和平交渉の可能性模索 欧米、ウクライナと協議―報道
2023年11月05日00時19分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023110400536&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
『NBCによると、50カ国以上が参加した10月のウクライナ支援国の会合で協議された。』
2023年11月4日 8:58
ウクライナ政府の中で何が起きているか?(米タイム誌)<ウクライナ紛争2023年11月
https://smcb.jp/diaries/9164242
おそらく米タイム誌の報道は、そのためのリークだろうと思います。要はウクライナ国内の現状を知らせる事が目的のように思えます。これまでは、このような報道は一切ありませんでした。
支援国であろうと多少でも良心があれば、停戦を提案するのが筋でしょう。理由はウクライナ軍は緩慢に負けつつあり、ウクライナ国民は緩慢に死につつあります。50カ国以上が参加したウクライナ支援国の会合で協議されたのですから、多数意見と言えます。
支援国の中にも国内の財政事情により支援が限界にきている国も少なくないと思います。イタリアのメローニ首相に対する「ロシア人コメディアンの偽電話」とされる会話内容が、1日動画投稿サイトで公開されました。
『電話は、電話は国連総会開会中の9月18日にかけられ、「アフリカ連合委員会」の委員長を名乗っていたという。』
騙されたのかもしれませんし、敢えて誰かが騙すよう依頼したのかもしれません。
『 ロシア人コメディアンが偽電話、ウクライナ情勢でメローニ首相「各方面にかなり疲労」と発言』
2023/11/02 10:35
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231102-OYT1T50104/
スロバキアは、議会選挙で野党が政権を握りウクライナへの軍事支援の停止とロシアとの和平協議の開始を発表しました。ポーランドでも与党が単独過半数から議席を減らして野党との連立になります。前首相の時代ですらウクライナ支援の方向が決まっていました。約100万人のウクライナ難民への支援の打ち切りを表明しています。
『ポーランド政府、ウクライナ避難民支援を来年打ち切ると示唆』
2023年9月19日 21:57 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-19/S18CXVT1UM0W01
アメリカは見ていて分かる通りウクライナ国内の被害には、ほとんど関心を示しません。NATOの国境を東のウクライナ国境に移動したいと考えているだけです。そのためにウクライナの内政干渉ともいえる工作を行い2014年親ロシア派の元ウクライナ大統領を追放させました。革命とキレイに書いてありますが、次に大統領になったのがその内閣の重要閣僚ですから、革命ではなく親アメリカ派と親ロシア派の権力闘争と言えます。
それが、ロシアの軍事力行使を招き寄せたのは、既に書いた通りです。アメリカは冷酷なアメリカの戦略によってウクライナに影響力を行使してロシアとの戦争を支援するというより煽り立てています。
トランプが自分ならウクライナ紛争を1日で終わらせて見せる!と言ったのは、ウクライナ支援を中止すればウクライナは戦争の継続が不可能になるから戦争は終わるという意味です。
ゼレンスキーは?
「具体的な方法を言ってみろ!出来るわけないだろ!」的な反応を示しました。ゼレンスキーの書生的無能が分かると思います。無知と言ってもいいですね❓
トランプは、ウクライナ支援の停止の可能性を発言したのを理解できないようです。ひたすら言い分は自分の要求を言うばかり、現状認識が全く出来ていないようです。
チヤホヤされていた人気タレント時代の思考が抜けないのでしょうね❓
他人が自分の面倒を見るのは当然・と言う感覚です。
周囲の国が停戦の仲介に動いてもこの無知で無能のゼレンスキーが、障害になると思います。どうするかは、ウクライナ国内が決めることです。2014年元大統領のヤヌコーヴィチを追放した時と同じことをすれば出来るでしょう。
2014年は親ロ派の大統領を追放しました。今度は親アメリカ派の大統領を追放する必要が出てきました。ゼレンスキーはアメリカが操るには便利な大統領であると言えます。ひたすらアメリカの目論見通り戦争遂行と勝利しか言いません。
それはさておきウクライナは、国として半分潰れかかっていると思います。戦争継続どころか国家として存続できるかどうかすら危うい部分があります。
その理由は、ウクライナは独立はしたものの自分たちの力で政府が運営できていないように見えます。財政危機にも何回かなりました。独立の時宣言した中立国である精神は忘れ果てているようです。「中立宣言」はロシアの内政干渉を防ぐためです。ほぼ国として成り立っているとは言えません。ソ連から独立しない方が、ウクライナ国民は幸せだったと思います。
過激民族主義者がウクライナを滅ぼしつつあると言える現状があります。
ウクライナ国民は、よくよく考えるべきでしょうね❓
冗談みたいに俳優の政治未経験で政治的には無知で無能のお茶の間の人気者を大統領にしたら、戦争を始めてウクライナを半分崩壊させつつあると言えます。
真面目にやれよ!の世界です。
今も半分独裁制のようになっていますから、軍がクーデターを起こして政権を掌握して「より悪くない人間」を大統領に据えるのがベターだと思います。この戦争のさ中に大統領選挙など無理ですし、より悪いのを選んでしまうかもしれません。軍のクーデターも有力な選択肢の一つです。こうなった責任のあるアメリカとも強面の話し合いが必要です。
普通に考えるならアメリカと縁切りして、ロシアの傘下に戻るべきでしょうね。自由と民主主義では自分たちの政府を運営出来ないウクライナ人は、安全を考えてもそうするべきだと思います。元々ソ連の州にすぎないわけですから独立国でいられるなら、それで十分幸せだと思います。ロシアとの平和を取り戻さないと国の再建さえ難しいです。ウクライナの工業地帯は、今戦場か占領地の東部に集中しています。ロシアとの戦争は出来ない国の構造があります。基本設計がNATOとの戦争を想定しているからです。
NATOとゴタゴタしてもいいですけれど、ロシアとはゴタゴタできません。
ウクライナ政府は、余りにも無知と言うのか愚かに過ぎると思います。
ウクライナ国民のために一日も早い停戦が成立することを祈っています。
太平洋戦争に負けつつあるときの日本のようにならないことも併せて祈っています。多くの国民が死亡し国が焼け野原になって戦争に勝利しようと幸せはありません。現状では、その勝利もありません。
※この戦争の本質は、NATOとロシアの境界をどうするかの話です。だからはっきり言って世界は無関係です。迷惑なだけでしょう。
アメリカとロシアのパワーゲームであり、ロシアが安全保障上の脅威を感じて開戦に踏み切った以上、ロシアの条件を受け入れなければロシアが戦争を止めることは、ないと思います。ウクライナは、それを決める道具にすぎません。
道具になったウクライナは不幸です。しかし道具にならない選択肢もありました。
今ウクライナが選べる選択肢は、二つあります。
戦争を継続して国が亡びる。
ロシアと折り合って国の存続を図る。
ロシアとの戦争で勝利が見えない以上、どちらかしかありません。