戦闘モードの世の中を生きるトリ

見た目もチキン、脳内もチキンなトリが失敗と愚痴を言いながら殺伐としたこの世の中を考え学んでいくブログです

北米とカナダでJ&Jベビーパウダーが販売停止!!

2020-07-01 14:22:37 | 教訓・学び・知恵

こんにちは、トリです

毎日、蒸し蒸し暑い暑いで「The 梅雨」の天気ですよねしかも、この時期は曇っているのに意外と紫外線が強いので、肌が弱いトリにとって、室内にいても油断ならないです

そんなわけで、日の出から日の入りまで室内にいても「日焼け止め」+「ベビーパウダー」がかかせません

 

(引用:ジョンソン・エンド・ジョンソン ベビーパウダー : https://www.johnsonsbaby.jp/powder/johnsons-baby-powder?upcean=4901730010344  )

 

 

先日、手持ちのベビーパウダーを使い切ってしまったので近所のドラッグストアへ買いに行くと・・・

J&J(ジョンソン・エンド・ジョンソン)のベビーパウダーが無くて、他にも何件か探し回りましたが、偶然にも見つかりませんでしたそれで、他社さんのベビーパウダーを購入しました

 

(引用:ピジョン株式会社 ベビーパウダー : https://products.pigeon.co.jp/category/index-37.html  )

 

帰宅してからJ&Jのベビーパウダーを検索したら下記の記事が出てきました

 

 

(引用:ジョンソン・エンド・ジョンソン、北米でベビーパウダー販売中止 / BBC NEWS JAPAN 2020年05月20日 )

https://www.bbc.com/japanese/52734473

米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは19日、タルク(滑石)を原料とするベビーパウダーの販売を、アメリカとカナダでやめると発表した。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、タルクを使った同社製品によってがんになったとする、何千人もの消費者たちから訴訟を起こされている。

訴訟は長年にわたっており、同社は数十億ドルの賠償金の支払いを命じられている。

同社は一貫して、タルク製品の安全性を主張している。

「発がん性物質で汚染」と訴訟

ジョンソン・エンド・ジョンソンによると、タルクを使ったベビーパウダーの販売(同社の米医薬品市場における売り上げの約0.5%に当たる)を今後数カ月かけて減らしていく。在庫のある小売店は、その分の販売を続ける。

同社に対しては、同社のタルク製品が発がん性物質の石綿(アスベスト)で汚染されているとして、1万6000人以上が訴訟を起こしている。

同社は問題となっているベビーパウダーについて、北米での需要は減少していると述べた。「消費者動向の変化が大きいほか、この製品に関する誤った情報にも影響された」としている。

また、製品購入者たちに訴訟を起こすよう呼びかける弁護士たちによって、「絶え間ない集中砲火」に見舞われてきたとしている。

「タルク原料の本製品の安全性には確固とした信頼を置いている。世界の医療専門家たちによる何十年にもわたる独立した科学的研究は、私たちの製品が安全であることを示している」

「新型ウイルス流行で見直し」

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、今回の販売中止について、新型コロナウイルスの世界的流行を受けた消費者向け製品の見直しの一環だと説明した。

同社は、米食品医薬品局(FDA)の検査で同社のベビーパウダーに微量のアスベストが検出されたことを受け、独自に検査を実施。昨年10月、アスベストは見つからなかったとした。

裁判所は2018年、同社のタルク製品によって卵巣がんを発症したと訴えた女性22人に47億ドル(約5070億円)の賠償金を支払うよう同社に命じた。同社は上訴している。

(英語記事 Johnson & Johnson stops selling baby powder in US」(原文まま)

 

 

 

 

<駄 文>

 

(引用:米ベビーパウダー訴訟、J&Jに賠償命令 金額は減額 / 日本経済新聞 2020年6月24日 5:45 )

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60715480U0A620C2000000/

【ニューヨーク=西邨紘子】米医薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のベビーパウダー使用による健康被害を訴える裁判で、ミズーリ州控訴裁判所は23日、J&Jの賠償責任を認める判断を下した。賠償金額は46億9000万ドル(約5000億円)から約21億ドルに減額した。

