鹿児島県、白玉酒造合名会社がつくる芋焼酎。
いつもの量販店。山ほどの種類の瓶の間を歩いていて、ふと目に止まった一本。んっ?誰かがこれは美味いと言っていた記憶があります。
以前にも記しましたが、私はあまり芋焼酎を飲まないほうです。ひとつには、猫も杓子も焼酎といえば芋で決まり…みたいな風潮に、ひねくれ者としては反抗したくなることがありますし、芋でござい!という香りも実はあまり好みではありません。しかし、最近になって、芋焼酎と一言でくくってしまうのも罪であると感じるようになりました。タイガー&ドラゴンとの出会いも、さらにパープルのタイガー&ドラゴンとの出会いも、決めつけてはいけないという気持ちを後押ししています。
さて、今回の白玉の露。いい香りです。とてもふくよかな味。甘くはないけど、喉をすーと通っていく感じがいいです。25度ですが、ストレートでなめたい気持ちにさせるお酒です。決して高いお酒ではないと思います。値段を考えるとずっとお得なイメージです。同じお店で先に買った普 段飲みの麦焼酎と比べてみました。雲泥の差です。これ以上は言わずにおきましょう。とにかく、私は買って損のないお酒だと思いました。さらに、お湯割りにすると、これが香ばしい。別のお酒かと思うほど化けます。不思議。
瓶詰の日付が7月7日。七夕です。誰かいい人と一緒に飲めたらいいねぇなんて考えながら、正面のラベルを見ます。稲穂が左右から囲むような図柄。泡盛でよく見かけるようなデザインです。芋焼酎なのにねぇ。稲穂は米に限らず、実りのシンボルなんでしょうね。
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