昨日は息子の気持ちが心配で、私は体調が悪くなり、夕方からは寝込んでしまった。
ただでさえ院試に落ちたのは大きな挫折なのに、院試直前には父親を亡くした。
息子は本当に辛い中で臨んだ試験だった。
これで結果が良ければ報われた。だけどダメだった。
なんでこう次から次と…
今ごろ息子はどうしているだろう。
そんなことを考えていたら心配になり、吐き気がしてきた。
ただ心配していてはと夜には起き上がり、息子に電話をしてみた。
「もしもし」
電話に出た息子の声は、意外にも明るい声だった。
聞けばあの後、合格発表の後、息子の友人が5時間も傍に居てくれたらしい。
「どうして○○(息子の名前)みたいな良いヤツがが落ちなきゃならないんだ!」
とひとりですごく怒って、私のように具合が悪くなりそのまま寝込んでしまったらしい。笑
他にも励ましのLINEが来たり、差し入れを持って心配してアパートに駆けつけて来た友人もいたらしい。
私が励ます前に、そんな優しい友人達が息子に寄り添っていてくれた。涙が出る。ありがとう。
今日は大学の相談室でカウンセリングを受けることになっているらしい。心の整理をしたいのだろう。
今日はその後、髪を黒く戻し、早速就職活動を始めるようだ。
前に向かい始めた息子。
私が思うよりずっと大人に、そして強くなっていたんだなあ。