毎年、冬になると宅配便で届くのが岩津ねぎです。岩津ねぎとは、兵庫県朝来市で生産されるねぎのことです。朝来市には岩津という地名があります。子どものころから岩津のねぎはよく食べていま したからそんなに意識をしていなかったのですが、近頃は「岩津ねぎ」という名前で結構有名らしいです。なんと商標登録までされているのだそうです。ウィキペディアによれば、「下仁田ネギ、博多万能ねぎとともに日本三大葱の一つと言われる。」のだそうです。本当かなぁ。じゃ、深谷ねぎはどうかというと生産量が日本一ということで有名なんだそうです。
私の父は、岩津のねぎは切った時に中からトロッとしたゼリー状の(なんて言うんでしょ)が出でくるのがいいのだと言っていました。串にして焼いて醤油で食べるのが正統派かなと思います。なべに使うのもこれまた正統派の食べ方かなと思います。先日、食卓に上がったのは、岩津ねぎを肉で巻いてフライパンで炒めたもの。うちのご主人様はどごで勉強してきたのでしょう。これがねぎの香りと肉の味がマッチしておいしかったです。熱を加えることで味がぎゅっと濃縮された感じです。予告もなく出てきたことと、あまりに旨かったので写真も撮らずに胃の腑に収まってしまいました。
私の父は、岩津のねぎは切った時に中からトロッとしたゼリー状の(なんて言うんでしょ)が出でくるのがいいのだと言っていました。串にして焼いて醤油で食べるのが正統派かなと思います。なべに使うのもこれまた正統派の食べ方かなと思います。先日、食卓に上がったのは、岩津ねぎを肉で巻いてフライパンで炒めたもの。うちのご主人様はどごで勉強してきたのでしょう。これがねぎの香りと肉の味がマッチしておいしかったです。熱を加えることで味がぎゅっと濃縮された感じです。予告もなく出てきたことと、あまりに旨かったので写真も撮らずに胃の腑に収まってしまいました。
朝来市といえば、有名な生野銀山。朝来市のサイトにはねぎと銀山の関係について、次のように書かれています。
・生野銀山が栄えたころ、銀山労働者の食料を確保するため、生野代官所は、生鮮野菜の穀培を奨励、中でも特に冬季の青野菜の確保が重要であった。
・そこで、代官所係員が京都に出向いた際、九条ねぎの種を持ち帰り、生野銀山に隣接している山口村岩津地区で鉱山生活者の冬季野菜の需要に供するために、栽培をはじめたのが岩津ねぎの起こりであるという。
「百マス計算」で有名になった陰山英男さんの、『本当の学力をつける本』にも同じようなことが書かれていました。
(つづく)
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