「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

人口増減率からウクライナ軍の2024年の戦死者数を推計してみると❓<ウクライナ紛争2025・02・02

2025-02-02 15:06:17 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

インターファックス(ロシア)
Ukrainian population continues to decrease - Justice Ministry
ウクライナの人口は減少し続けている - 法務省
https://interfax.com/newsroom/top-stories/109518/
モスクワ、1月31日(インタファクス)
ウクライナのメディアが司法省の民事身分登録法に関する報告書を引用
ウクライナでは2024年に合計495,090人の死亡が記録され・・・

産経新聞 2025/2/1 08:08
ウクライナの人口、死亡と移住で1年間で100万人減少か 「労働力不足が深刻」
https://www.sankei.com/article/20250201-CUVCJEHGAVKIBA6FGIO22YGSW4/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どちらも数字の出所は同じです。インターファックスの方が詳しい数字です。
「ウクライナでは2024年に合計495,090人の死亡が記録・・・」
これは、ウクライナの政府機関の統計発表ですから公式数字です。

<一方で、ウクライナの人口の自然減の推移>
平均寿命が短い「ウクライナ」人口減が加速する危機
2022年3月13日
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20220310/biz/00m/020/015000c
人口の年平均増減率は2010~2020年にマイナス0.5%で推移し・・・

2022年1月のウクライナの人口を約4100万人と仮定します。
ここうち1000万人は減少しているでしょう。
2024年の総人口を、約3100万人と仮定。
【自然減ー0・5%=15・5万人】

戦争の巻き添えになって死亡している市民も若干います。大目に見て5000人。
(495000ー155000=340000)ー5000=33・5万人

双方とも戦死者数の数字は、「尾ひれ」が付いて独り歩きしています。
大雑把な統計数字が示すところでは、2024年のウクライナ軍の戦死者数は「33・5万人」になります。

これは、誰にでも手に入る数字を元に計算したものです。
ゼレンスキーの主張するところでは、開戦以来のウクライナ兵の戦死は41000人だそうです。
国民向けの言い訳でしょうね。

ロシア国防省の発表数字をTASS通信が合計した数字が、2024年度死傷者数合計約59・5万人です。
ちなみに2022年度11・85万人、2023年度40・54万人
通算死傷者数は、昨年末で合計111・89万人です。

普通は、戦負傷者数は戦死者数の3~4倍です。
だから3倍として推計すると、ウクライナ軍の2024年の死傷者数合計は、「134万人」になります。
ロシア国防省の発表数字より、遥かに多いです。だからロシア国防省の発表数字は、かなり控えめであることになります。

公表されている数字からウクライナ軍の2024年の死傷者数を推計すると134万人になります。戦死者数の3倍。
うち戦死者数は、「33・5万人」になります。
これは、2024年だけの数字です。
ここに逃亡兵が最大10万人位は加算されます。
どうしようもなくウクライナ兵が不足しているのは、この数字が原因であろうと思います。
この計算の基礎になっている数字は、ウクライナ司法省の統計を基にウクライナの国内メデイアが報道した数字です。
発表数字と2010~2020年の年平均増減率「ー0・5%」を基に計算した数字です。だから、必ずしも正確であるわけではありません。大雑把な目安には、なると思います。

★到底、キエフ政府がウクライナ国民に公表できる数字でないことは、確かです。開戦以降の累計戦死者数が、41000人だそうですから・・・


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


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