朝晩ストーブがないと凍えそうなほど気温が下がってきました。
まだ雪は降っていませんが、もういつ初雪でもおかしくなさそうです。
今日もで寒さ倍増ですが、
が強い時は中断して弱くなったら
再開という感じで現場やってます。
今回はこの現場のもう一つのメインである護岸を紹介。
まずは、大型どのうという円柱形の土のうで川を締切り、
掘削(河床より1.3m掘下げます)、法面整形(勾配1:2.0、角度でいうと約26.5度)、
法面の長さは場所により変わりますが、ここは7.4mで平面部は1m。
その後吸出し防止材と言われる厚さ1㎝のマットを敷きます。
この後設置するブロックに隙間があるため、そこから土砂が流失しないよう
にするためのマットです。 長さは約9m、そして重いです
マットが敷き終わるとコンクリート製のブロックを設置。
今回は、1個約60㎏のブロックを使用。
1㎡あたり6個設置し、写真の箇所は587㎡なので、
約3,522個のブロックを設置。
当然重機で吊って法面に置いていくのですが、ブロックの配置間隔の
微調整などがあるので法面に置いてからは人力作業。
1個60㎏、3,500個、重いです
ブロックを設置しながらブロックを連結させるための連結線を
ブロックに開いている穴に通し上端で結束。
ブロックは1段づつ千鳥に配置し、下から連結線を通します。
連結線は6㎜、ブロックを連結させるために1本を折り返して2列使用
することになるので長さは約17.7m、穴はブロック1個あたり2か所
開いていて、下から真っ直ぐ連結線を通すとおのずとブロックが連結され、
上端で結束すると一体化するという仕組み。
結束するとこんな感じ
連結線6㎜ですが、とても硬いです
人の手じゃとても曲がりません。専用工具を使って結束していきますが、息が切れます
さっきから重いとか硬いとか言ってますが、やるのは作業員さんです…
自分、背後で写真撮りながら応援する日々です
で護岸の完了
手前の色の濃いブロックは、現場内から出てきた既設のブロックを清掃し
再設置したもので、奥の白っぽいブロックが購入して設置した新材。
護岸はどこの現場も古いブロックを無駄にせず再利用、再利用できない程傷んだ
ブロックでも細かく砕いて石材として使用したり、プラントに運搬して
再生砂利へと生まれ変わります。
今回は護岸紹介でした。
工事終了まで護岸の作業は続くので、また今度違う場所での施工アップします。
来週あたりには、いよいよ樋門の完成アップできるかも…
厚真川担当 6022
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