「北の山・じろう」日記

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トランプ暗殺未遂事件後、アメリカで陰謀論とフェイクニュースが溢れかえる<2024.07.17

2024-07-17 10:38:43 | アメリカ合衆国

2024-07-16
2024年7月トランプ暗殺未遂事件関連記事
https://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2024/07/16/091150

上記の記事に関連記事を書いてあります。
見事に共和党系からも民主党系からもその他ヤジ馬系、外国筋など陰謀論とフェイクニュースのオンパレードになりました。

アメリカのためには、失敗に終わったのは不幸中の幸いだったと言えます。
成功していれば、アメリカはどうなっていたのか分からないと思います。

暗殺が成功して最大のメリットを受けるのは、バイデンさんです。
共和党はあの時点でトランプが死亡していたら代わりの大統領候補の選出は紛糾するに決まっていますし、トランプほどの求心力を持つ人間はいません。
準備期間がほとんどないことを考えると、共和党は大統領選で極めて不利な状況に置かれていたでしょう。

一方でバイデンさんは、事件前に民主党内で起きていた撤退論を封じ込めることが可能だったかもしれません。アメリカ国内の混乱を乗り切るためには、民主党内で政権抗争をしてよいはずは、ありません。

このような背景を考えるなら民主党とバイデンさんは、怪しまれても仕方ありません。
また、バイデンさん自身のトランプに対する攻撃的な発言があります。

「トランプ氏を標的に」の発言は「間違い」 バイデン氏が認める
2024.07.16 Tue posted at 10:41 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35221493.html
「標的に」の意味
◎暗殺未遂が起きる数日前に「トランプ氏を標的の中心に置く時だ」と呼び掛けていた
◎バイデン氏は8日に献金者との会合で、射撃などの的の中心点を意味する「ブルズアイ」という表現を使い、トランプ氏との対決姿勢を強調していた

聞く人によっては、「トランプを殺害しろ!」と聞こえると思います。実際、そのようなバイデンさんの言動が犯行の動機になった可能性を否定できないと思います。
だから右派系を中心とする政権犯行説は、それなりの説得力があります。
地元警察の警備に大きな重過失と言うべき不備があったことも判明しています。会場の外側を警備していたのは地元警察であり、ほぼ警備していないのと同じでした。犯人を認識していながら、「何もできなかった」とコメントしています。
要人警護班の犯人の射殺が遅かったのも大いに疑問があります。犯人が銃撃後、即座に射殺しています。何故、射撃する前に射殺しなかったのか❓と言う疑問です。

だからトランプ支持グループの主張には、かなりの説得力があります。

それを打ち消すために反トランプ派は、ほぼフェイクニュースで対抗しています。
トランプ・ヤラセ説です。
その主張は書きませんが、トランプが助かったのは偶然後ろのスクリーンを振り返って顔が瞬間横向きになったのが銃弾が右耳を掠めるだけで済んだ理由だと思います。
普通に前方に顔を向けていたら、側頭部に命中した可能性が高いでしょう。
犯人はトランプ殺害を意図しており「ヤラセ」であるはずがありません。

国内向けの説明にアメリカ政府は、非常に困る状態にあります。分かりやすく言うと、警備をせず暗殺の実行を妨げなかった・としか見えない状況があるからです。
もちろん要人警備に不慣れな地元警察の重過失と言える大失敗の結果である可能性もあります。
地元警察の幹部の誰かが、コチコチの反トランプ主義者で警備の手抜きを命じた可能性も排除できません。

今のところ何が今回の事件の起きた理由かは、断言できないと思います。
トランプ自身のヤラセ説を除けば、いくつかの可能性が同時に存在します。そして、どれなのか絞り込むには、まだ無理でしょう。

そこでアメリカ政府は、イラン情報をリークしました。

米当局、「イランがトランプ氏暗殺を計画」の情報入手 銃撃との関連は不明 CNN EXCLUSIVE
2024.07.17 Wed posted at 07:00 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35221542.html

苦し紛れにイランの暗殺計画を持ち出しました。
このゴタゴタは、当分続くと思います。
仮にFBIが、何らかの結論を出してもトランプ支持派は納得しないと思います。

「なぜ、地元警察が重過失と言えるようなミスを犯したのか❓」
これを説明し証明しないと、権力筋のトランプ暗殺説は消えないと思います。

可能性は二つ考えられます。
①権力筋のトランプ暗殺説
②単独犯で地元警察の警備上の重過失説

その後の情報を見る限りでは、どちらかだと推測するしかありません。


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce



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