妖怪大魔王・コバ法王日記

オートバイを分解して磨き、正確に組み立て独自理論でラインを探り、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想い語ります

外国人就労者への自転車講習を / Bicycle Lessons for Foreign Workers!

2024-05-30 16:15:47 | 人として生きたい

 
via 神戸新聞 Kobe Shinbun newspaper
 

兵庫県、小野市で外国人技能実習生(今後は育成就労制度の対象の方)を対象に、自転車のルールを伝える教室が開催されたニュースです。各自治体でも、積極的に行なって、交通ルールを浸透させ、安全な交通社会をつくって欲しいものです。

It is in the news that a class was held in Ono City, Hyogo Prefecture to teach foreign technical trainees (those who will be subject to the development employment system in the future) the rules of bicycles. I hope that each local government will also actively hold such classes to spread awareness of traffic rules and create a safe traffic society.
 

https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/202405/0017706513.shtml

不足する労働人口を補いつつ、海外の方へ技能を伝える制度として始まった “技能実習制度” は、一定の効果を収めたものの、パワハラや給与未払いなど、人権無視が大きな問題となり、今後は「育成就労制度」となり、今まで以上に対象業種が広がり、更に安定した労働力として期待されていますし、自治体も彼らを支援する働きが今まで以上に求められています。


一方、自転車関連の事故は増加傾向にあると言われ、それに応じて、ヘルメットの着用努力義務や歩道ではなく車道通行の励行など、法律も毎年の様に追加されています。従って、現在の法律に対応した講習は日本人の多くの人に必要ですが、特に、日本語によるコミュニケーションが不足する来日 1~2年目の人達には、実際に学んでもらう機会は大変に大切です。私も、何等かの支援がしたいと考えております。





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ボランティアとは、行政ではなく、市民のもの / Volunteers belong to citizens, not the government

2024-02-13 11:55:12 | 人として生きたい

NHK 伝
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240127/k10014336481000.html?fbclid=IwAR0w3Pis3G-3DHVE8xsUAtJoVrCUTzLLiVVFmsKwsPCg3egDaTdVmbMiiwI


ボランティアとは、本来、市民による市民に対しての支援です。今回の震災では、行政が主導した事で大きく遅れ、被災直後の絶望感や孤立感など、本当に必要な「心」の支援が大きく損なわれています。
Volunteering is essentially support provided by citizens to citizens. Due to the government's leadership in this earthquake, the truly necessary emotional support has been greatly impaired.

 



1995年、阪神大震災で被災した体験から言えば、震災翌日には、‘道なき道’ を自走して、現地に入って来る人があり、一週間も絶たない内に、「救援物資」のプラカードを下げたオートバイ乗り達を数多く見かけたものです。
彼らは、自身の家族や友人、或いは避難所を目指して、移動に伴うリスクを覚悟で来ていた筈です。そして、食糧や水、暖房などの支援ばかりに注目を集めていますが、実際には 虚無感 や 絶望感、孤立感 など “心” へのケアが大切で、被災後、時間を置かずに、時間をかけてやって来た彼らによって、多くの人々の “心” は救われた筈です。しかし、現在では、内閣府(政府)が主導して、ボランティアの移動や入境を制限している状況では、本当に必要な、家族や友人・知人による、直接の支援を妨げる結果になり、避難している多くの人々の “心” を救う事に繋がりません。

そもそも、現在では 内閣府が認定して、社会貢献の為に活動している 数多くの NPO法人があり、日頃から フードバンク や 孤立者支援など、行政主導ではなく、数多くの人々への支援実績を持った NPO法人があります。 彼らなら、最も早く、被災して支援が必要な人々に、適切で適確な支援を行なうノウハウも体制も整っている筈です。 何故、内閣府は、自らが認定して その活動状況の管理も行なっていながら、いざとなったら、全てを行政主導で行おうとするか理解できません。

2022年、ロシアがウクライナへ侵攻して、ウクライナから国外へと避難する人々が数多くあふれ、世界各国が避難者の受け入れを進めた時がありました。多くの国が、多くの人々を 国主導で受け入れた際、日本は最終的な受け入れ先に 市民団体・NPO法人を指定して、遅れてさほど多くない人々を受け入れを実現させた経緯があった筈です。どうにもならない時だけ NPO法人を利用するのではなく、行政では対応が難しい事を日頃から行なっている NPO法人の能力に頼る体制へと改める必要があるでしょう。

以上、今回の震災は、ボランティアとは、本来、[ 市民による、市民のための、親身で素早い支援 ]である事を再認識させられた機会でした。




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阪神・淡路大震災、『 1.17 慰霊の集い 』に寄せる想い

