ザフスツール zafu stool 体の感覚で座堀り

2021-09-17 | 椅子

ザフスツール zafu stool 座堀り

機械で荒堀り、次に臼彫りちょうなで掘っては試し座りを繰り返し座り心地を攻めていきます。
座り心地がほぼ決まったところから丸鑿、小槌に持ち替え叩いて仕上げ削りします。

初めて作ったザフスツールは臼彫りちょうなも持っていなかったので栗の木の玉切りした丸太を金矢で割り、チェーンソーとプレーナーで平面に、
できた生の栗の板をとにかく丸ノミで掘り、座っては掘りを繰り返して生まれました。
それからは定規や治具を作って効率よく同じ物ができるよう考え作ってみましたが、なかなか同じ座り心地にはならず、
やっぱり体の感覚を信じて試し座りしては掘りの繰り返しが一番ということが分かりました。
そしてそれが作っていて一番楽しい。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オオフトイによる椅子の座面編み | トップ | ザフスツール zafu stool 組... »
最新の画像もっと見る

椅子」カテゴリの最新記事