久しぶりにたいこ弁当に寄りました。このブログを探してみたら、過去に3つ、たいこ弁当の駅そばについて記事を書いていました。けれども、しばらくの間クルマで移動することがなかったのでほんとうに久しぶりです。
一杯130円で食べられる「駅そば」はなくなっていて、「得そば」と名前を変えていました。値段は200円。逆の意味でリーズナブルになっている気がします。130円じゃ、なんとなく注文するのに気が引けますからね。でも、70円の値上げはともかく、ネーミングの変更はどういう意味でしょう。名称変更は、本家のえきそばを姫路駅で出している「まねき食品」からのクレームでしょうか。
それにしても、たいこ弁当って不思議です。一店舗の中で食堂もあれば弁当も売り、惣菜も扱えば袋菓子や飲み物も売る(これからの季節はおでんもあります)。店舗の中心に位置するのは厨房。
素人には商売のことはよくわかりませんが、効率を考えると取扱品目(といえばいいのかな?)を絞るほうがいいはずです。近頃流行りの讃岐風うどんやさんとか、牛丼屋さんとか…厨房内の手間をシンプルにすることで魅力的な価格で提供できる。
しかし、逆に多角的に営業するほうが客が集まるという例が、たいこ弁当かも知れないと思います。食事も出せば、持ち帰りの惣菜も弁当も扱い、飲み物もある。食堂とコンビニのいいとこ取り。プロドライバー、主婦、行楽客と多くの層を欲張りに集める仕組み。私が行ったときも食事には半端な時刻でしたが、タクシードライバーと自転車でやってきた近所のおじいさんが食事をしていました。クルマでやってきたおばさんは惣菜を買って帰りました。考えてみれば、食堂も弁当も惣菜も、材料から調理法まで重なる部分が多いですもんね。1+1+1が3の手間にはならないでしょう。それに、客層をたくさんとらえることで、時間や曜日や季節の波動を吸収していつでも客が集まるお店にできるというもの。
そのお店を切り盛りしているのはパートさんと思しきおばさん二人。忙しい時間帯はパートさんが増えるのでしょう。朝は6時から営業と書かれていました。
たいこ弁当は、多角的な経営でがっちり!ですね。
たいこ弁当のサイトはこちら。
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