今永昇太「早く時間流れた」メジャー1年目振り返る「現状維持は衰退と同じ」来季の飛躍誓う
[2024年9月30日10時6分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409300000214.html
今永昇太には驚かされました。
最初のころは、マグレかな❓とも思いました。
しかし、今シーズンの好成績は今永がメジャーを研究し、メジャーで好投するために練習して準備した結果だと、今分かります。
今永昇太の投球技術の成功であり勝利です。
メジャー1年目で・・・
『29試合に先発し15勝(3敗)、防御率2・91はいずれもナ・リーグ3位の好成績。』
これは、立派!と言うしかありません。
もう1試合先発する予定でしたが、監督が無意味なので中止しました。カブスは、もうプレーオフの可能性がないからです。
来季のために今永昇太を温存しました。
これまで投球技術でメジャーで勝負したのは・・・
黒田博樹
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E5%8D%9A%E6%A8%B9
岩隈久志
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E9%9A%88%E4%B9%85%E5%BF%97
岩隈久志は、日本時代から故障歴がありメジャーでも故障して現役を終えました。
黒田博樹は、日本にいるうちから速球派から変化球投手にスタイルを変えて、長く現役を続けて古巣の広島で現役を終えました。長い現役生活で故障歴は、ありません。
日本でもそうですがメジャーでは速球派投手全盛時代です。しかし、その過度の負担が先発投手の故障を起こます。ほぼ有力な先発投手は、軒並みTJ手術を経験しています。
果たして、こんな事でいいのかどうかをメジャーの関係者は考えるべきでしょうね。
やはり、これは技巧派投手が減ったことが大きな原因だと思います。速球派投手ばかり集めるから、技巧派投手のチャンスが減っているのだろうと思います。
グレッグ・マダックス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
技巧派投手で直ぐ思い浮かぶのが、「投げる精密機械」と呼ばれたグレッグ・マダックスです。
通算23年稼働して、355勝を挙げた名投手です。
グレッグ・マダックスの速球は・・・
『MLBの先発投手の中でも球速が遅く、キャリア初期に93mph(約150km/h)に達する程度であり、その後は選手生活を通じて下がり続け、最終的には86mph(約138km/h)を下回っていた。 』
タイトル
最多勝利:3回(1992年、1994年、1995年)
最優秀防御率:4回(1993年 - 1995年、1998年)
サイ・ヤング賞:4回(1992年 - 1995年)
今永昇太に目指してほしいのは、グレッグ・マダックスです。今永が成功すれば、メジャーでも技巧派投手がもっと評価されると思います。
成績
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/202101112/top
今永の課題は、被本塁打の多い点です。
防御率上位に来る投手の中では、1番多いです。
これが、防御率を下げています。
被本塁打を少なくすれば、防御率は「2.50」程度までは簡単に改善すると思います。そうなればサイ・ヤング賞も視野に入ってきます。
将来の可能性を見せてくれた点は高く評価したいと思います。故障しなければ、長く現役を続けられると思います。投球術に関しては、研究熱心なようですので来年以降に期待したいと思います。
日本の投手にとっても良いお手本だと思います。
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