寒い日に奈良に行ったら食べたくなるのが「びっくりうどん三好野」のあんかけうどんか、カレーうどんです。このブログで何度同じことを書いたでしょう。さきほど、ブログ右上の検索欄に「びっくりうどん」と入れて、隣の▼をベローンとして「このブログ内で」を選んで検索したら、3回記事を書いていました。そのうち2記事であんかけうどんに触れている、つまり私はこの店では、それほどあんかけうどんが好きらしい。いつも自分のことを浮気しない、新しいことよりも過去をなぞりたい人間だと思っていますが、少々ショックです。本当に進歩がない。今度入るときはカレーうどんにしよう!
「びっくりうどん三好野」では以前に記した、オーダーの連呼も健在です。私が、「あんかけをひとつ」というと、おばさんは、「あんかけ、単品ね」と確認した後大声で、「あんかけワーン(oneが間延びする)」。厨房に近い複数のおばさんたち(フロア係のスタッフたち)が続いて、「あんかけワーン」と合唱、続いて厨房の中から男声を含んで「あんかけワーン」と合唱するアレです。
地元の人も観光客も多いお店ですが、外国人観光客も多い。価格がリーズナブルだからでしょうか。海外でクチコミでもあるのでしょうか。私の後ろに座っている夫婦らしき二人は英語圏の人のようです。店のおばさんは巧みに説明します。上手下手ではなく、確実に注文を取る技術は、学校で習う英語とは別物のような気がします。お品書きにある絵もうまく使いながら、チキン(カタカナで書くのがふさわしいと思う発音だ)が何々と説明していました(と背中の後ろを想像します)。続いて、「ヌードル ホット オア コールド?」ちゃんと通じたらしく、英語圏奥さまはしばらく考えて「ホット」と答えていました。
いつぞやこの店に入った時は、ラテン系と思しき10人くらいの一団が入ってきました。おばさんは相手がどんな言語の使い手かを躊躇しません。英語で書かれたお品書きと、英単語であっさり注文をとってしまいした。それに彼らは瓶ビールを注文して注ぎあっていましたよ。「生きる力」とはおばさんのこういう力を言うのではないかと思います。
トッピングされたおろし生姜の上に唐辛子を大胆に振って、額にじわっと汗をかきながら、あんかけうどんを今回もおいしくいただきました。あったまります。550円也。帰りしなに背中の英語圏夫婦をチラ見すると、彼らは上手に箸を使うもんだ。恥ずかしながら私より上手!
近鉄奈良駅のホームで電車を待っていると、「オモニ、オモニ」と叫ぶ声が聞こえてきました。やがて子どもを連れたその声の主が私の近くに。ベンチに置いていた鞄を取り上げて、「どうぞ」と言うと、彼女は、上手な発音で、「Thank you」と答え、子どもをベンチに座らせました。韓国の人と私が通じる言葉は、日本語でも韓国語でもなく、英語だというわけですね。
奈良県には外国人観光客が周辺の府県よりも少ないと聞いていましたが、結構多いやんかと思った日でした。
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167万のうちで8700位とは高い。
私もそうですが、十分楽しませてもらってます。
おそらく記事の幅が広いので記事ごとにいろんな人が見られるんでしょうね。
特に飲食店やそのメニューレビュー的なものは、結構見る人も多いのかも。
私は旅行記的なもの、地域を紹介しているものが好きですが、逆にお酒は飲まないのでお酒の記事は内容がよくわかりません。
また本のレビューは、それがベストセラーだとやはりアクセスが増えます。
私も小説など読んだあと、他の人はどのように読んだのかとブログ検索でレビューをよく読んだりしますから。
お酒の話にはiniさまは入ってこられません。私は競馬の話には入れません。にもかかわらず、こうして長いお付き合いがあって、ありがたいことです。
記事を一番楽しく読んでいるのは他ならぬ自分自身です。よく自分のブログを振り返ります。そうしてその頃の気持ちに戻ったり、あいまいだった記憶を確認したり…。iniさまがおっしゃるように自分のための記録ですね。