先頃から“ワイフ君”と進行中だった「ベニカナメ断捨離プロジェクト」がここにきてようやく完了いたしました。冒頭のタイトル写真は「ベニカナメ断捨離プロジェクト」着手前(2022.7.7撮影)の様子です。これまでの経過は『きょうの安達太良(わが家の庭で最大の断捨離を決断しました・・・)』と『ベニカナメ断捨離プロジェクト」進行中ではあるのですが・・・』でご報告の通りです。今回はその続きということになります。
「ベニカナメ断捨離プロジェクト」は前回ここまで進んでいました。この写真だと上部が平らに刈り込んであるのがよく分かります。そのためにポールバリカンを購入した訳だったのですが・・・。
いよいよ残るはこれだけになりました。とは言っても、じつはここからが一番の大変なのです。
30数年の年月は一株のベニカナメをこんなに大きくしていたんです。
伐採はこれで完了。“ワイフ君”とふたり見事なチームワークで作業は進めたはずでしたが、それでも大変な作業でした。
なんだか30数年蓄えてきたヒゲをいきなり剃り落とされたような寂しい気分ですね。アハハ
350mm電気チェーンソーとちっちゃな充電式チェーンソーで伐採を進めましたが、意外なことに大活躍したのはちっちゃなチェーンソーの方でした。これは本当に優れものです。
もちろん、こんな場面では大きなチェーンソーには適いません。しかし、こうしてフェンスに残った幹をどうするか・・・
じつは、予備のフェンスのストックがあるんです。これごと取り替えてしまえばOKというわけです。いいでしょう。
ところが・・・
フェンスに食い込んだこんな状態のベニカナメの残骸を見ていると・・・
これはこれで面白いんじゃないか! やろうと思っても30数年も月日を要する芸術です。フェンスを取り替えるのはいつでも出来るので、取り敢えずはこのまま飾って置くことにしたんです。
最後は残った切り株の処理です。切り株をそのまま放置するとシロアリの標的になるとか。そこで、切り株にドリルで数個の穴を開けました。
わたしはその穴に殺虫剤を注ぎ入れておくことにしました。
この後も何度か注ぎ入れておくつもりですが、それで多少なりとも期待通りの効果があればいいのですが・・・。
長年、自宅にあった木を伐るのは断腸の思いだったと思います。
私も実家の庭木をいつか断捨離する時の参考とさせていただきます。
我が家もクスノキを植木屋さんに株元から伐ってもらったことがあります。 未だにひこばえが出てきて困っています。 新芽のうちに切っていますが・・・
30数年そこで育てていて、いわばわが家のシンボル的存在になっていました。
そして、わたしも綺麗に刈り込むのを適当に楽しんでいたのです。
しかし、わたし亡き後を考えたとき、“ワイフ君”や娘の手には負えないなと思ったのです。
いまでも、あったときの方が断然いいと思いますが、これでわたし自身も楽が出来ます。
今回も“ワイフ君”は大いに役に立ってくれました。
これ、70代の二人には少々荷が重かったと思っています。
何しろ高いところの勝負ですから、落ちたら一巻の終わりです。ハハ
クスノキ、生きているものにシロアリは来ませんからご安心ください。
ただ、ひこばえはずっと始末し続けなければなりませんが、簡単に済むのでそのほうがいいのかも知れませんね。