あらすじ:
義経が安達ケ原に行ったところ、何と鬼婆は不死身であった!
おまえも一緒に不死身になちゃえ、と言われ勢いでなってしまった。
弁慶はどこかに行った。
その後2人して転生をくり返し、気が付いてみると地球は核で滅びていた。
物資もない中、全身黒革などでキメた黒衣の用心棒・麗人クロウとなり、刀を背負って廃墟をさまよう。
ここまでで分厚い本の1/3。
ちょっと展開が早すぎないか。
やっと転生したと思ったら、もう滅びてるの?地球。
いくら不死身で転生しても、火星みたいな荒野だったらどうするのか。
あと火星人しかいませんみたいな。
会話も「ぐぎゃー」 「うけけけけ」ではSFにもならない。
荒唐無稽もここまで来ると、いっそすがすがしい。
昔見た菊池秀行という人の何かの本のあらすじも凄かった。
「マシンガンを持って深夜の墓地にあらわれたのは、セーラー服を着た老婆だった!」
どんな話なの!?
ジャンルはホラー??
貴志祐介の「黒い家」とか、3枚のお札とか、アンデルセンとか、
老婆が怖いというような話は、本能的な恐怖を煽るものなのか。
あんまり、おじいさんが追いかけてきても怖くない。
なぜだろう??
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