休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

郷さくら美術館(郡山市)

2015年03月20日 | 美術館・博物館・水族館・展示館
(『郷さくら美術館』の案内パンフレット)

3月20日、きょうはとても穏やかないい天気だったのですが、自転車ではなく自家用車に乗ってしまいました。テレビで『郡山のUSUIで“大絵画展”』というCMを目にしたのです。



なにしろ、期間が『3/19(木)~3/23(月)(★うすいのHPでは3/19~3/24となっていますが、月曜日は3/23なので、3/24は誤りだと思います)』とのことでしたから、“ワイフ君”を連れてさっそく行ってみたというわけです。『国内外の著名な画家70人の作品約300点を展示販売・・・』ということで、聞いたことのある画家の作品に数万円から一千数百万円なんていう“値段”が付いているのですから、これはこれで、違った意味で面白かったです。

その後は、やはり郡山市内にある『郷さくら美術館』を訪ねてみました。この美術館の存在を知ったのは、先日のふとしたことがきっかけでした。カーナビの地域情報というところで、近くの見所というのを見ていたら、この美術館の紹介が現れたのです。なにやら“滝桜”らしき日本画が展示されている写真があったので、これは一度訪ねてみなくてはならないと思っていたのでした。


(“郷さくら美術館”:Googleストリートビューより)

“さくら通り”に面して2006年にオープンしたということで、何度かこの前を通ってもいるはずなのですが、全く気づかずにいたのですね。



入館して驚いたのは、外観から受けたこぢんまりした感じとは裏腹に、とても広々とした展示スペースを有した美術館だったということでした。それは・・・

『4.2メートルの天井高を持つ大空間の展示室や、鑑賞者を大きな画面によって四方から取り囲む展示室など、大画面の現代日本画を展示するに相応しい工夫が凝らされた展示室・・・』
『屏風画をはじめ、100号を超える大作をメインに、日本画作品を展示しております。高い天井の広々とした展示空間で、現代日本画の秀作の数々をご覧頂けます・・・・』(ホームページより)

と、案内にあるとおり、展示してある作品が全て圧倒的な迫力を有した、とても大きなサイズの絵画ばかりですから、広い空間がことさら広く感じるのです。



『昭和生まれの日本画家の作品を中心に収集・・・』とのことで、30代から50代の画家の作品が多く収蔵されているようです。作品はいずれも圧倒的な「すごい!」迫力と、日本画の持つ独特な魅力に充ち満ちていて、観ている者を少しも飽きさせないのです。“ワイフ君”もわたしも、日本画の魅力を再認識させられて、入場料の五〇〇円では申し訳ないほどの興奮と満足感に、全身ドップリと浸ってきたのでした。

「ああ、死ぬ前に観ておいて本当によかった・・・」

★『郷さくら美術館』の名の通り、“滝桜”をはじめとした“桜”の絵画が圧巻ですが、他の大作も見所満載、とにかくここはお薦めです。尚、『郷さくら美術館』は東京にも2012年にオープンしたそうです。


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