これまで7回書いてきました「デジカメで写真が上手になる方法」最終回です。
いろいろデジカメの便利な点について書いてきましたが、最後はこんな便利なツールの泣き所を記します。
一番の泣き所はバッテリーだと思っています。画素数がとか、レンズの口径がといったところで、電池がなければ何も始まりません。 まず、使いたいときに満充電とは限らないのです。充電してから時間がたてば、自然に放電してしまいます。かといって、使い切らないうちに充電をするというのも気が引けます。メモリー効果という妙な働きのせいで、使い切らないうちに充電を繰り返すと、バッテリーの能力はこれしかないと思いこむようになるのだそうです。そこで私は、バッテリーを2個用意して、カメラに入っているほうのバッテリーは必ず使い切るようにしています。電圧が下がって、カメラが自分で閉じるようになるまで使います。これで充電したらバッテリーの能力いっぱい使えます。3個(つまり予備を2個)でもいいのですが、今の使い方からすれば自然放電の電池が増えるだけのような気がします。適当な時間間隔で充電→放電を繰り返すことが必要です。
そのバッテリーは専用バッテリーのことが多いですね。専用バッテリーは割高で、またカメラだけでなく、他の電子機器で使うというような、使い回しがききません。充電器も専用でなければなりません(カメラを買うと付いてくるけど)。しかし、専用だけあってコンパクトにできています。汎用電池(単三型)を使うカメラは電池の分だけカメラが大きく重くなるという弱点もあります。けれど、自分で複数のカメラを持っていたら使い回しがきくというメリットも一方にあります。バッテリー面から考えても、カメラ選びは難しいのです。 私は毎日カメラを持ち歩いています。いい場面に出くわしたときにカメラに収めたいという気持ちもありますが、バッテリーをしっかり管理して、ベストな電池状態で使いたいという気持ちからでもあります。
デジカメとフィルムカメラ。どちらがいいとか、どちらが次の時代に残るという議論は無駄だと思います。これだけラーメン屋さんが増えても、インスタントラーメンやカップ麺は廃れません。また、地デジの時代になってもラジオが安泰なのと同じように、デジカメが台頭しても、フィルムカメラにしかできないこともあるでしょう。デジカメがあらゆる意味で「どこでもカメラ」だとしたら、やはり持ち歩くことがこのカメラの能力を一杯に使ってやることかなと思います。
持ち歩いて、綺麗な花や景色だけでなく、ちょっとしたことをカメラに収めるようにしてください。いっぱい撮って冷静に反省する。これこそが、デジカメ一番の上達の方法だと思います。
おさらい
デジカメで写真が上手になる方法1 黙っていても上手になる
デジカメで写真が上手になる方法2 露出補正
デジカメで写真が上手になる方法3 スポット測光
デジカメで写真が上手になる方法4 低シャッター速度
デジカメで写真が上手になる方法5 補正も自分の手で
デジカメで写真が上手になる方法6 レタッチソフト
デジカメで写真が上手になる方法7 共有・発表
デジカメで写真が上手になる方法8 バッテリー
一番の泣き所はバッテリーだと思っています。画素数がとか、レンズの口径がといったところで、電池がなければ何も始まりません。 まず、使いたいときに満充電とは限らないのです。充電してから時間がたてば、自然に放電してしまいます。かといって、使い切らないうちに充電をするというのも気が引けます。メモリー効果という妙な働きのせいで、使い切らないうちに充電を繰り返すと、バッテリーの能力はこれしかないと思いこむようになるのだそうです。そこで私は、バッテリーを2個用意して、カメラに入っているほうのバッテリーは必ず使い切るようにしています。電圧が下がって、カメラが自分で閉じるようになるまで使います。これで充電したらバッテリーの能力いっぱい使えます。3個(つまり予備を2個)でもいいのですが、今の使い方からすれば自然放電の電池が増えるだけのような気がします。適当な時間間隔で充電→放電を繰り返すことが必要です。
そのバッテリーは専用バッテリーのことが多いですね。専用バッテリーは割高で、またカメラだけでなく、他の電子機器で使うというような、使い回しがききません。充電器も専用でなければなりません(カメラを買うと付いてくるけど)。しかし、専用だけあってコンパクトにできています。汎用電池(単三型)を使うカメラは電池の分だけカメラが大きく重くなるという弱点もあります。けれど、自分で複数のカメラを持っていたら使い回しがきくというメリットも一方にあります。バッテリー面から考えても、カメラ選びは難しいのです。 私は毎日カメラを持ち歩いています。いい場面に出くわしたときにカメラに収めたいという気持ちもありますが、バッテリーをしっかり管理して、ベストな電池状態で使いたいという気持ちからでもあります。
デジカメとフィルムカメラ。どちらがいいとか、どちらが次の時代に残るという議論は無駄だと思います。これだけラーメン屋さんが増えても、インスタントラーメンやカップ麺は廃れません。また、地デジの時代になってもラジオが安泰なのと同じように、デジカメが台頭しても、フィルムカメラにしかできないこともあるでしょう。デジカメがあらゆる意味で「どこでもカメラ」だとしたら、やはり持ち歩くことがこのカメラの能力を一杯に使ってやることかなと思います。
持ち歩いて、綺麗な花や景色だけでなく、ちょっとしたことをカメラに収めるようにしてください。いっぱい撮って冷静に反省する。これこそが、デジカメ一番の上達の方法だと思います。
おさらい
デジカメで写真が上手になる方法1 黙っていても上手になる
デジカメで写真が上手になる方法2 露出補正
デジカメで写真が上手になる方法3 スポット測光
デジカメで写真が上手になる方法4 低シャッター速度
デジカメで写真が上手になる方法5 補正も自分の手で
デジカメで写真が上手になる方法6 レタッチソフト
デジカメで写真が上手になる方法7 共有・発表
デジカメで写真が上手になる方法8 バッテリー
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