
今年も、「なら瑠璃絵」がスタートしました。9日(土)に行ってみました。
近鉄奈良駅でもらったパンフレットには次のように書かれています。
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は、2013年早春の2月に奈良を代表する三社寺(春日大社、興福寺、東大寺)を幻想的な「光の回廊」でつなぎ、美しく神秘的な瑠璃絵の世界に皆様を誘います。それぞれの社寺で手を合わせて頂くことでしあわせが訪れ、そして小さな祈りの数々が大きな平和の祈りとなって世界に届くように…。いつまでも瑠璃色の星が美しく輝くようにと願いを込めて2010年から毎年開催されています。
まだ明るい間に奈良に着いたので、二月堂に行ってみました。歩きながら何度も空を眺めているのですが雲が多くて、二月堂からの眺めがあまり期待できそうにありません。それに奈良公園あたりを歩いていると外国語の会話がよく聞こえること。東南アジアからの旅行者を中心にさまざまな国の言葉が聞こえます。こんな寒い時期にようこそお越しという気持ちになります。
お日様が落ちるまで二月堂で過ごして、「なら瑠璃絵」の会場へ移動。今年は中心になる会場が移動した模様です。昨年まで3回は新公会堂の前、浮雲園地が中心でした。今年は春日大社参道の南側、仏教美術資料研究センターと浮見堂の間あたりがメインの会場になっていました。いくつか、池(というか沼というか)があって、昼間はお世辞にも「きれいな」とは形容できないのですが、暗くなるとイルミネーションを映して光を倍増させます。そのせいかどうか、昨年までよりも光が豪華な気がします。
日が落ちてから一気に気温が下がったように感じます。歩き続けているのに体温が逃げていく感じ。あまり長居はできません。そんな寒い中、参道では生演奏もやっていました。キーボードとベースのデュオ。演奏のためには手袋をするわけにもいかないでしょうし、ご苦労さんです。光があって音があって、しあわせココアの販売があって願いの花たんざくがあって…。おっと忘れるところでした。夜間拝観が三社寺に奈良国立博物館。寒い寒いと暖かい部屋の中にばかりいてはいけませんよ。
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は14日までです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます