今週は連日
樽前山もくっきり見渡せました。
けど、空気は秋の気配。
朝晩や、少しでも曇れば長袖が必要。
ようやく開始しました
鋼矢板の打込み作業。
打込む直線形鋼矢板は、
九州の八幡で製造、
その後苫小牧までは船で、
そうして現場へはトラックで
輸送されてきます。
注文から苫小牧までの到着は、
約2~2.5ヶ月。
陸揚げ後はストックヤードに保管し、
現場の進み具合に合わせ搬入します。
搬入後打込み前に孔開け。
堰堤は円筒状に鋼矢板で閉じるため、
全てがつながると水の逃げ道がありません。
なので、地中に打ち込む鋼矢板は
孔を開け水の逃げ道を確保。
開孔後はこちら。
適当に開けているのではなく、
位置や開孔径も決まっています。
で、打込み。
打込みは、バイブロハンマーという
機械をクレーンで吊り、
鋼矢板を掴んで打込みます。
バイブロハンマーは、
スイッチを入れると縦に細かく振動し、
その振動と機械の重量を利用して
鋼矢板を打ち込む機械。
例えるなら、向きは違いますが
キツツキのようにつつきながら
という感じでしょうか。
今回の工事では、円筒4つ分の
鋼矢板を打込みますが、一つ
当りの鋼矢板の数は168枚。
最初は矢板も短くて(3m程度)
打込みも早いですが、最長は15m。
しかも徐々に地盤が固くなると
事前の調査で判明しています。
おそらくは、1日で4~5枚程度しか
打込めない日も出てくるかと・・・。
12月中の終了を目標に
これからほぼ毎日打込み作業。
すんなり入ることを祈ります。
土木部 1330
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