2024-01-18 20:14:08 | 人として生きたい


Arab News Japan 発

https://www.arabnews.jp/en/japan/article_112960/


サウジアラビアを拠点に情報発信活動を行なっている、 Arab News が 1995年 1月17日に起きた 阪神・淡路 大震災で犠牲になった方々への慰霊の集いを、英文で、世界に発信しています。
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被災した人によって想いは様々でしょうが、1995年 1月17日、自宅全壊の被害を受けた僕にとっては、1995年の出来事は、忘れられるならば忘れたい出来事の日々でした。だから、能登半島での地震での被災現場の映像や画像を見ると、あの日々を思い出してしまうのか、胸が苦しくなり、話題にする事を避けています。しかし、僕以上に、家族や親族、大切な友人を亡くした人達は、それ以上の想いをされているのは間違いないでしょう。その人が能登地震の事を話題にしなかったとしても、自身も被災している事を全く語らなかったとしても、僕は不思議には思いません。
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僕の父親は、太平洋戦争当時、陸軍に召集されてビルマ(現在のミャンマー)へ行き、兵士 約 8万5千人の内、3万人以上が亡くなった、無謀な侵攻計画、ビルマ・インパール作戦にも従軍して、どうにか無事に復員した一人ですが、当時の事は全く口にする事はありませんでした。当時は不思議に思っていたのですが、今は、その気持ち、充分以上に分かります。
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今も、世界では、逃げ惑う無力な市民を、必要以上に強力な武器で殺傷し続けている国と地域があります。それは、災害以上に恐ろしい事で、災害以上に簡単には消す事が出来ない傷を残します。だから、災害の場合以上に、被害に遭った方々の事は、ずっと忘れない事が大切だと信じています。





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行政の責任は人の命と生活を守ること、守れない行政の存在意義は

2023-12-28 20:16:46 | 人として生きたい

NHK 伝、https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote85/

国(検察)は、無実の人を起訴・拘束して、例え 重病であっても必要な診断と治療を認めず、人の命を守れない行政であれば、本来の存在意義を失っている。

この記事の 2020年、不正輸出疑惑の捜査で 適切な診断と治療が受けらず亡くなった 相嶋静夫さん 然り、2009年、冤罪で起訴された 元・厚生労働省局長・村木厚子 さん、そして 2021年、名古屋出入国在留管理局に収容されていた フィリピン出身の ウィシュマ・サンダマリさんが 適切な診断と治療が受けられずに亡くなった件など、人の人生を壊す事を平然と行なっている事を 私達は認識する必要があります。 
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相嶋静夫 さん、2020年3月、勤めていた機械メーカーの製品が不正輸出との嫌疑で逮捕・拘束され、同年9月、貧血、体調不良と血便で がんの症状あるも保釈されず、同年10月、数回の保釈申請後、ようやく特別に病院での検査を許可され “ 進行胃がん ” と判明するも、保釈は認められず拘置所へ。 同年 11月、ようやく拘留執行停止が認められて病院へ、がんは 肝臓にも転移している事が判明。 同年 12月、裁判所が保釈申請を認めるも、検察が準抗告を行ない、保釈は却下される。 翌 2021年 2月、亡くなる。 同年 7月、検察がねつ造疑惑から起訴を取消し、2023年12月、裁判所が 捜査は違法・冤罪として 国と東京都に賠償を命じる判決。



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ガザ地区への支援活動に関心を!

2023-10-28 20:53:12 | 人として生きたい

Oxfam 発

イスラエルによって完全封鎖されている パレスチナ・ガザ地区へ続く大量の空爆により、ガザ地区で支援活動を行なっている国際的な機関のスタッフ達の安否が心配されています。

その団体の一つ、世界の 90ヶ国以上で、貧困と不正を根絶するための持続的な支援・活動を90カ国以上で展開している団体、Oxfam(オックスファム)が、ガザ地区のスタッフに代わって世界のジャーナリストへ発信している文章です。
  


< 以下:日本語直訳 >

ガザにいるオックスファムの同僚たちは、過去3週間にわたって国際メディアと精力的に協力し、何百もの目撃証言を提供した。 彼らは現在連絡が取れず、沈黙を強いられています。 オックスファムは、ガザ地区職員の声を確実に届けてくれたジャーナリストに感謝の意を表し、連絡を再開し、彼らの安全を確認でき次第、再びすべてのメディアの要請に応じて彼らの主張を聞きたいと考えています。




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