古希を聞き 死出の旅路か 草枕
水杯を 誰に拒まん By kinukototadao
& 自分らしさを演出できる旅を楽しんでみよう
○ 自分らしさを楽しむ「小さな旅」を企画してみよう
新聞で見てタイトルが気になっていたところ、雑誌の企画で見て行ってみたいと思っていた処、テレビで観て行ってみたいと思っていた処、友達とおしゃべりしていて急に行ってみたくなった処、そこへ行って楽しむ「小さな旅」を企画するのです。
一緒に旅を楽しむ相手は、気心が知れていて、好みが合っているお友達、似たような環境にいて、24時間ずっと一緒に居ても気づかれしない人がいいと思うのです。お互いに相手に対して気づかいしないで済むことが大切だと思うのです。それでいて、実は、秘かに気遣いしてくれている人。ちょっと要求が多すぎるかな。
日程的には、3泊4日から4拍5日くらいの期間。これより短い日程だと、行っても直ぐに帰ってきたみたいで、少し物足りなさを感じると思うから。
費用は、あなたの懐次第。余裕があれば、少し贅沢目に、余裕が無ければ、少し抑えた節約型で良いのではないかしら。
旅する時期は、旅の「テーマ」次第ということで良いのでは。思い立ったが吉日のケースもあるかしら。
○ 旅の「テーマ」
その旅に何を求めて旅するのか、それがその旅の「テーマ」です。
Nickさん御夫婦は、四国へ行かれたことが未だないので、四国。
できれば、最後の清流として名高い四万十川を入れたいということでした。私たちは、「二段階方式」の市町村展開の関係で、たいていの場所には行っているので、Tadの希望を入れて、大歩危/小歩危を旅程に入れることにしました。テーマは、「四国遊覧」とし、自然を楽しむことをメインに、桂浜や鳴門等定番の観光地も幾つか訪れることにしました。Tadが強く注文したのは、強行軍にならないこと、ゆったりとした日程でということでした。
○ プラニングの準備
先ずは、本屋さんに行って、目的地周辺に関する旅行本を探しましょう。何種類か選んで、地図入りの解説になっているかも要注意事項です。
○ 私が立てた小さな旅のプラン
日程は、時間短縮のため四国への往復に飛行機を利用することと、
現地滞在時間をできるだけ有効に使うという観点から、東京都内に前泊する関係上、4泊5日になりました。
○大雑把な経路と旅の概要
● 初日は、東京都内に前泊。ヒルトン・グランド・バケーションズ・クラブの会員なので、ポイントが使える関係で、Conradに泊まってみることにしました。一寸だけ、リッチな気分をという算段。
●二日目は、Jalを使って、高知に飛び、レンタカーを借りて、桂浜や高知城を楽しんだ後、大歩危の「ホテル大歩危まんなか」が宿となります。インターネットで探しただけなのだけど、楽しみ。
●三日目は、大歩危の観光と散策(かずら橋への挑戦)を楽しんだ後、自動車道を使って、阿波の鳴門に向かいます。宿は、エクシブ鳴門です。Tadが、翠陽の中華懐石が希望なので、ここに泊まることにしたのです。Tadの要望には、無抵抗で従うのが、私の習性だから。
●四日目は、淡路島に渡ってから、鳴門の渦潮観光が目的。事前の調査で、淡路島からの方が、渦潮観光に良いと分かったからです。お泊りは、再度エクシブ鳴門。夕食は、私の要望で、和食です。
●五日目になる最後の日は、鳴門から高松までのドライブを楽しんだ後、金比羅山への挑戦です。786段すべてを徒歩で行くのは、到底無理な話なので、途中500段のところまでは車で行き、そこから、徒歩で階段上りに挑戦する予定です(これぞ、捕らぬ狸の皮算用)。
〇 Tadが立てた詳細で具体的な旅のプラン
● 二日目の楽しみ事
羽田発09:35(By JAL493)
高知空港着11:05(レンタカーの配車予定時間は、11:40)
高知空港から高松空港までの3泊4日コースでレンタカーを借りて、先ずは、今日の昼食をいただくことに。だって、腹が減っては戦は出来ぬというでしょう。高知を代表する料理と言えば、黒潮の海の幸と皿鉢料理でしょう。(高知市本町2-1-19:本池澤088-873-3231)。
