木曽町日記

長野県木曽町の四季折々を紹介します。

惣助 幸助 

2022-07-23 11:53:33 | 木曽町の夏

7月23日 土曜日 水無神社例大祭(22日23日)

昨夜は、花火大会。。。今日は神輿まくりです。

昔、飛騨国一の水無神社の近くで戦乱が起こり、神社はその渦中に巻き込まれようとしていました。

この時 木曽から出稼ぎに来ていたのが惣助と幸助でした。

この二人が木曽へ神様を移そうと計画し、神輿を作って木曽へ向かいました。

追手に追われながら、もみ合い、へし合いしているうちに神輿は、木曽領へ転げ落ちていきました。

二人はこうして神様を木曽の伊谷の地に鎮斎することができました。

氏子達は、「惣助・幸助」と苦労と偉業をしのび、故事にならい掛け声も勇ましく神輿をまくる(転がす)のです。

 

お祭りの始まりです。

赤んぼうを抱いて神輿の下をくぐらせると、その子の一生は、健康で災難に合わないと言い伝えられています。

 

今日の神輿まくりで壊れた破片を屋根にあげると災難除けになるとも言われています。

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