
西成区と大正区を隔てる木津川に架かる千本松大橋の真下で運行する大阪市の渡船です。大阪市のサイトによると岸壁間230メートル。この渡船に乗れば、大阪市の公営船渡船8本(8航路というのだろうか)すべて乗船したことになります。
15分に1本。実は千本松大橋には歩道が作られていて、自転車と徒歩でもこの川を渡ることができるのですが、何しろ橋げたの高さが満潮時でも33メートルをあるそうです。それだけ大きな船が橋の下をくぐることができるというわけですね。逆に橋を渡るにはこちらでループをぐるぐる回って高さを稼ぎ、渡った後はまたぐるぐるという目の回るようなことになってしまいます。そこで、住民の利便のためにこの渡船は残してあるのだそうです。
待合室に近づいたとき、向こう岸から渡船が到着したものとみえて下船した自転車たちが出てきました。その中に例のカラフルで流線型の一団が。甚兵衛渡船で一緒だった御一行です。ということは、彼らは港区から大正区へ入ったあと、少なくとも一度は西成区へ渡ったことになり、つまりは私と同じように、渡船に乗ることにウエイトがあることがわかります。おのぼりさんは私一人ではなかった。
休日だからでしょう。木津川の上下する船もなく、渡船はおだやかに向こう岸に渡りますが、それでも距離があるぶんだけ迫力があります。ここでも乗客はみんな「ありがとう」と乗務員に礼を述べて船を降りました。
初めて乗ってから約1年、三度の通いで8本乗船し終わりました。おさらいはこちら。
1.天保山(てんぽうざん)渡船場
2.甚兵衛(じんべえ)渡船場
3.千歳(ちとせ)渡船場
4.落合上(おちあいかみ)渡船場
5.落合下(おちあいしも)渡船場
6.千本松(せんぼんまつ)渡船場(このページ)
7.船町(ふなまち)渡船場
8.木津川(きづがわ)渡船場
ついでに、千本松大橋 なみはや大橋
もひとつついでに、安治川トンネル
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