ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

鶴舞駅から名古屋駅 4時間37分の名古屋(3)

2021-12-29 20:09:28 | PiTaPaで歩く

 今朝出かけるまでにぼんやりと自分なりに「名古屋の公園を見てみよう」テーマを決めていました。タイトルにあるように時間が限られているので、絞らなければなりません。迷子になっただけではありますが久屋大通公園がひとつめ。ふたつめが徳川園。次は…

 徳川園からJR大曽根駅まで歩きました。お昼を少しまわったところ。私の胃はうどんを求めていました。そういうときにうどん屋は見つからないのが世の常。大曽根駅の手前で寿すがきやがありました。近所のスーパーから1年ほど前に撤退した寿がきやです。名古屋に来てこれを食すのもよいではないか、いや、うどんを食べたい。

 大曽根駅はJR中央線と地下鉄名城線、さっき乗った名鉄瀬戸線が通っているのですが、ここでガイドウェイバスという意外なものを見ました。つい先ごろ、四国でDMV(デュアル・モード・ビークル)という線路と道路の両方を走る乗り物が営業運行を開始したというニュースを見ましたが、それに似たような違うような…こちらのガイドウェイバスは、高架の専用道をガイドに従って走るので、ハンドル操作のいらないバスらしい。専用道なので渋滞知らず。渋滞のない郊外に行くと一般道に出てハンドル操作をしたら一般のバスのように走れるという優れモノなのだそうです。そんな交通システムがあるということを知りませんでした。やはり現地に行ってみるものです。ただ、専用軌道を走るわけですから、その姿は乗客にならなかった私には見えません。JRのホームからバスの姿が一瞬見えただけでした。

 JRに乗って二駅。鶴舞で降りてここから名古屋駅まで歩いてみよう。鶴舞公園という大きな公園が駅前にあるのですが、ここは時間の都合でパス。駅前から空港線と呼ばれている道路を北向きに歩いて、丸田町の交差点。

 この道路を北向きにまっすぐ走ると県営名古屋空港(セントレアに非ず)に行けるらしい。丸田町から左折して若宮大通を歩きます。若宮大通も100m道路。すごいものです。これをまっすぐ歩いたら名古屋駅に帰れるはず。うどん、うどんと口の中で唱えながら歩くもののやはり見当たりません。久屋大通公園フラリエの前までやってきました。久屋大通といえば、今朝ほど迷子になったところ。渋滞の向こうにテレビ塔が見える。ここから1kmほどでテレビ塔です。

 フラリエも訪ねてみたかった公園です。しかし、行ってみるとどことなく寂しい。何より人気がほとんどない。予想と少し違いました。日差しがないことも寂しさの原因のひとつかもしれません。池に作られた噴水の向こうのベンチにおじいさんが一人。さらに西に歩くと、この辺りから人気が多くなってきました。矢場とんって書かれたビルの前には大きな並び。あとで矢場とんとはなんぞやと検索をかけてみたら、みそカツやソースかつを食べさせる人気店だそうです。その次の並びは味仙という台湾料理屋。矢場店だそうですから、この辺りは矢場という地名なんでしょう。なんか聞いたことがありますよ。名古屋の台湾ラーメンの発祥が味仙とかいう屋号だったように思う。

 大須観音が近くにあるはず。名古屋の人たちに親しまれているであろう大須観音を見てみたいと思っていました。名古屋初心者にはわかるはずもないのですが、この大須というところは大きな商店街エリアだったのですね。それも商業エリアというよりは商店街。マスク必須のこの時期に、アーケード街を歩いてみる勇気はありませんが、そう思わせるほどの賑わい。しかも、大阪でいえば日本橋と天神橋筋とを合わせたようななんでもありの商店街の印象です。ちょっとびっくりしました。とりあえず、日本三大観音とされる大須観音にお参りをして、また若宮大通りに戻ったのでした。実はこの大須の巨大なエネルギーに気圧される形で白川公園に寄るのを飛ばしてしまったのでした。

 やがて名古屋駅。大須の混沌としたエネルギーからすれば、名古屋駅西側はどことなく澄ました、よそよそしさがあります。栄あたりもきれいに着飾って澄ました感じ。大須や矢場は庶民の町なのかなと思いました。

(つづく)


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