妖怪大魔王・コバ法王日記

オートバイを分解して磨き、正確に組み立て独自理論でラインを探り、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想い語ります

給料日前だというのに ・・・・

2014-04-24 21:43:28 | 日記
給料日前だというのに、買ってしまいました。
iPad Air を。

丁度、3年前に購入して使い続けた Wi-Fiルーターの電池の持ちが悪くなり、同じく iPad も心なしか早く消耗するようになり、新しい機種への乗り換え時期を探ってたのですが ・ ・ ・

オーソドックスに、ルーターの契約更新時期に合わせて、タブレット同時購入での割引きセールにもつられて買い替えてしまいました。
iPad Air は、解像度の高さ以外に、薄さと軽さに惹かれていたのですが、迷っていたのです。
でも、自転車旅行する時には 1gでも軽い方が良いなぁ~ とか、高齢者には軽さが何よりの恩恵だよ!とか、適当に理由をつけてみたのですが、本当はお店の女の子とお話がしたかったから~ との噂も否定できません。

モトイ! これで、毎日の通勤時のバッグの重さが 300g 近く軽量化され、通勤時の平均速度と燃費は向上し、20年もすれば大きな環境貢献になる・・・ がも知れません。

古い iPad は、お店への下取り処置を受けてドナドナ、キャッシュバックとなります。

明日から、毎日 食費削らなくっちゃ !♪






“わがまま” イベントを前に ( その2 )

2014-04-22 20:17:58 | “わがまま”で生きるべし
前回の予告では、「わがままの責任」を書く予定にしていたが、“わがまま”に関して別の角度から話題を書きます。
乞う御赦


【 目的の無い人生はつらい 】

目的や目標の無い行動ほど、人間の存在を無意味にしかねない程に、無駄なものはないでしょう。

ただ単位を取るためだけの学校生活や、給料を貰うためだけの勤務生活であるならば、自ら人生の意味を得られる何かを見つけなくては、きっと耐えられない毎日でしょう。

そんなストレス発散のためにオートバイがあっても良い!と、僕は考えている。
休みの日にオートバイに乗って、行きたい所へ行って、やりたい事をするのは人生の喜びだ。

そんな時、オートバイをもっと上手に乗りたいと思うようになるのは自然だし、上手になれば安全マージンも増える可能性が高い。

でも、「だから、オートバイの練習をしたい!」で、本当に満足か?
それで良いのか?

【 目的の無い練習は無意味に近い 】

全国各地で開催されている「オートバイ講習会・練習会」は、一般路上を走行する車両対象で行われているイベントであれば、その内容は基本的にほとんど同じと断言してよい。

柔軟体操に続いて簡単に乗車前点検から乗車姿勢などの注意があり、走行練習では ブレーキングの練習、パイロンスラローム、コーススラローム、 時には 一本橋の走行練習が入り、変わった所ではタイムトライアルがある程度だ。

もちろん、そのカリキュラム毎の多少はあるが、どこでも事前に決められたカリキュラムとスケジュール、そして走行コース通りに練習を行なう事が求められている。その方が運営する側は楽だからだ。

参加する者達も同じだ。
決められたカリキュラムとスケジュール通りに練習を重ね、インストラクターに指導されるのを待ち、周りの参加者を横目で眺めて時に悦に入ったりする程度だ。

つまり、大半の者達は、“講習会に参加する事”が目的であり、練習専用のコースで存分に走れれば良いのであって、具体的に上手になったかを判定するメソッドも無く、走った事で満足して「上手になった」と満足して帰るのだ。

日頃から、一般の路上で走行している際の体験から、特別に練習したい事や深く理解したい事がある筈だ。
それがあるならば、それを追及する目的意識を高く持つべきだし、講習を行なう側もその要求に対応すべきだろう。

そんな探究心や疑問に応えるために、“わがまま”イベントがあるのです。


次回予告・・・ 「 どう進める“わがまま”イベント 」の予定 ♪





浦島太郎のオートバイ

2014-04-21 23:31:41 | オートバイのアレコレ
リハリビを兼ねて、先週末にガレージへ行き、
オートバイを触って(整備して)きたので、ここに報告 ♪


【 浦島太郎の忘れ物 】

でも、ひどい話だ。
久し振り、街中を走ってみれば、
見慣れない建物や風景ばかりになっている。
まるで、浦島太郎爺さんだ。

それよりひどいのは、ノートが無い。
整備やセットアップデータ、
そして練習での記録やインプレッションが書いてあるノート。
医療カルテと通信簿、それにヘソクリ通帳を一緒にした程に大切なのに!!
あれが無いと触れない。

どんだけ、キッパリと切り捨て忘れていたの?


【 前回の整備ミス発覚! 】

ノート発掘!


早速にデータを比較。

フロント 1G' (乗車時) 車高 : 97.5 mm やや低、でも規定内
フロント 残ストローク : 41.5 mm 基準値 38mm より多
フロントイニシャル突き出し : 7 mm、基準値 5.5mm と違!
イニシャル量は、前回 2011年の整備ミス !


フロントフォークオイル 3 cc抜き、イニシャルはアジャスト
早速に試走へ !

ノートは偉大だ ♪
さっきまでと全然違って、最初の路地曲がるだけで、
フロントがしっくりと来て、優しくリードしてくれる。

さあ! フロントは解決という事で、
スイングアームを降ろして、リア周りをセットアップしてやろう。


【 自分で整備している車両はやり易い 】

リア周り、分解・降ろし完了!
やっぱり、自分で整備している車両は分解し易い。


後は、ゴム部品の交換、潤滑油・グリス交換、ベアリングチェック、アライメント出し、前後のタイヤの整列、
エンジンマウント周りのストレス解除、

ゆっくりで、18時には完了して、試走出来るかな?
まっ、その前に コーヒーブレイク ♪


【 経年変化は容赦無く 】

寿命の切れた部品もあり、意外と時間が掛かった。

スイングアームピポットのダストシール(オイルシール) は要交換、
しかし ストックに無くて次回に。

それよりもショック!だった事があった。
新品のタイヤ・α-12 に履き替えたまま、あまり走ってないが、
製造コードは 1410、既に賞味期限を過ぎて ・・・・ ♪
でも、我慢して走っていこう。

最後に、前後のタイヤの整列を取って、ほぼ完了 ♪
少しは変わるかな?
長い間、ほったらかしにしていて、ごめんね。





“わがまま” イベントを前に ( その 1 )

2014-04-18 21:03:28 | “わがまま”で生きるべし
4年ぶりにイベントを開催する事を決める迄は時間が掛かったが、イベントの内容を決めるのは簡単だった。

「 “わがまま”イベント 」と言っても、殆どの人にとっては、誤解は出来ても理解は出来ないだろう。

・・と思い立ち、こうしてキーボードに向かっている。


【 “わがまま”は悪? 】

“わがまま”という言葉は、まるで悪い言葉の様に使われ、他者を責めたり自己批判の時にも表に出る言葉の一つだ。
だから、決して良い言葉としては認識されていないだろう。

けれども、僕は、その“わがまま”を出せる人を集めるイベントが開きたい。


【 人の中で人になった者の責任は 】

人は一人で生きている様に思える時もある。
しかし、例えば原野で生まれ落ちて一人で生き抜いたとしても、それは“人”ではなく動物だ。

言葉を覚え、モノの名前や先人の発明品や文化を受け継ぎつつ暮らし、社会の中で生きるからこそ“人”になる。

では、“人”の責任って何だろう。
他の人の生命や健康、自由を奪わないのが人のモラルであり責任だ。同じく、社会を壊さないのも責任だろう。
そして、それに続く責任は、人として生まれて育ち、自らの心の中で湧きだす欲望や夢を追い求める事だろう。

それが、時には絵画や作曲の様な芸術となり、時には文学として不変の価値を持ち、時には機械や医療などの科学技術の発展として残り、それらが後に続く人達に受け継がれていくのだから。

だから、欲望や夢、つまり“わがまま”を持つのは責任なのだ。


( 今回はここまで、次は“わがまま”の責任を書く予定です )









昔乗っていた車両 (XJ400 編)

2014-04-17 21:25:12 | 昔乗っていた車両、体験記

最初に乗ったバイクは、多くの人と同じでしょう、“カブ”でした。
しかも、最初に手に入れたカブは郵政カブ。

それでも、それ以上に大きなバイクに乗ろうとは考えず、ひたすら車中心の生活を続けていたのですが、都会暮らしには車の必要性は低く、駐車場料金も決して少なくなく、泣く泣く車を手放して暇を持て余していたある日、「オートバイの免許を取りに行こう!」となったのでした。


