こんにちは、トリです。
今日は鏡開きですね。
正月が終わり、天気も冬本番という感じに冷え冷えですね。
寒い日に恋しくなるなるモノと言えば、お鍋(おでんを含む)やポカポカお風呂ですよね。
トリは長湯する方ではないのですが、お風呂は好きです。特に寒い日のお風呂は至極ですね☆
そこで今日はお風呂に関してのテーマです!
トリは生まれつき足のスネが”サメ肌”で、冬になるといつの間にか割れて流血していたり、かさぶたができていたりします。
なので、お風呂に入るときは、しっとり成分や”コラーゲン入り”入浴剤(粉末・固形)を浴槽に入れます。
シャワーで済ませる時は”しっとり”系の入浴剤(液体)を洗面器に入れて、足浴しながらスネにかけます。
((株)バス〇リンHP) https://www.bathclin.co.jp/
(花〇株式会社/ バブ) http://www.kao.com/jp/bub/
入浴剤の効果は・・・若干あかぎれの箇所が減っているような・・・なんとなく効果が”ある”気がします。
『しっとり系入浴剤』あるあるなのですが、結構パッケージに”ヌルヌルする成分が入っています”との注意書きがあります。
トリは前に浴槽内で体勢を変えようとした時に、入浴剤のしっとりヌルヌル成分のおかげで、足とお尻が滑って浴槽内で溺れかけたことがあります。
その時は、しっとり成分はありがたいのですが、『ヌルヌルは要らない』と思いました。
お風呂は床が水で濡れていて、ただでさえ滑りやすい環境です。
さらに石けんやシャンプーなどでよりツルツル・ヌルヌルして滑りやすいです。
加えてヌルヌルした入浴剤なんて・・・お風呂が危険地帯になりますよね。
保湿成分が入っているのに『滑らない入浴剤』があったらほしいですね☆
バ〇クリンさんとかが開発してくれないものかなぁ・・・と思います。
『滑らない入浴剤』の需要としては、トリのようなオッチョコチョイなヒトや受験生のゲン担ぎ・・・とかですかね・・・。
あとは・・・トリが高齢者施設で仕事をしていた時に、通い(デイサービス)・短期(ショートステイ)のお風呂には毎日入浴剤を入れていました。
(※施設の浴槽は銭湯並みに広いので、よく普通の家庭にも置いて使い切れずに固まってある”アノ入浴剤”バスク〇ン粉を毎日まるまる1パック使っていました。)
入所も”入浴剤の日”がありました。
※いろんな介護・福祉雑誌や論文でお風呂に入浴剤を入れている施設が紹介されているので、トリの職場だけではなく、全国津々浦々の高齢者施設で入浴剤入りのお風呂が実践されているようです。
※トリが勤めていた施設では、入浴剤が入っている日と入っていない日の利用者のお風呂満足度は全然違いました!しかも入浴剤をケチって少なく入れると利用者から「今日は薄い。もう少し入れろ。」と催促・苦情がきます。それだけ入浴剤入りのお風呂は気持ちがイイということですね!
入浴剤話とは関係ないのですが・・・・
入浴介助の時は、お風呂での事故が多いので結構神経をピリピリさせながら、そして職員自身の脱水に気を付けていました。
入浴介助は、サウナ・・・ロウリュウと言いますか・・・蒸し風呂の中で水分補給できないまま2時間ほど神経を尖らせて作業しなければならないので、本当に大変です。
入浴介助が終わって、お風呂の掃除を終える頃にはフラフラのヘトヘトになります。
もうフラフラのまま、すぐにユニフォームに着替えて、担当の階まで階段で猛ダッシュします。
それから
→ベッド(部屋)から食堂までの移動介助
→昼食前の『口の体操』
→水分補給準備・配膳
→食事介助
→食べた量の記録・下膳
→歯磨き・入れ歯洗う介助
→食堂からトイレまでの移動介助
→トイレ介助
→トイレからベッドまでの移動介助
→トイレの回数記録
をして、やっと昼の休憩です。
昼の休憩といっても、結局は休憩中にご飯を食べながら、記録の時間(利用者のご家族へのお手紙、ケアマネへの報告書、担当利用者の記録日誌・月誌、ヒヤリハット報告書など)と記録や連絡・報告書を読む時間に取られるので実質”無給の業務”をしています。
厚生労働省!!!このブログを読んでいますか??
介護職員は朝9時頃から14時頃までのたった5時間ですら、命を削って上記のような過密な業務をしているんだぞ!!
給料上げて、労働環境を向上させるような法律を作ってくれ!!!
入浴介助に関しては・・・
入浴介助1時間でもキツいので、介護福祉関係の法律で”入浴介助作業は1時間までとする”、
”入浴介助後は職員もシャワーで汗を流し水分補給することを義務とする”
という法律ができないかなぁと思います。
理由は、
職員がフラフラのまま介助なんて、危険すぎますよね。
あと朝から髪の毛までビッショリ汗と脂で濡れたまま『不衛生な状態』で、髪の毛がベタベタでしっとりとペタッと汗まみれな状態のまま夕方18時頃まで施設内にいるのですよ。
どんなに施設内をキレイに清掃しても、利用者の服やシーツを新しくキレイに清潔にしても、介助する『職員が汚いまま』では意味ないですよね。
(施設内の気温設定25℃になっているので、ただでさえ職員が汗をかきやすい環境です。)
職員が汗をたくさんかく入浴介助・オムツ交換・一斉の移動介助の後は「衛生」上シャワーで汗を流させてさせてほしいですね。
免疫力・抵抗力が弱った高齢の利用者が不衛生な職員から菌をもらって『日和見感染』が起きないか、いつもヒヤヒヤです。
(※ちなみにトリの勤めていた施設の日勤職員の出社は朝7時半頃でした。
【実際の出勤時間は7時過ぎで退社が18時半過ぎで、1日平均2~3時間サービス残業でした。研修がある時は無給の休日出勤・出勤日なら5時間のサービス残業をしていました。】)
入浴剤の話に戻ります。
お風呂は本当に危険がいっぱいです。
お風呂での利用者と職員共通の危険が『滑って転んで打撲』、打ち所が悪ければそのまま帰らぬヒトですよ。
施設を利用している歩けるヒトは多くが認知症でボケていて注意力が無いです。
しかも施設のお風呂は銭湯のように広いために、洗い場から浴槽までの移動距離も長いです。
移動距離が長い分、(ツルツル・ヌルヌルで滑って転ぶ可能性がある)危険な時間も長くなります。
『滑らない入浴剤』があれば、若干ですが危険リスクが確実に減ります。
これからますます高齢化していくので、施設だけにとどまらず、家庭でも『滑らない入浴剤』があれば、その需要は高まっていくかもしれませんね!
入浴剤メーカーの方でこのブログを読んだ方がいらっしゃいましたら、保湿成分が入っているのに『滑らない入浴剤』の研究・開発→商品化を検討していただけるとありがたいと思います。