2024.09.5
侵攻924日目、ロシア軍はトレツク、二ューヨーク、クラホヴェ方面で前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-924th-day-of-the-invasion-russian-troops-advance-in-the-areas-of-tretsk-new-york-and-krakow/
トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面の戦いは小康状態になりました。
トレツクТорецькでの市街戦に持ち込んだところでロシア軍がペースダウンしたようです。市街戦になれば一進一退の白兵戦ですからそう急には進撃できません。
ペースを落として前線を維持しながら占領した地域の掃討や整備をやっていると思います。同時に部隊の補充や補給も必要です。
ニューヨルクNiu-York方面のロシア軍も同様だと思います。アウデイーイウカ方面から、かなり激戦が続きましたから攻めてきたロシア軍も相当傷んでいると思います。市街地を大体制圧したところで新しい占領地の整備をしているのではないか・と思います。
ウクライナ軍の逆襲を防ぎつつ守りを固めているのだろうと思います。
西側の緩衝地帯を広げる動きしかしていません。
西にあるH-20沿いに南北にウクライナ軍の小さな拠点がパラパラと残っています。H-20の西側にも同じようにウクライナ軍の拠点が、南北にパラパラあります。
拠点としては全部小規模ですが、部隊をかき集めれば反撃できなくもありません。
こちらの方面も北に押し上げてルートH-20沿いを同時に北上した方が、安全ではあります。
と言ってロシア軍が、トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面を優先しているようには見えません。
2次的な攻撃目標でしょうね。
晩秋のぬかるみの季節までもう残り2か月少々です。
この期間に出来ることを、やるでしょう。
コンスタンチノフカКостянтинівкаへの進撃は、現在は2次的な目標のように見えます。
激戦が続いてきたバフムト西部のチャシブ・ヤールChasiv Yarも長いこと小康状態が続いています。
今のところ兵力を増強してトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面を全域制圧してコンスタンチノフカКостянтинівкаへの進撃を急いでいる様子は、見られません。
中部ドネツクと南部ドネツクの制圧が、現在のロシア軍の第1目標だと思います。どちらでも兵力を増強してかなり積極的に攻撃しています。今は、この前の日記でも書きましたが、ドネツク州南西にあるヴェリカ・ノボシルカVelyka Novosilka方面への進撃を狙っているようです。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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