【 最初から中古車狙いで・・ 】

無事に免許を取得してからは、週末毎に神戸市内のオートバイ屋さんを、郵政カブで巡る事になりました。
というのも、オートバイに興味は無かったので、どこにオートバイ屋さんがあるのか知らず、どんなオートバイが販売されているかも知らず、新車を買うつもりもなかったからです。

そんな時、(後になって知ったのですが)ヤマハの元ワークスライダーで、世界GPでも優秀な成績を残していた金谷さんのお店にソレがあったのです。
ヤマハXJ 400、新車半年落ちでとても綺麗なコンディションだったのです。


もう即決! その場で購入を決め、その後で必要な書類の手配や支払いを済ませ、いよいよ納車の週末の事は今も忘れられません。

「 恐い! 恐い! 」
「 僕、オートバイで道路を走っている!! 」

原付とは違って、大きな車達と一緒のスピードを出して、車線の中央を走らなくてはいけない!
しかも、車と違って身体を守ってくれるものは何も無い!


【 ツーリングからスクール通い、そして ・・・ 】


週末毎に走るようになり、徐々に走る事に慣れ、やがては近所から離れてミニツーリング。
この頃は何もかも満足していました。


車とは違って、オートバイの部品は全てが緻密な作りで、エンジンはアルミの地肌に綺麗な切削ポリッシュ加工面のコントラストも美しくて、「僕には、こんなに美しいバイクは造れない」といつも眺めていたものです。

やがて、帰省の脚にも使うようになった頃、ホンダに勤めていた友人がらの勧めでライディングスクールに通うようになったのです。
一般道で車より早く発進が出来るようになった、それだけで「 僕は上手!? 」と天狗になっていた僕にとっては刺激に溢れた場所でした。

当然、インストラクターの人は圧倒的に上手に乗りこなし、こっちはそうでもないから悔しくなる。
自宅近くで開催される 1日イベントから始まり、やがては 鈴鹿サーキットで開催される 1泊2日コースから、浜松や福岡でのスクールへと出向いてのスクール通いが趣味になったのです。

やがて、姫路で開催されたスクールへ意気揚揚と出向けば、ショップさんが貸切状態で、「今日は午後からジムカーナをします」と、ついにジムカーナに出会ってしまったのです。


【 波乱の運命(?)の XJ400 】

80年代後半、オートバイブーム全盛の頃、自宅の裏手にある山・六甲山へも脚を運ぶようになりました。
それも週末の夜間に。

時には 100以上のオートバイが集まり、朝近くまで走っている連中とは離れ、一人旧道ばかり走ったり、人気の少ない駐車場の隅で空き缶をリアタイヤで踏んだり、つぶした缶を拾ってみたりと、色々な技を磨いていたのもこの頃の事でした。

そうなると可哀相なのは XJ400で、時には“ 一日ヒトコケ ”と言える程に、技の練習で転倒が増えたのです。
あれだけ綺麗に輝いていた車体には傷が増え、でも不思議と愛着と自信も増えたのです。

そして、市街地一般道で車との大きな事故を2度ほど経験した頃には、新車時とは見違える程になってしまいました。
( 事故の過失割合は、10:0 と 8:2 で車側の大きな過失でも、遭遇すべきではありません )

練習で転倒する事を見越して、外観はボロボロになったままの XJ400でしたが、ジムカーナ大会での戦績は連勝に次ぐ連勝と大きな成果を残してくれました。

しかし、今だからはっきりと言えますが、オートバイは誰が見ても綺麗に保つべきです。
ボロボロの車体や、元々の車両名が判らない様な改造をして速く走ったとしても、さほどの価値は無いのです。
まして、競技会を開催する為に、会場の確保や企画運営を行なう立場の人の事を考えたり、その競技が広く認められて存続させる事を考えれば、ナンバー付きの公道走行車には守るべきものがあるでしょう。

壊れる度に修理や整備の経験を積み、クランクシャフトを含めてエンジンのオーバーホールさえ経験させてくれた XJ400は、同じ競技をしていた人の元へ旅立ったのです。

今まで乗ってきたオートバイの中で、今考えてみても、一番色々な体験をさせてくれたのが XJ400です。
でも、「 新車同然の XJ400、あげますよ! 」と言われても要りませんね。
僕にとって XJ400は、共に生活をして、最後には外観はボロボロになった奴こそ、一番の相棒ですから。


・・・ 次は、新車の400㏄車を購入へ