「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

どうやらウクライナに暗黙の停戦勧告が出されているらしい❓<ウクライナ紛争2023.12.21

2023-12-23 00:34:51 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

どうも情報とお金の流れを合わせると、実質的にアメリカとEUからゼレンスキー氏に対して停戦勧告が出されているような印象があります。

11月に入ってからウクライナの政治的な内紛が記事になっています。大統領府と参謀本部の対立です。大統領批判もありますね。あるいは今年の反撃作戦の失敗の原因
や動員の失敗、国外への徴兵逃れの逃亡などが報道されています。これまでは情報統制されていたと思います。西側の情報統制が解除されたようでボロボロとウクライナに都合の悪い情報が出てくるようになりました。

そして資金面では❓
『ハンガリー、EUの対ウクライナ支援パッケージで拒否権発動 約7.8兆円』
2023年12月15日
https://www.bbc.com/japanese/67724373

『米上院、ウクライナ追加支援の年内採決なし 休暇中に交渉継続』
Makini Brice、Richard Cowan
2023年12月20日午前 11:59 GMT+914時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/M3LQIHTFGJLT3CMFTJDGKLHWFI-2023-12-19/

来年分は、現在審議ストップ状態にあります。

更には❓
『ウクライナ軍、50万人の追加動員求める 「深刻な人数」とゼレンスキー氏』
2023年12月20日
https://www.bbc.com/japanese/67769086

参謀本部が、ほぼ無理な動員計画を勧告しました。現実には、これだけの動員は無理だと思います。
(「来年の反撃計画を立てろと言うなら、必要な兵士を集めてください!」と言うことです。来年の計画がないのも大統領府のザルジニー司令官批判の理由になっていました。)

ダメ押しがあり❓
『ウクライナ、軍事作戦の規模縮小 外国からの援助減少で』
2023年12月19日
https://www.bbc.com/japanese/67747049

『現在、兵器不足で防御の戦いしか出来ません!』
とウクライナ軍が暴露してしまいました。
暴露したのは❓
南部方面軍司令官のオレクサンドル・タルナフスキー将軍です。ウクライナ軍の高位の将軍です。

実際に、8~10月期のウクライナ支援は、昨年比で激減しています。
ドイツのキール世界経済研究所は12月7日
「2023年8月~10月分のウクライナ支援額は過去最低だ」
「昨年の同時期との比較で87%も減少した」
「これ以上支援が遅れればプーチンの立場が強化されるのは明らかだ」
と発表しました。
記事元
2023.12.8
ウクライナ支援の縮小が浮き彫り、8月~10月分の支援額は昨年比で87%減
https://grandfleet.info/european-region/the-reduction-in-aid-to-ukraine-is-highlighted-with-the-amount-of-aid-for-august-to-october-down-87-compared-to-last-year/


更には❓
ウクライナ応援サイトの記事です。
2023.12.20
『アウジーイウカ守備隊の弾薬枯渇 逃げるロシア兵を苦渋の傍観』
https://forbesjapan.com/articles/detail/68151

この記事によると、大型の榴弾砲の砲弾だけでなく・・
「大隊の主要兵器である迫撃砲やMk19(擲弾発射器)用の弾薬がない」
「使えるFPVドローンもなかった」

自動小銃と機関銃くらいしか撃てないことになります。
口径を問わずあらゆる砲弾とドローンが前線の部隊で不足していることが分かります。
この惨状をオレクサンドル・タルナフスキー将軍が、ロイターにはっきりと証言したわけです。
「ウクライナ軍は、現在・弾不足でロシア軍と戦えません・・」と、内情を暴露してしまいました。

ほぼウクライナ軍全体が、ゼレンスキー氏に対してサボタージュしているのと同じです。(大統領府のザルジニー最高司令官追放の動きへの軍の反撃とも言えます。)

加えて8-10月期の支援額の激減と来年度支援予算の審議ストップです。

言うなれば❓
停戦を絶対拒否しているゼレンスキー氏に対し・・
ウクライナ軍とアメリカ・EUが連携して、停戦勧告しているのと大体同じ意味があります。

なるほど、これでは東部戦線の全域で現在ロシア軍が優勢であることの理由が分かります。
兵士が不足しているうえに、あらゆる砲弾とドローンが不足していれば戦える訳がありません。

いよいよ土俵際まで追い詰められたゼレンスキー関❓
のこった!のこった!のこった!

(ウクライナ国民のために速く土俵を割れ!・・・ウクライナの刑務所も案外住み心地がいいかもしれませんネ❓租税回避地に隠し資産もあるようだし❓)


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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