(2008.3.16 “ホトケノザ”の花畑:郡山市笹川地内のみちのく自転車道にて)
きょうは素晴らしい天気になりました。午前8時、気温は6℃ぐらいで無風。一週間ぶりにみちのく自転車道へと乗り出しました。
(暖かそうな郡山市日和田町高倉の運動公園。奥がアサヒビール福島工場。)
本来日曜日は家族サービスに空けておくことにしているのですが、昨晩は次女を訪ねてきた姪と一緒に焼き肉屋さんでした。姪と次女の間であらかじめ話は出来ていたようで、わたしたちもありがたくご馳走になることにしたのです。おいしい焼き肉をお腹いっぱい食べた後はおきまりのナイトランなのですが、昨晩は姪もいたのでレンタルしてきた映画のDVDで豪華2本立上映になってしまいました。
そんなわけで、皆さんは朝になっても起きる気配なしでしたので、さっさと一人みちのく自転車道へ出てしまったのです。
こんなところにも白鳥が・・・、暖かい日差しの中のんびりと泳いでいましたが、そろそろ帰り仕度をしなければならない時期ですよね。
上流に小和滝橋が見えてきました。いよいよみちのく自転車道へ乗り入れです。
小和滝橋の袂、小和滝公園の桜。まだまだ花の気配はありません。
(現場の北側から)
(現場の南側から)
みちのく自転車道『郡山富久山清掃センター』のところに通行止の看板が出ています。とにかく何も通れないような感じですが、先週ここを通ったときに自転車と歩行者は通れるように、迂回路を造って下さっていましたので大丈夫です。ただ足場材の単管パイプ等で組み上げた迂回路はそれほど広くありませんので、大切な自転車には細心の注意を払ってください。
ビッグアイとD’グラフォート・ザ・タワー郡山の見えるポイントです。そして、そこから少し先へ行ったところの堤防下で信じられない光景に出くわしました。
猫とカラスが写っていますが、なんとこの猫とカラスが遊んでいたのです。いや正確にいうならば、写真の状態の猫の周りを、4~5羽のカラスが取り囲んでいました。と、この写真のカラスは、猫のシッポをつついてみたりくわえてみたりしているんです。猫は逃げるでもなく飛びかかるでもなく、こんな寝そべったままで適当にあしらっているんです。
わたしは最初、猫がカラスに飛びかかるんじゃないかと思いました。次には、カラスがみんなで猫に襲いかかるんじゃないかと思いました。それで、思わず「コラッ!」と声を上げました。カラスは近くの木に飛び移りましたが、猫はそのまま。それに、シッポをいたずらしていたカラスは、バツが悪そうにほんの少し離れたままでした。『お前らの関係は、少し変だぞ!』
川原の柳は、ほんの少し色が春めいて来ているようです。
日当たりのいい堤防では『オオイヌノフグリ』の青い小さな花や、『ヒメオドリコソウ』のピンクの花も咲き出していました。そしてここの一角はとりわけ見事なピンクの花畑になっていました。
『ヒメオドリコソウ』だと思っていた花は、近づいてみるとまったく違う『ホトケノザ』シソ科、別名:サンガイグサ(三階草)といわれるものでした。
御代田橋をわたり、みちのく自転車道は東岸へとそのルートを変えます。そして水郡線のガードをくぐって100mほどいったところに『板石公園』とかかれた碑を見つけました。ところがその碑のところをいくら探しても公園らしきところなんか無いんです。
碑の道路を挟んだ向かい側、自転車を立てかけたところには、崩れた土手を直した跡があって仮の階段が付けてありました。そうか、ここなのかもしれません。
階段を昇ると用水路があって、そこから林の中を覗いてみると高い崖が見えました。なんだここだったんだ。
ところが全然整備されていないんです。生えたままの雑木をかきわけて崖の所へ行ってみました。でも今の季節だからこんなところを歩けるんです。だってヘビはまだ冬眠中ですから。
ほら、よく見ると岩が板のように剥がれ落ちています。『板石公園』の“板石”とはこのことかもしれません。一人ガサゴソとやっていますと、頭上から・・・
「どうしたんですか」
と声がしました。崖の上に人がいます。やはり『板石公園』を見に来られた方なのでしょうか。
「ここが公園なんですか?」
と訪ねると、思いがけない答えが返ってきました。
「ここは公園なんかじゃありませんよ」
えっ、崖の上をよく見ると・・・お墓!!
「ここは私有地なんですか?」
「そうです。わたしのうちのお墓です」
お彼岸を前にお墓のお掃除に見えられていたようです。
「わたしはてっきり公園だと思ったんです。公園はどこなんですか?」
「さあ、知りませんけど・・・」
「スイマセンでした・・・」
これは退散するしかありませんでした。
まあ、公園の碑の道路を挟んだ反対側が公園なんていうのも、たしかに変です。“火のないところに、煙はたたない”と言いますから、もう一度“碑”のある所を探してみようと思いました。そして川原から水郡線の鉄橋のある下流をみたり、はたまた上流を見たりするのですが、残念ながら『板石公園』はもちろん、それらしいところさえも見つけることは出来ませんでした。(これは後日の宿題にします)
お気に入りの堤防はまだ枯れ草色のまま、でもみちのく自転車道はいたるところ小鳥のさえずりがいっぱいなんです。そしてきょうは自転車乗りの方々もとても沢山お見かけします。一挙に春めいて小鳥も自転車も活動し出したんだと思います。
大仏大橋の切り立った崖のところで小休止。ところで今日は好房ラーメンはお休みしようと思って出てきたんです。なんせ、焼き肉をたらふく食べた次の日ですから、ここでカロリーの帳尻を合わせておかないと取り返しのつかないことになるやも知れません。
これがきょうの乙字ケ滝。
そしてこれが今日のサービスフォト。朱色の乙字橋からの乙字ケ滝方面とみちのく自転車道のアップです。どうです、みちのく自転車道はいいところを走っているでしょう。
さあ、帰りは好房ラーメンへの未練を断ち切るようにスピードアップです。いえいえ、追い風なんです、ハハハ。
久々に浜尾遊水地へ乗り入れてラジコン飛行機のお仲間さんたちにご挨拶。6月に大会があるとかで猛練習の最中でした。(ホームグランドでの開催とのことですから、ぜひ頑張ってください)
浜尾遊水地を後にして江持橋(えもちばし)に抜けます。と、驚いたことにすっかり舗装されておりました。ここは長石系の鋭く尖った細かい砂利の道で、通る度にパンクの恐怖があったところでした。
江持橋の袂でMTBに乗るご年輩の方とお会いしました。それは先日ディレイラーのにわか講習会をした方でした。お話をしていると下江持橋の方から見慣れた恰好で近づいてくる方がおります。“ルイガノさん”でした。ここで三人でしばし自転車談義になりました。どれぐらい経ったでしょうか、その間みちのく自転車道を随分多くのライダーさん達が走って行きました。わたしたちも解散して、わたしは帰りを急ぎます。
さあ、あとは追い風に乗って、軽い春霞の山々を眺めながら帰るとしましょう。ビッグアイとD’グラフォートと安積山。
少しだけ頭を出した磐梯山。
そして安達太良、安達太良、安達太良・・・。みちのく自転車道は帰りもまたいいんです。
春の日差しをいっぱいに浴び、ラーメンに僅かな未練を残しながら走った本日の走行距離84.58 走行時間4:03 平均速度20.8 最高速度39.5
きょうは素晴らしい天気になりました。午前8時、気温は6℃ぐらいで無風。一週間ぶりにみちのく自転車道へと乗り出しました。
(暖かそうな郡山市日和田町高倉の運動公園。奥がアサヒビール福島工場。)
本来日曜日は家族サービスに空けておくことにしているのですが、昨晩は次女を訪ねてきた姪と一緒に焼き肉屋さんでした。姪と次女の間であらかじめ話は出来ていたようで、わたしたちもありがたくご馳走になることにしたのです。おいしい焼き肉をお腹いっぱい食べた後はおきまりのナイトランなのですが、昨晩は姪もいたのでレンタルしてきた映画のDVDで豪華2本立上映になってしまいました。
そんなわけで、皆さんは朝になっても起きる気配なしでしたので、さっさと一人みちのく自転車道へ出てしまったのです。
こんなところにも白鳥が・・・、暖かい日差しの中のんびりと泳いでいましたが、そろそろ帰り仕度をしなければならない時期ですよね。
上流に小和滝橋が見えてきました。いよいよみちのく自転車道へ乗り入れです。
小和滝橋の袂、小和滝公園の桜。まだまだ花の気配はありません。
(現場の北側から)
(現場の南側から)
みちのく自転車道『郡山富久山清掃センター』のところに通行止の看板が出ています。とにかく何も通れないような感じですが、先週ここを通ったときに自転車と歩行者は通れるように、迂回路を造って下さっていましたので大丈夫です。ただ足場材の単管パイプ等で組み上げた迂回路はそれほど広くありませんので、大切な自転車には細心の注意を払ってください。
ビッグアイとD’グラフォート・ザ・タワー郡山の見えるポイントです。そして、そこから少し先へ行ったところの堤防下で信じられない光景に出くわしました。
猫とカラスが写っていますが、なんとこの猫とカラスが遊んでいたのです。いや正確にいうならば、写真の状態の猫の周りを、4~5羽のカラスが取り囲んでいました。と、この写真のカラスは、猫のシッポをつついてみたりくわえてみたりしているんです。猫は逃げるでもなく飛びかかるでもなく、こんな寝そべったままで適当にあしらっているんです。
わたしは最初、猫がカラスに飛びかかるんじゃないかと思いました。次には、カラスがみんなで猫に襲いかかるんじゃないかと思いました。それで、思わず「コラッ!」と声を上げました。カラスは近くの木に飛び移りましたが、猫はそのまま。それに、シッポをいたずらしていたカラスは、バツが悪そうにほんの少し離れたままでした。『お前らの関係は、少し変だぞ!』
川原の柳は、ほんの少し色が春めいて来ているようです。
日当たりのいい堤防では『オオイヌノフグリ』の青い小さな花や、『ヒメオドリコソウ』のピンクの花も咲き出していました。そしてここの一角はとりわけ見事なピンクの花畑になっていました。
『ヒメオドリコソウ』だと思っていた花は、近づいてみるとまったく違う『ホトケノザ』シソ科、別名:サンガイグサ(三階草)といわれるものでした。
御代田橋をわたり、みちのく自転車道は東岸へとそのルートを変えます。そして水郡線のガードをくぐって100mほどいったところに『板石公園』とかかれた碑を見つけました。ところがその碑のところをいくら探しても公園らしきところなんか無いんです。
碑の道路を挟んだ向かい側、自転車を立てかけたところには、崩れた土手を直した跡があって仮の階段が付けてありました。そうか、ここなのかもしれません。
階段を昇ると用水路があって、そこから林の中を覗いてみると高い崖が見えました。なんだここだったんだ。
ところが全然整備されていないんです。生えたままの雑木をかきわけて崖の所へ行ってみました。でも今の季節だからこんなところを歩けるんです。だってヘビはまだ冬眠中ですから。
ほら、よく見ると岩が板のように剥がれ落ちています。『板石公園』の“板石”とはこのことかもしれません。一人ガサゴソとやっていますと、頭上から・・・
「どうしたんですか」
と声がしました。崖の上に人がいます。やはり『板石公園』を見に来られた方なのでしょうか。
「ここが公園なんですか?」
と訪ねると、思いがけない答えが返ってきました。
「ここは公園なんかじゃありませんよ」
えっ、崖の上をよく見ると・・・お墓!!
