北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

木質ペレットについて

2005年12月22日 | Weblog
木質ペレットって?
木質ペレットは、オガコやかんな屑などの製材の端材や林地残材を粉砕・圧縮し整形した固形燃料です。
長さは1cm~2cm、直径が6~12mm、木に含まれるリグニン等の成分が、熱で溶けて冷える時に固まることにより、接着剤などの添加物が含まれないピュアな木質エネルギーです。

<木質ペレットの特長>
①ピュアな木質燃料です。
添加物を含まないピュアな木質燃料ですから、身体にやさしい温かさを提供します。

②品質が安定
樹種や乾燥具合によって発熱量が異なる薪と比べて、形状や含水率など木質燃料としての品質が安定しています。

③取扱いが簡単
製造工程において充分に乾燥したうえで固められているので、家庭での貯蔵や運搬が容易で、ストーブ等の自動運転装置にも適しています。

④地域の再生可能な資源から作られます
遠く外国から運ばれて来る石油などの化石燃料と違って、地域で生産される木材を原料とすることができるため、輸送に要するエネルギーは石油の役100分の1といわれています。

⑤地球温暖化防止に貢献できます
地球温暖化の原因であるCO2(二酸化炭素)。石油などの化石燃料を利用することは、地球が長い年月をかけて地中に貯蔵してきた炭素をCO2として大気中に放出することになりますが、私たちは化石燃料を再生産することはできません。
一方、木質燃料を燃やしてもCO2は放出されますが、再び植林することで森林の成長過程における樹木の光合成により大気中のCO2を吸収し固定していきます。
したがって、燃料や建材として木材を利用することはCO2の削減につながります。
(山梨木質バイオマス利用研究会 パンフレットより)