社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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受験を決意

2010-11-03 22:43:00 | 教員採用試験
私は元々教職志向があり、大学卒業時に「高校社会」と「中学社会」の教員免許を取得していました。が、「教員は後からでも受験できるが、民間(大手)企業に大卒定期採用で入れるのは今しかない」、大学4年時にそんな発想で就活し、1986年4月、ある民間企業に入社しました。

24年半の会社人生は、前半11年が営業、それ以後現在までの13年半が広報です。しゃかりきになって働き、結婚して2人の男の子の父となり、気がついたら教員試験の受験資格年齢をはるかに超え、教員の道はあきらめていました。

ところが近年、会社の経営状態が厳しくなり、さらに諸々の事情が重なって、仕事量もやりがいもどんどん低下していきました。基本的に仕事に充実感を求めるタイプの私としては、「もはやこれまで」という精神状態になってしまったのです。

その中で、仕事以外での充実感を求めて引き受けた、小学校PTA会長の経験が、私に、忘れかけていた「第二の道」を思い出させてくれました。調べてみたら、多数の団塊世代教員の定年退職や、「幅広い層から教員を採用しよう」という風潮等により、東京都では昨年度から「社会人経験者特例」の年齢条件が「59歳以下」となっていました。

「おお、受験できるじゃないか!チャレンジしてみるか?」
最初にそう思って、何人かの方に相談したのが2009年中頃。
「やっぱり受けよう!」と決意したのが、年が明けた2010年1月中旬でした。

以上が、教員採用試験受験を決意した経緯です。この時点で、試験対策としてはまったくの白紙。ここから私がやったことは・・・・。

というところで、白熱の日本シリーズ第4戦観戦に集中するため、すみませんが「以下次号」です。


ごあいさつ

2010-11-03 20:23:00 | 教員採用試験
はじめまして。私は民間企業で働く40代後半の広報マンです。

このほど平成23年度東京都公立学校教員採用候補者選考(中高共通・社会<地理歴史>)を、社会人経験者特例選考区分で受験し、合格しました。

試験勉強や情報収集をするにあたり、過去に受験された先輩方のブログがたいへん参考になりました。ですので、私も自分の経験を紹介し、来年以降に同様の立場で受験する方に役立てていただければと思い、このブログを開設しました。

次の記事から、受験を思い立ったきっかけ、試験対策、申込み、選考試験、長かった発表までの二か月、そして今後の体験等について、不定期になりますが書いていく予定です。また、コメント欄に質問をいただいた場合は、可能な範囲内でお答えするつもりです。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。