「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

資源開発の呼び込みを始めたロシア⇒戦争をやっているのが馬鹿らしくないのか❓&安保理決議<ウクライナ紛争2025・02・25

2025-02-26 18:48:37 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

AFPBB
プーチン氏、米にレアアース共同開発を提案 トランプ氏の「国防費半減案」も交渉の用意
2025年2月25日 11:23 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3564474?cx_part=top_topstory&cx_position=1

アメリカとの国交再開のメドがついたのでロシアは、アメリカ企業の呼び込みを始めました。
最初は、イーロン・マスクに声をかけていました。
日本企業では、ユニクロに声をかけています。

今回は、トランプ氏の大好きな資源エネルギー分野での進出を呼びかけました。
元々戦争前は、かなりの欧米企業が北海の油田やガス田開発に参加していました。
バイデンさんの戦争は、これらの企業に莫大な損失を与えました。
製造業でも損害を被った企業は多いです。
米民主党は、これらの企業から総すかんでしょうね❓
しかも、「新しく獲得した領土」にも来ていいと言っています。
既に旧ウクライナ領はロシアの領土にされています。ここにアメリカ企業を呼び込めば、ウクライナがどう足掻こうがロシア領と認知されます。
レアアースなんか駄々っ子で煩いウクライナに言わなくたって、ロシアが売ってあげるよ・と言うわけです。
アメリカに大サービスですね❓

プーチン氏も本当は戦争が嫌いです。そんなムダ金があったらロシア国内の様々な開発やインフラ整備に投資したいでしょう。
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また、トランプ氏が示したロシアと米国、中国が国防費を半減する案について、「良い考えだと思う。米国が50%削減し、わが国も50%削減する。中国も望めばこれに加わるだろう」とし、「交渉の用意がある」とした。
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ヨーロッパは軍拡を始めるそうですが、ロシアは早くもトランプ氏の提案した軍縮案に賛成するようです。

平和になれば、色々なことが出来ます。
まだヨーロッパの田舎戦争に過ぎないウクライナ戦争に拘っている面々は愚かだと思いませんか❓
最後までロシアに逆らっているヨーロッパは、ロシアの資源エネルギー開発の参加にも、製造業の復帰でも不利な取り扱いをされるでしょうね❓

「武士は食わねど高楊枝」
アメリカが「美味しい!」ロシア・ビジネスに再参入するのを、横目で眺めて我慢するんだそうです。
プロパガンダやスローガンで飯は食えない!

※無駄な大金を浪費し続けるのがいいか❓
ほどほどで折り合って、互いに金儲けするのがいいか❓
頭を冷やして、よく考えるべきだと思います。今、冬だからよく冷えると思います。
このままだと、財布が冷えっぱなしでしょう。

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ウクライナ決議、米ロ賛成で採択 非難なし、欧州と亀裂―国連安保理
2025年02月25日10時03分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022500073&g=int
安保理決議
『 決議はロシアに配慮し、ウクライナ侵攻を「ロシアとウクライナの紛争」と表記。欧州5カ国は「両国を同列に扱うわけにはいかない」として、「ロシアによる全面侵攻」などと表現を強める修正案を出したが、ロシアが拒否権を行使するなどして採用に至らなかった。』
国連総会決議
『一方、安保理会合に先立ち国連総会(193カ国)の特別会合が開催され、ウクライナと欧州諸国が中心となって提出したロシア軍に即時撤退を求める決議が日欧など93カ国の賛成多数で採択された。この採決で、米国やロシア、北朝鮮を含む18カ国が反対票を投じた。 』

安保理決議は、拘束力のある上位の決議です。そこでアメリカ案が決議されました。
【「ロシアとウクライナの紛争」と表記し「紛争の迅速な終結」を求める】内容です。
一般総会の決議と違い拘束力のある安保理で「ウクライナ紛争は単なる紛争であり、さっさと止めなさい!と決議されました。つまり、ロシアは侵略者ではない・と言うことです。この内容をアメリカが提出しました。国連の拘束力のある決議で、アメリカがロシアを無罪放免したことになります。もう、国際法的にはロシアを侵略者と言うことは出来ません。
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G7首脳、声明調整難航 ウクライナ侵攻、足並み乱れ―ゼレンスキー氏「団結」訴え
2025年02月25日13時30分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022500454&g=pol

ここでもアメリカは断固、「侵略」を「紛争」に変更することを要求しているようです。
トランプ政権は、ウクライナにおける軍事衝突を「紛争」と認識していることを公式に表明しました。
そして「紛争の迅速な終結」も公式に表明しました。
公式と公式でないのに何の違いがある❓
「公式表明」は、「公文書」に記録されます。
今回の安保理決議も番号を割り振られて国連が続く限り記録保存されます。
そして安保理決議には、拘束力があります。
アメリカが安保理に決議案を提出し決議されたことには、このような重要な意味が付帯します。
つまり、事実上アメリカがバイデン政権の非を認めたのと同じことです。


※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


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