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今日も朝からいい天気。
今回の旅行でいっしょの1号のお友達は、この夏に韓国に短期留学に来ていたので
日常会話には不自由しません。 そのときに知り合った韓国人のお友達に会いに行くというので、
今日は、3人組とそのお友達ひとりの単独行動で別々に1日を過ごすことになりました。
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で、私たち3人組は早速地下鉄に乗って行動開始!
地下鉄は、10㎞までは Tマネーカード使用で900ウォン (63円) です。
地下鉄3号線の 「安国」 から乗車して 「弘済」 で下車します。
ホテルから 「安国」 までは歩いても10分もかからない距離。
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やって来たのは、駅から歩いてすぐのところにある 「仁王市場 (イヌウァンシジャン) 」 です。
地図をみていて見つけた市場。
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ここは、観光客はまったくいない在来市場。
生活のにおいがプンプンして、まった~りした空気が流れています。
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本来の目的地はここではないけれど、
市場には食堂があるはずという何の根拠もない私の考えでここにやって来ました。
市場の奥の方に歩いていくと、ありました、ありました、食堂らしきものが… よかった。
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おばさんに 「カルグクスはありますか?」 と聞くと 「ありますよ」 の返事。
一応最初に値段だけは抑えておかなきゃいけないので、
「いくらですか?」 と聞いてみる。 「4000ウォンよ」
「では、カルグクスを3つお願いします」 ということになりました。
これが今日の朝ご飯です。
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赤いプレートの1番上に 「カルグクス」 と書かれています。
銀色のザルに入っているのは、豚の皮。 コラーゲンだらけで、いただいたらお肌がプリプリになるかも。
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朝が早かったので、私たちが一番乗り。
おばさんは、オレンジ色のエプロンを身につけると 冷蔵庫から小麦粉の塊を出して
それを伸ばしてたたんで切り始めましたよ~ きっとカルグクスの麺ですね。
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キムチも2種類出してくれました。
カルグクスが出来上がるまでこちらをいただいて、しばし待ちます。
この光景がなんだか懐かしい。
子どもの頃、私が住んでいた町にもこんな感じの公設市場があったなぁ~
市場の真ん中でいただくキムチは、驚くほど辛くもなく、発酵もほどほどでおいしいキムチでした。
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はい、出来上がり~
4000ウォンの出来たて熱々のカルグクスです。
食べても食べても麺が出てきます。 あっさりとして、おいしかったので完食。
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野菜に果物、魚、乾物、餅、キムチ、海老の塩辛、お菓子と市場には、
色とりどりの品物が並んでいましたが、この先たくさん歩く予定のあった私たちは見るだけで何も買えず…
きっとソウルの中心部より物価が安いので、お買い得品が満載だったでしょうね。
今度は、絶対ここに買い物に来ようと思ってる。
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お腹も満たされ、この後はマウルバスに乗って、今日の目的地まで行きます。
そうそう、市場の中が迷路のようになっていて、最初に来た道が分からなくなってしまいました。
3人が3人とも別々のことを言い出すし…
歩いていたおじさんにバス停までの道を教えてもらい、無事バス停に到着できましたよ。
って、1本道が違っていただけで、バス停はすぐそこでした。
迷ったら、うろうろしないで 最近はすぐ道を尋ねるようにしています。
「アンニョンハセヨ~」 とにこやかに挨拶から入れば嫌な顔をされる方はいません。
韓国の人は親切な方が多いので (私は幸運なことに、今まで嫌な思いをしたことがありません)
無駄な労力を使って探し回るより、聞くのが1番早いです。
そして教えていただいたら、頭を下げて 「コマッスムニダ」 にっこり。
中年のおばさんに微笑まれても、嬉しくないかっなぁ。 はっはっはっ~
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります
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