中東情勢、再び緊迫の時代へ......ハマース、イスラエル、シリアの軍事対立が示すもの
2023年10月13日(金)16時30分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/10/post-102825_1.php
アメリカとNATO他がアフガンと中東で行った悪事の結果と言えます。他が、どの国かは言いません。
※以下、記事から抜粋
レバノン国内
レバノンのヒズブッラー(パレスチナ系)
その支援組織>レバノン・イスラーム抵抗
※シリア国内
◎シリア国内で活動しているパレスチナ諸派
イスラーム聖戦機構
ファタハ・インティファーダ
パレスチナ人民解放戦線総司令部派(PFLP-GC)
パレスチナ民主解放戦線(DFLP)
パレスチナ人民闘争戦線
◎紛争下のシリアで、シリア軍やロシア軍と共闘する民兵
(シリア政府側は「同盟部隊」と呼ぶ)
イラン・イスラーム革命防衛隊
その精鋭部隊であるゴドス軍団
レバノンのヒズブッラー
イラクの人民動員隊
アフガン人民兵組織のファーティミーユーン旅団
パキスタン人民兵組織のザイナビーユーン旅団など
※反政府側
イドリブ県中北部などシリア北西部に拠点がある
シリアのアル=カーイダ
=国際テロ組織のシャーム解放機構
(旧シャームの民のヌスラ戦線)
アル=カーイダ系のトルキスタン・イスラーム党
(中国新疆ウィグル自治区出身者からなる)
※クルド族武装組織(アメリカが支援)
※トルコが組織する民兵組織
※このようになっているようです。しかも、これは大きめの組織だけです。
政府軍側
パレスチナ、イラン、イラク、アフガン、パキスタン
反政府側に・
新疆ウィグル自治区(アル=カーイダ)
クルド(アメリカ)
トルコ系は不明
ほぼ、全地域から来ています。
そしてやはりシリア政府側に参加しているグループが多いですね。
参加しているグループの数から考えると極悪非道のように言われている政府軍のアサド政権が一番支持を集めているようです。ここには、ロシアとイランも参加していますから、アメリカ系とトルコ系は傍流です。アメリカ系のクルド族とトルコ系が対立関係にありますから、トルコ系は政府軍に合流する可能性もあるのかもしれません。
トルコ系とクルド族は、絶対に折り合えません。
アルカイーダ系は、政府軍が強くなれば駆逐されると思います。自由と民主主義などと言う声が初めのうちは聞こえていましたが、今見てみるとそんなものはどこにもないですね?
そうすると?アメリカとNATOが軍事介入した根拠がどこにあったのか?
どこにもなかったのでしょうね。反政府側を適当に支援したのだと思います。反政府だったら何でも良かったのだろうと思います。ヨーロッパ組は逃げ出して、いないようです。どこを支援していたのやら?
アメリカは、結局クルド族を支援することにしたようです。
トルコは、トルコ系の部族を支援しているのだろうと思います。
アルカイーダの残党が、イドリブ県中北部などに残っているようです。
これで、どこが正しくどこが悪いなどとは全く言えないと思います。分かるわけがないでしょう?
結局、政府軍が正しいというしかありません。
そうであるならば?
反政府側にテコ入れしたアメリカとNATOは、何を考えていたのか?
シリア政府を潰すことだけを目的にしていたとしか考えられません。もし、シリア政府が潰れていたら、今よりもっと酷い混とん状態が生まれていたと思います。
シリア政府軍にテコ入れして、何とかシリア政府を存続させたロシアとイランは、正しいことをした事になります。世間の評判は、正反対ですね?シリアのロシアとイランは極悪シリア政府に加担する悪党です。
しかし極悪シリア政府が存続できたので、シリアでは多少ながら秩序のかけらぐらいは、まだ残っています。そして極悪シリア政府にトルコ系を合流させると、多少は政府らしくなるかもしれません。
内政干渉は、これほどの混乱を引き起こし、そこに秩序を再建しようと思うなら気の遠くなるような時間と手間暇が必要だと言うことです。シリアの場合は、それが可能かどうかさえ、現時点では不明です。
このように見ていくと世間の評判とは違い?
極悪の限りを尽くしたのは、誰と誰か?
分かってきましたね?
極悪の限りを尽くした連中が、プロパガンダを垂れ流して自分たちを正当化していた構図が浮かび上がってきます。シリアでは悪く言われている人が、結局正しいようです。