New York Post
Disaster in the Oval Office: Dems lead Zelensky, Ukraine off a cliff with pressure to reject mineral deal
大統領執務室の惨事:民主党は鉱物取引を拒否するよう圧力をかけ、ゼレンスキーとウクライナを崖から突き落とす
byマイケル・グッドウィン Michael Goodwin
2025年3月1日午後9時27分 公開
https://nypost.com/2025/03/01/opinion/dems-lead-zelensky-ukraine-off-a-cliff-with-pressure-to-reject-mineral-deal/
<参考記事>
トランプ氏に近い米上院議員、ゼレンスキー氏に「挑発に乗らないように」と忠告…米紙が内幕報じる
2025/03/02 15:36
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250302-OYT1T50046/
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28日の大騒動については、マスコミは大統領執務室での激しい口論だけ報道しています。何故、そうなったのかは報道しません。
NYポストは、日本なら日刊ゲンダイに似ていると思います。日刊ゲンダイよりは、情報が高度です。(取材費が多い、コネがある)共和党支持の保守系タブロイド新聞ですから共和党系の情報源を持っています。
だから共和党有利の裏側を書きます。
もちろん民主党支持のマスコミは、共和党を批判と言うより時には糾弾する記事を書きます。これを、そのまま日本のマスコミが垂れ流すので日本の欧米情報は、ほぼ米民主党のプロパガンダ報道になっています。この問題点は、何回か指摘しました。
NYポストの記事には、わざわざ写真まで添付しています。つまり❓
クリス・マーフィー上院議員(コネチカット州民主党)によると・・・・・
引用・・・・・・
◎ゼレンスキー氏はトランプ大統領と会う前に「反トランプ派の民主党員ら」と会談し、大統領が提案している鉱物資源取引の条件を拒否するよう助言されたという。
◎民主党との以前の会談は、トランプ大統領とJ・D・ヴァンス副大統領が奇襲攻撃を仕掛けたという荒唐無稽な主張を否定するものだ。実際、裏の目的を持って会談に来たのはゼレンスキー氏だった。
◎会談の目的は、トランプ氏と代理人が交渉した鉱物協定に署名することだった。トランプ氏は署名すると約束した後、 2度拒否していたが、マーフィー氏のおかげで、金曜日に署名する意図がなかったことがわかった。
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読売新聞がNYタイムスの記事を転載していますが
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250302-OYT1T50046/
ゼレンスキーはトランプ氏との会談前に「ウクライナ支援を支持する超党派議員団」と会談して助言を得ていたようです。共和党グラハム上院議員は、この一員として同席し個別にアドバイスしたようです。
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◎また同紙は、トランプ氏がゼレンスキー氏を出迎えた際、「着飾っているじゃないか」と声をかけたことについて、トランプ氏が「不機嫌となるシグナルだった」と指摘した。
◎ゼレンスキー氏は軍との連帯を示すために簡素な服装を続けているが、米メディアによるとトランプ政権側はスーツ着用を求めていたという。
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NYポストの「反トランプ派の民主党員ら」は、超党派議員団を指しているのだろうと思います。
数が圧倒的に多い民主党側のアドバイスを採用したのでしょう。それは署名を拒否し会談をぶち壊すことです。
更にはホワイトハウス側から服装についても事前に(トランプが怒らないように)スーツ着用が求められています。
これらを総合するとゼレンスキーは、民主党側の意見に従い服装の事前注意も無視して、わざとトランプ氏やヴァンス副大統領他の幹部を怒らせる事を意図していたと思います。どうせ断るなら?と思い切り派手にケンカに持ち込んだのでしょうね❓
ケンカさせて鉱物協定をぶち壊して、ゼレンスキーを米民主党&欧州側に引き留めれば、米民主党の勝ちと言えます。
ゼレンスキーは、米民主党と欧州を頼みにトランプ政権の政策を拒否したと言えます。
ハプニングではなく、ゼレンスキー&米民主党が、最初からそう目論んでいたようです。
もっとも、ここにゼレンスキーの思考はありません。単に米民主党の意向に従っただけです。
