初めての椅子、初めての座面の編み方
Audoux-Minetというフランスの1940年代のアンティークチェア
元の座面はアバカ織り、フィリピン等にあるバショウ科のアバカという植物の繊維です。
七島い(しちとうい)でもできないかとご相談いただきました。
元の椅子をお手本にして織り編みしています。
巾2センチ程の紐を作りながら織り込んでいきます。この巾を保つには約60本の七島いを三等分し、足りない分差し込みながらより合わせ、三つ編みの紐にしていきます。これは丈夫です。
織り方は単純ですが手間がかかります。
基本地道なコツコツ作業が好きですが、これはかなり根気が必要です。
バナナの葉の小屋掛けの下ででもできればぴったりだな。
夏は裸足、ゴムぞうりでの座編み作業が気持ちいいです。