この訴訟は、米国で女性消費者22人がタルク(滑石)を原料とするJ&Jのベビーパウダーの長年の使用によりがんを発症したとして同社を訴えたもの。2018年にミズーリ州巡回裁判所がJ&Jに高額の賠償金支払いを求める判決を下し、これを不服としたJ&Jが上訴していた。前回の判決がJ&Jに課した賠償金46億9000万ドルのうち、41億4000万ドルが懲罰的賠償金だった。今回の判決ではこの部分が16億2000万ドルとなり、大幅に減額された。

J&Jは米国でベビーパウダー商品を巡り2万件近い訴訟を抱える。同社はこれまで一貫して商品の安全性を主張してきた。一方で5月には、売り上げ低迷を理由に北米地域で同商品の販売中止を決めている。北米以外の地域では販売を続けている。」(原文まま)

 

↑ ということで、日本では販売停止にはなっておらず、たまたまトリの住んでいる周辺のドラッグストアでは売り切れだったようです

調べてJ&Jのベビーパウダーのニュースを調べていると「卵巣がん」という単語をよく見かけました

 

(引用:ベビーパウダーと卵巣がんに関連性なし、米誌に研究論文 / AFP BB NEWS  発信地:ワシントンD.C./米国  )

https://www.afpbb.com/articles/-/3262597

【1月9日 AFP】陰部へのベビーパウダー(タルカムパウダー)の使用と卵巣がんには関連性はないとする研究結果が7日、米国医師会雑誌(JAMA)に発表された。25万人以上の女性を対象に米政府機関が主導して大規模な調査を行い、まとめたもので、JAMAの誌上には調査方法を評価し、結果について「総じて安心感を与える」ものだとする論説も掲載された。

 ベビーパウダーは臭いや湿気を取るため直接肌に塗るほか、下着や生理用ナプキン、タンポン、ペッサリーに振りかけるなどの用途で長年利用されており、一般的に高い年齢層の女性たちの間で多く使用されている。

しかし、発がんリスクがあるとの研究報告もあることから、ベビーパウダーの使用に関しては長らく論争の的となっていた。米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は2018年、同社のベビーパウダーに含まれたアスベストにより卵巣がんを発症したと主張する女性22人に対し、47億ドル(約5100億円)の損害賠償の支払いを命じられており、現在も上訴審が続けられている。

 ベビーパウダーに使われる鉱物のタルクは実際アスベストの近くで形成されることも多く、1970年代にはタルクにアスベストが混入しているとの懸念が浮上。またパウダーが膣(ちつ)と子宮を経由して卵巣に侵入する疑いがあるとして、ベビーパウダー使用者の卵巣がん発症リスクは高いとする研究調査もある。

 米国立環境衛生科学研究所(NIEHS)のケイティ・オブライエン(Katie O'Brien)氏が率いた今回の調査で、研究チームは1982~2017年に収集された女性25万人超のデータを網羅した4回にわたる大規模調査を統合。

 パウダーを使用していた女性と一度も使用したことのない女性を比較したところ、統計的に有意な関連性は認められず、使用頻度や使用期間での比較でも関連性は見つからなかったという。

英オープン大学(The Open University)のケビン・マッコンウェイ(Kevin McConway)名誉教授(応用統計学)は今回の調査について、「優良かつ十分で、慎重に行われた」と評価する一方、タルクとがんの関連性を完全に排除することはできないとも指摘している。(c)AFP/Ivan Couronne」(原文まま)

 

↑ 現段階の調査では「タルクとがんの関連性はない」ですが、まだその結果を”完全に”肯定することはできないグレーの状態ということですねもしもタルクを気にするのであれば、いろんな化粧品にタルクは含まれているので完全排除は難しいですね・・・

 

それにしても・・・そんな使い方もあったのですね

それで「卵巣がん」と・・・・