オートバイを分解して磨き、正確に組み立て独自理論でラインを探り、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想い語ります
『 さあ、いよいよこれから 』
果たして、きちんと組み上がるのか?
寸法や加工に間違いは無いか。
スプリングは 4mm 長くて入るか?
これから判ってしまう。
ドキドキ と ドキドキ
何も報告が無かったら、泣いていると思ってください。
『 想像していた通り 』
想像していた通り、実際にユニットを取り外し、分解した後で仮組みをしてみれば、設計者と加工者本人の腕が分かった。自作した部品の修正が必要なのだ。
削り出した部品を数カ所修正して、どうにか作業を前進させる。
スプリングリテーナーに続き、スラストワッシャーを置き、グリスアップしたスラストベアリング、そしてワッシャーを置いてスプリングの順に組み付けていく。
スプリングコンプレッサーでスプリングを縮めて、下部のスプリングリテーナーを挿入して、肝心な抜け留め用の サークリップをセットしてから、恐る恐るスプリングを緩めて狙い通りの位置に納めてやる。
実は、この抜け留め サークリップ の部分、新作リテーナーの寸法が心持ち甘い。
最悪、走っている時に リア だけが 急シャコタン になってしまわないか ・・・・ちょっと心配。
まあ、いいでしょう。
ユニットの組み立てが終わり、今日はココまで。
明日は、鈴鹿見学だ。
明日は鈴鹿サーキット 交通教育センターへ行って、
講習の様子を見学勉強させてもらいに行く日。
聞けば、担当インストラクターの方は倉田さんとの事。
久し振りにに倉田さんの側で勉強しなくては。
それと、鈴鹿では愛知県に住む知人と待ち合わせの約束だ。
彼女には 公式Webサイトの作成と管理でお世話になっていた。
お礼と今後の事で相談したい事もあるから、手土産を持って行く事にした。
手土産はチョコレートに決めて、近くの市場を歩いても、
好きだった店が廃業した後、今は気に入った店が無い。
と、そんな時、店先の出店に目が行った。
テーブルひとつではち蜜を販売されている様だ。
値段は手頃だから買う事にした。
でも、その後が長かった。
養蜂家の中南さん、話好きのおじさんで、女性特有のイジメ構造の話から女性特有の脳は生物学的産物か? 社会学的産物か?
はたまた、中国産のはち蜜に席巻されている日本市場だが、中国での生産方法の懸念、日本での生産の時期や生産方法、果ては男らしさとは等、押し付けではない面白い話が続いた。
そんな彼、商売も上手で、柚子をおまけでたくさんつけてくれた。
これで、柚子もお土産に持って行ける。
そんな新しい人との出会いがあるから、人生は楽しい。