鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
今季初めてのウラナミシジミと出逢った。
シルビアシジミを追っかけていた目には、
とても大きく感じる。
初めての子は、女の子。
表翅はチラッとしか見せてくれなかった。
でもこれから秋まで、
嫌と言う程逢えるはずだから、
まあ、ボチボチと・・・
先週、近所の川辺で、
絶滅危惧種のシルビアシジミを見つけた。
あれから1週間経ったけれど、
逢えるだろうか?
先週出逢った場所を中心に、
ウロウロしたけれど、
なかなか見つからない。
いるのは、モンシロチョウと、
ベニシジミたち。
それと今季初めてのウラナミシジミ。
シルビアは諦めて上流の方へ向かった。
200m程歩いた辺りで、
青い翅の小さなシジミ蝶が2頭。
チロチロと地表近くを飛び回っていた。
シルビアか!?
いや、ヤマトだろうね~、と、
あまり期待をせず、パチリ。
そして、すぐに確認。
シルビアシジミだった!
初めて、シルビアの男の子を確認!
最初の子は翅が少し傷んでいたけれど、
こっちの子は無傷。
この子も素敵な表翅を見せてくれた。
あ、またさっきの子。
ずっとこの2頭が交代交代で、
素敵なブルーを見せてくれて感激。
もう初夏とは言えない季節だけど、
5月末から6月頭にかけての写真が、
まだ残ってるので・・・ ダッシュ!
山手の公園のラミーカミキリ。
外来種だけれど、
もうすっかり日本に定着している感じ。
目立つしね~。
「なにか、文句でも?」と言いたげ。
ラミーカミキリのカップル。
模様が模様なだけに、なんかね~(笑)
葉っぱの向こうから顔を出した君は・・・
誰?
でもその後ろ姿、
特徴的な模様ですぐにお名前判明。
アトワアオゴミムシ
見る角度で色が変わる綺麗なゴミムシ。
チラッとカワゲラ。
フタツメカワゲラ属の一種みたい。
綺麗な飴色のボディのちっちゃな蜘蛛。
ササグモ。
ボクシングのグローブ付けてるみたい。
これは、オスだけらしい。
白い蛾を撮っている時、
写り込んでいた謎の虫さん。
チビタマムシ系かな~?
その時、気が付けば良かったけど、
3~4mmだもんね。
なんかちっこいのがいる!と思ったら、
ツノゼミだった。
トビイロツノゼミ
大きさは、5~6mm。
ツノゼミの仲間では、
最も良く見られる種類らしいけど、
初めてお目にかかった。
一瞬、Gか!?と・・・
でも良く見たら、カメムシだった。
フタモンホシカメムシか?
クロホシカメムシか?
脚の付け根の色が違うらしいけど、
見てない、見えてない。
トラマルハナバチ
この1枚しか撮れず、残念。
ちっちゃな、ちっちゃな、
少し青みを帯びた白い綿埃のようなものが、
目の前をふわりふわり・・・
葉っぱの上に舞い降りた。
綿虫・・・?
あまりにも小さいので、
今までスルーしていたけれど、
ちょっと撮ってみようと思った。
撮れるかな?
2mmにも満たない小ささ。
うわ~、赤い目してる!
触角もあるし、
翅に模様が入ってるのね。
ま、ちっこくても、虫だし・・・(笑)
フワフワで、可愛い~!
この子の正式名称は、
エノキワタアブラムシ。
エノキに寄生するアブラムシで、
無翅型と有翅型があり、
多量の綿毛状ワックスで覆われている。
エノキワタアブラムシは、
春から見られる種類。
北国では、雪虫と呼ばれるものの一種。
九州では、雪虫より、
綿虫と呼ぶことが多いかな?
春から飛んでるし、
雪降らないし、ね。
因みに、
タマワタムシ科に属するアブラムシは、
全て雪虫と呼ばれているらしく、
北海道では、
トドノネオオワタムシ(約5mm)、
ケヤキフシアブラムシ(約2mm)等が、
10月中旬~下旬の間に飛んで回るそうだ。
綿虫くん、
また舞い上がっちゃったので、
オバサンの汗ばんだ掌でキャッチ。
何匹も飛んでいたから、
さっきの葉っぱの上の個体とは別かも。
ピントはイマイチだけど、
いい感じに撮れたんじゃない?
後姿も可愛い~!
土曜日に、
シルビアシジミを見つけたもんだから、
翌日曜日は、
どうしてもシルビア探しがメインに・・・
でも、そこはやっぱり、
クロツバメシジミたちもチェック。
だってこの先も、そしてまた来年も、
ここで逢えるとは限らない。
環境の変化に左右される、
儚い、脆い存在の彼らだもん。
またね!は、ないかもしれない。
虫さんたちって、
それがある意味、魅力で、
ハマってしまう理由なのかもね。
まあ、しぶとい虫さんもいるけど・・・(笑)
裏後翅のオレンジ色が割と目立つ子。
土曜日に見かけた子には、
オレンジ色はほとんど見えなかった。
同じ蝶なのに、みんな微妙に違う。
みんな最近羽化したのかな?
翅の傷んだ子がいない。
なかなか花止まりしてくれなかったけど、
やっと・・・
ちょっと貧相な花だけどね~(笑)
いつもは黒一色に見える表翅が、
虹色に輝いていた。
遠目にクロツバメシジミだと思って、
1、2枚撮ってて、
クロツバメのファイルに放り込んでた写真。
PCのモニターで見たら違ってた。
後翅に青い星はないし、尾状突起もない。
シルビアシジミの女の子だったみたい。