腹が満腹したところで、いざや、高知城へ。築城から400年余り。高知城は、国の重要文化財に指定されている追手門や天守閣、本丸正殿等が見どころ。高知城を堪能したら、桂浜へ。夫婦仲良く連れ添って浜を散歩した後は、五台山に在る竹林寺へ。四国霊場第31番札所。本尊は、知恵の仏様として知られる文殊菩薩。古希を目前にした私には、時すでに遅いと言うべきか。
境内には、本堂、大師堂、五重塔、宝物館等の見どころがたくさんあり、更には、県下三名園に数えられる見事な庭園もあるのです。
今日のお宿へ:
竹林寺の参詣を追えたら、今日のお宿である「大歩危峡まんなか」を目指します。峡谷の湯宿 大歩危峡まんなかは、四国のまんなかに位置し、大歩危峡や祖谷のかずら橋などの観光に便利な場所にあります。露天風呂からは、眼下に吉野川と渓谷を観賞できるのです。
そして、旅行の楽しみの一つは、なんといっても美味しいお料理。
● 三日目の楽しみ事
今日の日程は、ここ大歩危峡及び小歩危峡を楽しんでから、宿泊地である阿波、徳島は、鳴門に在るエクシブ鳴門に向かうだけの日程。
朝食を早々に済ませたら、大歩危峡観光遊覧船にホテル前から乗船して、ホテル大歩危峡まんなかの桟橋を出発してから、下流の2kmを往復する4kmの船旅です。紅葉の時期には少しばかり早いかなと思うのだけど、30分間の舟下りが今からとても楽しみです。
舟下りを体験したら、再びレンタカーで、小歩危まで上って行き、そこで折り返した後、東に向けて行き、平家屋敷民俗資料館を訪れるのです。ここは、安徳天皇の御典医、堀川内記の屋敷を資料館にしていて、平家の赤旗、武具、古文書などの宝物が展示されているのです。源平の昔を偲び、しばし歴史のロマンに浸ってみたいではないですか。そのあとは、いよいよかずら橋。平家の落人達が考案したと言われる吊り橋は、日本三大奇橋の一つとして有名なのです。敵方である源氏の追手達が来れば、断ち落とせるよう、野生のシラクチカズラで編まれているのです。祖谷川の上流14kmの地点にあります。昼食は、いこい食堂で名代の祖谷そばとアメゴの炭火焼きを食す予定。食後は、阿波十郎兵衛屋敷目指して一直線。少し無理でも、14時からの人形浄瑠璃の上演に間に合わないといけないの。その後は、阿波おどり会館で16時からあわ踊りを鑑賞する予定。
今日の泊りは、エクシブ鳴門。夕食は、Tadの強い希望で、レストラン翆陽での中華懐石なのです。食事もさることながら、料理ごとに出される器がとても洒落ていて、紹興酒にも酔いしれるのです。
● 四日目の楽しみ事
今日は、淡路島に渡り、淡路島側から鳴門の渦潮を楽しもうという算段なのです。聞くところによると、淡路島側からの方が鳴門大橋を渡れるうえに、その他の利点(国家機密)も多いということなのです。渦潮観光の後は、鳴門公園の千畳敷展望台内にある食事処、うづ乃屋で昼食の予定。鳴門海峡を眺めながら名物の鯛料理を味わいたいと思っているのです。
戦の前の腹ごしらえが終わったら、大塚国際美術館を訪れます。大塚国際美術館は、世界に類例のない陶板名画美術館で、世界25ヶ国の190余りの美術館が所蔵している1000点余りの西洋名画を陶板に焼き付けて、原寸大で再現しているのです。
今日のお泊りは、再び鳴門に帰って、エクシブ鳴門です。夕食は、今度は私の希望を入れて、和食ということにします。
● 五日目の楽しみ事
今日は、四国旅行の最後の日です。高松と言えば、金毘羅宮ですよね。問題は、石段の数。どこまで挑戦できるか、500段近くの駐車場まで車で行って、お昼を食べて、それから徒歩での登段と言うことになりますが、どうなることやら。
● その他
実は、小型サイズのスケッチブックと五色の色のボールペンを買ったのです。私なりに印象が深かった場所で、下手な(but、横好きではない)スケッチを楽しもうと考えているの。
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