


『奈良国立博物館』 から歩いて先ほどの
『興福寺』 に戻ってきました。
興福寺は、和銅3(710) 年、中臣 (藤原) 鎌足の息子で
当時の権力者だった藤原不比等が、平城京遷都とともに
藤原京の 「厩坂寺」 を現在の位置に移したのが始まりだそうです。
なかでも 「中金堂」 は、興福寺伽藍の中心になる最も重要な建物で、
建物がキレイなのは、何度かの消失・再建が繰り返され
平成30年にようやく再建落慶を迎え復元されたとのことです。

「東金堂」
神亀3(726) 年に聖武天皇が、元正天皇の病気回復を願って創建。
こちらも被災・再建を繰り返され応永22 (1415) 年に
再建されたものだそうです。
創建当初の奈良時代の雰囲気を色濃く伝えています。

「五重塔」
奈良を象徴する塔であり、高さ51メートルもあります。
京都の東寺の五重塔に次いで日本で2番目に高い塔だそうです。
藤原不比等の娘、光明皇后によって天平2 (730) 年に建てられ、
こちらもたびたび火災で焼け落ち、その度に再建されてきました。
いまの塔は、応永33 (1426) 年に建てられたものです。

「五重塔」 の下に写っている 石の階段は 「五十二段」 と呼ばれ、
仏道の修業の段階を表しているそうです。
ほんとうに五十二段あるそうですよ。
猿沢池の周りをゆっくり散策して、

そこから路地を歩いていると、

2022年10月22日にオープンしたばかりの
『奈良御菓子製造所 ocasi』
中川政七商店さんプロデュースのお店で
本店のある鹿猿狐ビルヂングからすぐの場所です。

お店のコンセプトは、「水、和、洋のペアリング」
どら焼きの甘みと、果実の酸味。
チーズケーキのコクと、スパイスの香り。
異なる味わいが重なることで生まれる、
ペアリングの妙を愉しむ御菓子とのことです。

席数は少ないですが、屋外にも座れる場所があるので、
これから気候がよくなれば、そちらの席も魅力的です。

新しいし、どこを見てもスタイリッシュ!

大きなガラスドアの向こうに、作業場がありましたよ。

風土を味わう、みかさどら焼き
奈良ではどら焼きのことを 「三笠」 って呼ぶんですか?
シルクチーズケーキは、ミシュランシェフが開発したレシピと、
和菓子職人の丁寧な手仕事の奥深くクリーミーなチーズケーキです。
私たちが注文した ocasiプレート (どら焼き・チーズケーキ・ジャム) ¥935 と、
大和橘、レモンバーベナ、ダージリンの 橘水茶 ¥550、
梅、シナモン、祁門紅茶の 梅桂茶 ¥440

味わいながらゆっくり過ごさせていただきました。
が、長居する場所ではなかったかも…
ごちそうさま♪
【興福寺】
奈良県奈良市登大路町48
【奈良御菓子製造所 ocasi】
奈良県奈良市元林院町5
営業時間 : 10:00~18:00
定休日 : 不定休
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります

