香川県滝宮天満宮の木鷽です。
羽の巻きが頭から足先まで…。
胸の赤が、切りこみ部分に塗られているため、大きな口のように見えます。
大分県北山田(角理天満宮)の木鷽です。
これは目や羽が切り込みによって、横についているのが特徴です。
彩色はありません。
なぜ、このような木鷽になったのか…。
その理由は大分県北山田に伝わるきじ馬にあります。
きじ馬を作る職人が、鷽替神事前に木鷽を作成していました。
そのため、「きじ馬のような木鷽」が作られています。
人吉には彩り豊かなきじ馬が現在も作られています。
展示室には様々な地域のきじ馬・きじ車を観ることができます。
木鷽同様、きじ馬も所変われば…。
ぜひ、人吉市に遊びに行かれたら、寄られてみてはいかがでしょうか(^^)
色んな発見がありますよ!