その後、どうなるか等、ほとんど考えていなかったと思います。
「上手くいくんじゃネ❓」
大体、ゼレンスキーの思考パターンは、このようなものが多いです。
自分の思い付きで衝動的に決定して、その後メチャクチャになるケースが多いです。
クルスク侵攻作戦は、その最大の失敗例です。
ゼレンスキーの頭が馬鹿なのを利用して米民主党がゼレンスキーを利用して共和党を貶めようとしたのが、多分今回の【2月28日ホワイトHでのゼレンスキー乱心】の裏事情のようです。
見事に演じ切りましたが、それが失敗である場合、その報いを引き受けるのはウクライナ国民です。
普通に考えるならトランプ政権から完全に見限られ、トランプ政権からの支援は無くなるでしょう。
トランプ政権は、ゼレンスキーを無視してゼレンスキー追放に動くでしょうね❓
ウクライナ紛争の負担は、全部ヨーロッパに丸投げです。
ゼレンスキーが拒否する以上、和平交渉は「やった振り」を言い訳程度にして放置すると思います。
放置しても半年~1年でウクライナ軍が、抗戦不能になる見込みです。
半年してから調停に出向けば、ゼレンスキーが追放されているか、ウクライナが敗北寸前か、どちらかだろうと思います。
トランプ政権は、ゼレンスキーの保身のためでなくウクライナの存続のために枠組みとして「鉱物協定」を考えたと思います。それを拒否した以上、ゼレンスキーはそのうちいなくなるでしょうし、ウクライナに課せられる条件は、今より厳しいものになるでしょう。そうしないとロシアが納得しないと思います。
ゼレンスキーは、落ち目のウクライナを更に「ド壺!」に沈めたのでなければ、いいが・と危惧するところです。
政権を失った米民主党とグルになる意味が分かりません❓
ゼレンスキーには「前科」があり、やはり民主党が野党時代の2019年にもトランプ氏を民主党に売るような行動をしています。単なる、ワンパターンの癖かもしれません。しかし、今回は2019年とは相当、状況が違います。トランプ第1次政権は「虚弱」でしたが、第2次政権トランプは「思いっきり!」パワーアップしているように見えます。
※米民主党寄りのメデイアが報道しないこと
スプートニク
2025年3月2日, 13:33
「米国による支援への期待は幻想」 米宇会談受け、イラン最高指導者がコメント
https://sputniknews.jp/20250302/19616563.html
「ウクライナ情勢から得られる第一の教訓は、西側諸国が自らの傀儡である国や政府を支援するのは幻想であるということだ。すべての政府はこれを理解すべきだ。米国や欧州に期待している政府は、ウクライナの現状を見るべきだ」
2025年3月2日, 09:43 (更新: 2025年3月2日, 10:30)
米代表団はゼレンスキー氏との対話を終了するよう勧告=米統領補佐官
https://sputniknews.jp/20250302/19615937.html
(ウォルツ米統領補佐官のコメント)
「これはウクライナにとって良いことだったはずだし、そうあるべきだった。しかし、トランプ大統領を動揺させ、率直に言って怒らせたのは、ゼレンスキー氏が本当に戦闘を止めたいのかどうかが不明瞭になったことだ」
※不思議に思いませんか❓
この騒動の現実に近いことや裏側を知ろうとすれば、ロシアのTASS通信やスプートニクにしか参考になる記事がありません。アメリカでは、タブロイド判のNYポストの記事があるだけです。これは、それだけ「西側!」の情報統制が強いことを示しています。
言論の自由を担保するのは、西側の言う独裁国家のマスコミです。
大きな矛盾と誤魔化しを感じませんか❓
イーロン・マスクは、「言論の絶対的自由」を2年前くらいに主張しました。同時に大手SNSの旧Twitterを買収して言論統制を排除しました。
あるいは、メタのCEOがトランプ氏に米民主党からの圧力に従った事を詫びたという話もあります。
自由主義の原点が失われつつあるように思います。やはり「言論の自由」が、基本の最も重要な部分だと思います。民主主義ではありません。自由主義が統制を受ければ、すぐに独裁国家に変質すると言う現状が見えます。
「米民主党+欧州左派+ウクライナ」のプロパガンダと情報統制を見て危機感を持たない人は、情報統制する側と同じ立場に立っています。大政翼賛会側に立っています。正義だ!正しい!と思って、そうなってしまうのです。それが情報統制と洗脳の効果です。昔からある手段です。今の方が簡単に瞬時に洗脳が出来ることを知るべきでしょう。
方法は実に簡単で同じ情報を大量に瞬間的に流せば、そうなります。それが、ウクライナ紛争が勃発して直後から日本で行われました。日本国民の多くは、「ウクライナ万歳!」になりました。実に簡単でしたね❓
考えて欲しいと思うところです。
※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27