(2022.5.10 7:01pm 夕暮れに浮かぶ、コウモリが羽を広げたような安達太良連峰)
(大名倉山と安達太良連峰のシルエット)
田んぼに水が入って、すでに田植えが済んだところもあります。
ところで、肝心な話しは昨日(5月9日)のことになります。昨日は生憎の雨予報。そこで、二人で庭仕事の手を休めて遊びに行っちゃうことにしたんです。
やってっきたのは、『須賀川特撮アーカイブセンター』というところ。須賀川市は、ウルトラマンやゴジラでお馴染みの「特撮の神様」こと円谷英二監督のふるさと。そんなところから、須賀川市には円谷英二監督ご自身や、ウルトラマンやゴジラなどの作品に因んだ様々な展示物や展示館があったりするのです。その中でも、ここは特撮に使用した様々な大道具や小道具の巨大な保管庫になっているらしいです。
入館時に戴いたパンフレットの言葉を借りれば“収蔵庫”ということになりますが、さっそく覗いていきましょう。
背景のスクリーンや飛行機の模型・・・
ミラーマンやウルトラマンメビウス、それにシルバー仮面・・・
ウルトラマンタロウの「スカイホエール」・・・これがまた良く出来ているんです。塗装もメタリック塗装で実に綺麗な仕上がりです。
1/35スケールの戦艦大和(映画『男たちの大和 YAMATO』)とか、戦艦三笠(映画『日本海大海戦』)もあって、思わず見入ってしまいます。
それから、巨神兵(『風の谷のナウシカ』に登場するキャラクター)のミニチュア(左)と映画で実際に人間が動かしたヒトサイズの巨神兵(右)。今回は、館内の2階にある「視聴覚室」で短編映画『巨神兵東京に現る』の上映を観ることが出来ました。この映画はCGをいっさい使わないで、とにかくミニチュアで撮影したというのがウリだったようです。わたしは、着ぐるみに出来ない細身の巨神兵を人がどのように動かしたかとか、ミニチュアのビルなどをCGを凌ほどリアルに崩落させてみせるのにはどんな技を使ったのか、それらを紹介した種明かしの映像もまた興味深かったです。
2階へ上ってみましょう。
精巧に作られたビル。どれほど大変な作業か知れませんがまったく驚いてしまいます。
ミニチュアを用いた市街地の大きなセット。
“ワイフ君”が見入っている畑・・・
これがまた、実に良く作り込まれているんです。リアルでしょう!
このお宅をご覧下さい・・・
軒下にはリンゴやビールケースや雑誌の束、それにゴミの袋や脚立など・・・
これがそのアップです。ビールケースや雑誌の束など、その精緻なリアルさには驚嘆しかありませんでした。実際の大きさは、物干し台のコンクリートブロックをとめているプラスネジの大きさから判断してくだされば、そのすごさが分かることと思います。
ざっとご紹介いたしましたがどうだったでしょうか。ここが入場無料で見れるのですからすごいことですよね。帰宅して、いただいてきたイラストの資料やパンフレットなどを見ていると、見逃したものや確認してみたいものなどがあり、またいつか伺ってみたいなと思っています。
★「須賀川特撮アーカイブセンター」の情報をいただきました『やっとこくりだしたV(・◇・)V』さん、楽しんでみて来れましたよ。ありがとうございました、心より感謝いたします。
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