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お寺の参拝が終わる頃には、ホテルにチェックインできる時間に
なっていましたが、けっかくここまで来ているのだからと、
お父さんが次に連れて行ってくれたのは
『東海道・関宿』 です。
こんな場所に宿場町が残っているとは、まったく知りませんでした。
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令和の時代から江戸時代にタイムスリップしてきた
ような錯覚を覚えます。
私たちは 「関宿観光駐車場」 から歩き始めました。
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お父さんが下調べをしてきたので、私は付いて行くのみ…
最初に足を止めたのは、『志ら玉』
江戸時代より街道の旅人に親しまれてきた関宿名物のお店です。
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北海道産小豆で作ったこし餡を上新粉の生地で包んだ素朴な生菓子で、
砂糖を少なくして甘さを抑えたあっさりとした味わい。
生地も、ごはんと同じお米が原料なんだそうです。
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四季をあしらった赤、緑、黄の三色の彩りも添えられ、
見た目も可愛い 「志ら玉」 をホテルで食べようと購入しました。
なめらかなこし餡が餅生地と調和して
口の中でほど良く溶けていく美味しいおまんじゅうでした。
3日ほど保つと聞いたのに、お土産で買ってこなかったことが
悔やまれます。
お父さんは、「田舎饅頭」 がたいそう気に入ったようでした。
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雨が降ったり止んだりで、傘を差したりすぼめたり…
宿場町を西から東に歩いてきます。
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その途中で気になった 駄菓子屋 もありましたが、
お店は閉まっていて残念です。
と言うか、雨降りの夕方遅い時間で、閉めているお店も多くありました。
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東海道47番目の宿場町 『関宿』
江戸から明治にかけての町屋が約200軒も連なっていたそうで、
国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
この約1.8kmにも及ぶ関宿は、西の追分からは大和街道が、
東の追分からは伊勢別街道がそれぞれ分岐していたそうです。
ここ関宿だけは、ゆっくりとおだやかな時間が流れており、
何処よりも美しい町並みだと、私は思いました。
【志ら玉屋 前田屋製菓 関店】
三重県亀山市関町中町407
営業時間 : 10時~18時 年中無休
【東海道・関宿】
三重県亀山市関町木崎、中町、新所
0595-97-8877(亀山市観光協会)
ホームページ : こちら
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