫野市 小児歯科
ルールはあとからついてくる、とは...。

マナーにもモラルにも、ある程度ルールはあとから出来てきます。
暗黙の了解だったり、規則だったり法だったりと様々ですが...。

マナーは周囲を不快にさせない、周囲から飛び出た行動にならないように、という割と範囲の狭いものでしょう。
モラルはそこから少し進め、被害が出ないよう、範囲もさらに広く、社会に悪い影響を及ぼさないよう、という感じでしょうか。
(モラルについては時代、国々、文化により状況が変わりますが、ここでは良い方向に向かうためのものを指します)

緊急の危険性がないような場合、例えば空間に対してマナーが良くないなどの場合、ルールを先に主張してしまえば、その場のマナーはどうでしょうか。
例えば大声で周囲の状況を見ることなくルールを主張、大きな文字で注意事項が並んだりすることで場の雰囲気は、ルールを守らせるほうの自己主張により壊れます。

だからといって、マナーを逸脱してしまっているほうの自己主張で、
例えば買って欲しいものがある子供が、我が通らないからという理由で床に寝転んで
「買ってくれなきゃヤダ!」
と叫んで言うことも場の雰囲気を壊し、よろしくないでしょう。

また、顧客側に粗相をしたから、と顧客側が主催側を怒鳴り散らすのもどうでしょう。

マナーとは様々なその空間を上手く雰囲気良く双方、周囲が過ごせるものだと考えます。
ルールは双方、周囲のためのルール、と言えるのではないでしょうか。




モラルという見方になるものは、社会的に影響の大きいもの、被害が出てしまえば大変なものですが、つまり、一般的な日常の状況よりさらに社会的なもの、社会に重要なポジションである社会的立場の人々は、マナー逸脱をしてしまうとマナーの段階を一気に超え、モラル逸脱という見方をされるものです。

そういう立場にいる人々は、マナーと言われる段階はすでに習得しているものとみなされるものではないでしょうか。
ですから、社会的立場にいる人々はモラルを問われ易いものです。

それはどんな話題であろうと、ある程度仕方がないことかもしれません...。

マナーと言われる小さな段階で、空間にいる双方が空間を守ることができれば、マナーで終わったかもしれない見解が、双方が譲らないことでヒートアップし、感情的になり、モラルを問われるまでに発展してしまう光景は、あちこちで話題に登ることです。

マナーを考えられる大人でいられることが場の空気を守ることにつながっていたはずですが...。
どうすれば良いかを冷静に考えることができれば...。

今回の議会での画像ですが、議会は話し合いの場です。
その場の自分達についてのことを冷静に話し合い出来ない姿は、一般人どうしのイザコザにしか残念ながら映りませんでした...。
本当に難しい世の中の問題を、整然と言い合うことなく議論されるのでしょうか。

相撲界の飲み会の席のイザコザはどうでしょう。
あくまでも焦点を絞って見れば、ですが、
マナーの段階でどうにかできれば、
日本中を巻き込むものだったでしょうか。

社会的立場にいる人々の話をする前の段階としても、世の中には、T.P.Oもマナーも、モラルもぐちゃぐちゃに混ざり合っているような気がしてなりません。

このまま自己主張ばかりの世の中になっていくのでしょうか...

そんなふうに思って眺めた今回の話題のいろいろでした。