前回新たなアイテムとして紹介した
『ウォータージェット』
その名の通り高圧で水を吹き出し、
地盤を掘ったり、削ったりする機械。
現場では、専用の矢板にウォータージェット配管を装着。
さらに、矢板が地中に挿さりやすいよう先端を加工。
写真中央上に見える2本のパイプから
高圧の水が出てきます。
実際の施工状況。
地中に刺さり込む前
高圧水が噴き出ているのがお判りでしょうか?
地中に入ってからも打ち終わりまで
高圧水を噴射し続けます。
1分間に約300ℓ。
入る時間にもよりますが、
1枚打つのに約10~15分。
4,000~4,500ℓの水を使用。
で、水は矢板を伝って地上に出来るので、
それをポンプで汲んで排水。
この矢板は、ウォータージェット専用なので、
所定の深さ手前まで打込んだら引き抜き、
本設の鋼矢板に掴みなおし所定の深さまで打込みます。
通常の打ち込み終了写真。
ウォータージェットを使用した後の終了写真。
周辺が高圧水によってえぐられてしまいますが、
ウォータージェットを使用してようやく
所定深のさまで矢板を挿すことができます。
今はまた、土工作業中につき矢板は中断中で、
来週水曜日より再開。
残り約420枚。
すべてウォータージェット使用予定。
工事の進捗率も40%を越えたところ、
まだまだこれから、頑張ってまいります。
自分は何もできないので、
頑張るのは職人さんですが・・・
土木部 1330
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