①西側兵器でロシア領攻撃なら世界紛争も、プーチン氏がけん制
By Vladimir Soldatkin、 Guy Faulconbridge
2024年5月29日午前 9:41 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/YTUXT75XFBMSHENZZGXOY5UTPY-2024-05-29/
②NATO加盟24カ国がウクライナによるロシアへの越境攻撃の解禁を求める決議 容認の機運加速へ
2024/5/29 08:53
https://www.sankei.com/article/20240529-5OARINADT5IOTICFEOT4OIIN2E/
仏独首脳、ウクライナにロシア領内攻撃容認を 一部施設に限定
By ロイター編集
2024年5月29日午前 8:34 GMT+93時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/OOW5CSEROBICPPWX75Y5AFG5JE-2024-05-28/
ポーランド、ウクライナ派兵を排除すべきでない=外相
By ロイター編集
2024年5月28日午後 4:06 GMT+911分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/VNNMF5GIENO77PCT4VVV5X5DIQ-2024-05-28/
フランス軍、ウクライナに訓練要員の兵士派遣へ…リトアニア・チェコ首脳も前向き
2024/05/28 09:16
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240528-OYT1T50049/
ウクライナ軍総司令官、仏軍が訓練教官派遣を計画と表明 他の欧州諸国にも期待
2024/5/28 09:21
https://www.sankei.com/article/20240528-K7WLGOJG3NIJFEON6W27PM36YM/
スペイン、ウクライナと安保協定に署名 今年10億ユーロを支援
By ロイター編集
2024年5月28日午前 1:17 GMT+915時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HJCVSU3TTRMRTMHSH2D52YHCF4-2024-05-27/
ウクライナ大統領、28日にベルギー訪問 安保協定調印へ
By ロイター編集
2024年5月28日午前 9:24 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/UK5WN43DTFIQTHBYRKYJ4VE4MM-2024-05-28/
先月のイギリス外相の発言を皮切りにウクライナの西側の武器を使用してのロシア領攻撃を容認する発言が相次いでいました。
②の記事を見るとNATO加盟国32か国のうち24か国が、越境攻撃を認める決議をした・とあります。
NATOやEUは全員賛成が原則ですからNATOやEUの決定とは言えません。
賛成する国が多いからと言う理由で、ウクライナは西側の供与した長距離ミサイルでロシア領攻撃を始めるかもしれません。
そうなれば単にミサイルの供与にとどまらず支援要員の派遣、偵察衛星情報の提供なども含まれます。
ロシアは、当然交戦国に認定すると思います。
ほぼ確実にポーランドの西側供与武器の中継地点にミサイル攻撃をするでしょうね❓
それを「先にロシアが攻撃した!」と例の屁理屈で地上兵力の派遣の根拠にする考えなのだろうと思います。
フランス・ポーランド・リトアニアなどは、地上兵力の派遣に言及しています。
「どうせロシアが攻めてくるならウクライナで迎え撃とう!」と言う理由によります。
一番の問題は、もしそうなった場合アメリカが、どうするかでしょうね❓
『米、ウクライナ軍事訓練員派遣の予定ない=軍制服組トップ』
By Phil Stewart、 Idrees Ali
2024年5月21日午前 5:24 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ZECOBMYQPNJB5HJFI3NFFNQWQA-2024-05-20/
アメリカは簡単に言うと「参戦しない」と明言しています。
仮にフランスやポーランドが勝手に参戦しても「NATOの戦争ではない」とアメリカは回避する余地は、あります。
NATOの戦争でなければ、ヨーロッパ有志国の参戦になります。
今のヨーロッパを見ていると何が何でもウクライナを負けさせないのが絶対的な目的のようです。
多くのヨーロッパの有力国がウクライナと2国間協定を結び支援を約束しています。
ヨーロッパの狙いとしては、11月のアメリカ大統領選挙でトランプ大統領が誕生する前に戦争を拡大してアメリカを戦争に引き込む狙いがあると思います。
「アメリカが主導して始めた戦争なんだから、アメリカの一抜け・・・は許さない!」
このような決意表明でしょうね❓
どっちにしてもウクライナ紛争が、ヨーロッパ紛争(最初は局地戦)に拡大するのは、最早避けられそうにありません。ヨーロッパの主要国がこれほど大騒ぎすれば、止めることは出来ません。イギリス・ドイツ・フランスが同じ主張をすれば、他の国も従わざるを得ないでしょう。
アウデイーイウカ市街陥落からウクライナの劣勢がはっきりしてきましたから、そのころから密かに談合してきたと思います。ハルキウ北部戦線が形成されては、ウクライナの敗勢は時間の問題と言えます。
ゼレンスキーの目論見通り最後は、ヨーロッパの有志国が参戦してウクライナにテコ入れする事になりそうです。
ロシアがそれを黙って見過ごすと思ったら大間違いで、ポーランド・バルト3国あたりに軍事侵攻すると思います。
そうなれば確実に局地戦です。
ヨーロッパの甘いところは、ウクライナが途中にあるからポーランド・バルト3国あたりには直接軍事侵攻できないと考えている節があります。
ベラルーシ経由ならワルシャワまで100km少々です。
ラトビア~リトアニア~ポーランドのルートもあります。
ポーランドやバルト3国は、跳ねくり反っていますが❓
すぐ、ロシア軍が自分たちの所にやってこれることを❓
まさか、忘れているわけじゃ・・・❓
今回の越境攻撃容認は、後戻りできない一線です。
踏み越してしまえば、確実にウクライナ紛争は国境を越えて拡大します。
その覚悟がヨーロッパにあるのかどうか❓
また、アメリカはどうするのか❓
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27