「ここは私有地なんですか?」
「そうです。わたしのうちのお墓です」
お彼岸を前にお墓のお掃除に見えられていたようです。
「わたしはてっきり公園だと思ったんです。公園はどこなんですか?」
「さあ、知りませんけど・・・」
「スイマセンでした・・・」
これは退散するしかありませんでした。
まあ、公園の碑の道路を挟んだ反対側が公園なんていうのも、たしかに変です。“火のないところに、煙はたたない”と言いますから、もう一度“碑”のある所を探してみようと思いました。そして川原から水郡線の鉄橋のある下流をみたり、はたまた上流を見たりするのですが、残念ながら『板石公園』はもちろん、それらしいところさえも見つけることは出来ませんでした。(これは後日の宿題にします)
お気に入りの堤防はまだ枯れ草色のまま、でもみちのく自転車道はいたるところ小鳥のさえずりがいっぱいなんです。そしてきょうは自転車乗りの方々もとても沢山お見かけします。一挙に春めいて小鳥も自転車も活動し出したんだと思います。
大仏大橋の切り立った崖のところで小休止。ところで今日は好房ラーメンはお休みしようと思って出てきたんです。なんせ、焼き肉をたらふく食べた次の日ですから、ここでカロリーの帳尻を合わせておかないと取り返しのつかないことになるやも知れません。
これがきょうの乙字ケ滝。
そしてこれが今日のサービスフォト。朱色の乙字橋からの乙字ケ滝方面とみちのく自転車道のアップです。どうです、みちのく自転車道はいいところを走っているでしょう。
さあ、帰りは好房ラーメンへの未練を断ち切るようにスピードアップです。いえいえ、追い風なんです、ハハハ。
久々に浜尾遊水地へ乗り入れてラジコン飛行機のお仲間さんたちにご挨拶。6月に大会があるとかで猛練習の最中でした。(ホームグランドでの開催とのことですから、ぜひ頑張ってください)
浜尾遊水地を後にして江持橋(えもちばし)に抜けます。と、驚いたことにすっかり舗装されておりました。ここは長石系の鋭く尖った細かい砂利の道で、通る度にパンクの恐怖があったところでした。
江持橋の袂でMTBに乗るご年輩の方とお会いしました。それは先日ディレイラーのにわか講習会をした方でした。お話をしていると下江持橋の方から見慣れた恰好で近づいてくる方がおります。“ルイガノさん”でした。ここで三人でしばし自転車談義になりました。どれぐらい経ったでしょうか、その間みちのく自転車道を随分多くのライダーさん達が走って行きました。わたしたちも解散して、わたしは帰りを急ぎます。
さあ、あとは追い風に乗って、軽い春霞の山々を眺めながら帰るとしましょう。ビッグアイとD’グラフォートと安積山。
少しだけ頭を出した磐梯山。
そして安達太良、安達太良、安達太良・・・。みちのく自転車道は帰りもまたいいんです。
春の日差しをいっぱいに浴び、ラーメンに僅かな未練を残しながら走った本日の走行距離84.58 走行時間4:03 平均速度20.8 最高速度39.5
あちこちで改修工事されていたみたいですね。走りやすくなることは何よりです。
それにしてもいい写真と、気づかれるシチュエーションがナイスですね~。猫とカラス、、、う~ん本当に友達なのかもしれませんね。野生の世界でも稀にそんな事があるらしいです。”あらしの夜に”というオオカミと羊の童話がありましたが、”春の日に” の珍事ですね。
さあ、僕もじっとしてはいられません。これからおでかけで~す。kojiさんにならって、みちのく、、、いってみたいと思います。それではいってきま~す!
“mattoshiさん”きょうは天気は良かったのですが、郡山方面は少し風があったようですがどうでしたか?気持ちよく走れましたか?猫とカラスはいましたか?
みちのく自転車道っていいですよね。
やっと、暖かくなりました。
早く、みちのく自転車道、走りたいですよ~
しかし、自分自身を、鍛えないと、だめですね~
ソフトは、うまくなってきたと思うのですが・・・
トホホ
ENDLESS HIDE
http://blog.livedoor.jp/team_endless/
“ENDLESSのみなさん”がみちのく自転車道を走られるころには、柳も芽吹いてもっと春らしくなっていることでしょう。楽しみにしています。
小さな花も一斉に咲き始めて、見ていると楽しくなってきます。
こちらではムクドリも繁殖期を迎えて、つがいになって土手の草地の上を歩き回る姿が見られるようになって来ました。
これから春も加速していきます。
自転車という愉しみに出会えて、本当に良かったと思います。“oyajiライダーさん”ピストの完成愉しみにいたしております。