台風の場合は、東南アジアで関係国が多いため関係のある14(12か国と2地域)の国からなる「台風委員会」が提案した名前をつけることになったんだそうです。
(日本、中国、北朝鮮などの東アジア、フィリピンやベトナム、カンボジアなどの東南アジア、そしてアメリカ)
相談して決めるようです。既にリストがあって140個目の名前を付け終えるとまた1個目の名前に戻る方式になっているようです。余りにも被害のひどい台風名は引退する場合もあるようです。その台風の固有名詞になり、次を1個追加するようです。
『今年は「トカゲ台風」がやってくる…台風に「○号」
という数字だけでなく愛称があるワケ』
2022/04/12 19:00
https://president.jp/articles/-/56543?page=2
しかし、日本では相変わらず台風◎号ですね?
でも国際的には、名前が付いています。
※問題のアメリカのハリケーンを見てみます。
女性名が多いような気がしますね?それは事実かどうか?
そもそも、なぜハリケーンに人名を付けるのか?
米国立ハリケーンセンターによると
「一瞬で覚えやすく理解しやすいから」
と言う理由だそうです。
時々、いくつか同時に発生しますから号数では確かに理解しにくいです。カリブ海では、2個同時に発生しているのは時々見ます。それが順番にやってきたりします。
最初はハリケーンの名前は女性名だけだったそうです。その理由は、今となっては定かではありません。何か不都合な理由によるのかもしれません。何しろ分からなくなりました。
当然、抗議の声は起こります。
「女性だけの名前をつけるのかおかしい」
「名前が白人寄りのものばかりだ」
そこで今は、女性名+男性名+アフリカ系アメリカ名がリストにあるようです。
しかし、甚大な被害をもたらすのは女性名が多いとの説があります。本当か?(被害の多かったランキング)
1位:カトリーナ(Katrina) 2005年
2位:ハービー(Harvey) 2017年
3位:イアン(Ian) 2022年
4位:マリア(Maria) 2017年
5位:サンディ(Sandy) 2012年
6位:アイダ(Ida) 2021年
7位:イルマ(Irma) 2017年
8位:アンドリュー(Andrew) 1992年
9位:アイク(Ike) 2008年
10位:イワン(Ivan) 2004年
特に被害の程度と性別は関係ないようです。ただ、21世紀にはいってハリケーンが大型化している傾向は、明確に見えます。20世紀のハリケーンは、1つしかランクインしていません。
アメリカ・ハリケーン名付けルールの全て~名前リスト21個?!
2022年8月12日
https://harenote.com/hurricane-namerule
アメリカのハリケーンも名前のリストがあって海域ごとに何年か先までリストが作られています。(海域は3つ)その時々、思い付きで名前を付けるのではありません。そんなことをしたら、名前を付ける係が分かれた恋人の名前とか恨んでいる男(または女)の名前を付けるに決まっています。
そこで、予め決められたリスト順に名前が付けられます。何年か分を一巡すると元に戻る方式は同じです。
大西洋の名前リスト2020年版
東部北太平洋の名前リスト2020年版
が、上記URLの文中に記載されています。
確かに男性名と女性名が交互につけられています。
1番はアーサー2番はベルサです。以下、略。
そして被害が甚大なハリケーンの名前がリストから消えるのも同じです。その場合は、代わりの名前が補充されます。
と言う、実に暇つぶしな話でした。
しかし?
アメリカのハリケーンにどうして最初は女性名だけが付けられていたのか?
凄く知りたいと思いますが、今となっては真相は闇の中です。あるいは、女性に聞かれたくないような理由が隠されているような気もしますが❓