さよならジャンボさん

2017年05月17日 | 日記
職場の個性派キャラ、ジャンボさん。
37歳、女性、バツ1、同居してる男性あり。

ジャンボさんは、まだこの施設に勤務して1ヶ月ちょっと。

いつぞやは職場に突然、「今日で辞めます」と連絡をしてきて、翌日は「やっぱり辞めません」と一日で復帰してきたジャンボさん。

人手不足だから、上司達はまた受け入れたが、何かとテキトーなジャンボさんの行動は、ここでは困った職員だろう。

でも私としてはああいう個性派キャラが職場に居てくれることは面白い。

特にこの職場では、30代半ばながら腰パンヤンキー言葉のカラコン金髪女や、3月まで居た面白すぎる、あの金太郎など、楽しい個性派キャラが次々に現れた。

さあ今度は場を考えない可笑しいウザさを遺憾無く発揮する、堂々としたキャラ登場だ、と私はここで働くささやかな楽しみを勝手に見いだしていた。


しかし、

昨日職場に出勤したら、上司がひとこと。

「◯◯さん(ジャンボの名前)、今朝電話が来て、今日で辞めました」

え!?

「なんでですか?」

「理由は特に言わなかったし、こっちも聞きませんでした」

すると常日頃、社長よりも誰よりも偉そうにしている男性職員Cさんが、ふざけたように手を振りながら大きな声で言った。

「はい二度目ぇ~、はいさようならぁ~」


そんなCさんを見て、アナタも手を振りながら去ってくれないかなと一瞬強く思ったのは私だけだっただろう。


ジャンボさんのように、金髪女のように、色んなことを考えすぎないで、テキトーに生きれたらどんなに楽だろう。


なんてね。


自分だって、結構テキトーなとこだらけのくせしてさ。









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