ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

クロッシー 30° 720ml.

2010-06-10 07:03:53 | 飲んだお酒
  泡盛です。瑞穂酒造が作っているこじゃれたデザインのボトル。ボトルデザインは山本寛斎だと公式Webでみかけました。確かに泡盛らしくないデザイン。す りガラス状の瓶です。格好はいいのだけれど手の脂が付きやすいのが難点かなぁ。
  ある酒のディスカウントスーパーで1本だけ残っていたのを買ってきました。1000円弱で買えたのですが、買ってから、瓶詰の日付が2006年1月と記されているのに気づきました。そのお店ではよっぽど不人気だったんでしょうか。4年ほど棚に並んだままだった計算になります。ふつう食品などを買うときは日付を確認して新しいものを選ぶというのがセオリーですが、どこかで「泡盛好きは少しでも日付の古いのを選ぶ」という記事を読んだことがあります。泡盛は瓶の中でも熟成が進むといいますから5年モノ程度の古酒になったと考えてよいのでしょうか。儲けモノです。

軽やかな香り。味も軽やかだとおもうのですが、なにしろ4年ほどお店で眠っていたであろう代物。まったりとカドが取れた味のように見受けられます。日付の新しいものと比較してみたいと思うのですが、お店でもこれ1本きりでしたからねぇ。酒造所の公式Webによると平成4年に発売したものだそうですが、今も商品一覧の中にありますからそれなりに売れているんでしょう。でも私が買ったお店ではたまたまイマイチだったんでしょうね。

以前に「かりゆし」という泡盛の記事を書いたとき、それを作っている新里酒造は現存最古の泡盛酒造所だそうだと記しましたが、新里酒造は1846年創業。瑞穂酒造がその2年後の 1848年。こちらだって立派な歴史をもつ所蔵所ですね。
  それから。47だかある泡盛の醸造所の中でこの瑞穂酒造と瑞泉酒造は、私の中でちょいちょい混乱してしまいます。瑞泉酒造のwebを見て、「クロッシーは もう作られていないんだ」と思っていました。

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