(2010.8.26 竜神大吊橋のアンカレイジに描かれた龍)
みなさんにご心配をいただきながら、大変長い間ご無沙汰をしてしまいました。そしてようやく落ち着いてきたこのごろではあります。
わたしは今度の土日が出番で8月26日と27日が週休なんです。そこできょう26日は、夏休みで帰っていたのに少しも遊んでやれなかった一番下の娘のために、家族でドライブにでかけることにしたんです。
ここは「福島の遊歩道50選」にも選ばれている矢祭町の“滝川渓谷”です。薄霧のかかった林の中を、滝のある渓流に向かって歩いて行きます。
“ワイフ君”は自分のペースでぐんぐん先へ行ってしまいます。今はまだ午前6時40分。早いでしょう、いつも午後から行動に移るわが家には珍しく、暗いうちから準備をして午前5時少し前に出発してきたんです。
駐車場から10分も歩いたでしょうか、ようやく渓流につきました。もちろん平日のこんなに早い時間ですから、わが家の4人以外には誰もいるはずがありません。貸し切り状態の大自然ですが、ここが目的だった訳ではないのです。
目的地へ向かって走っているとき、道路脇にあった『滝川渓谷』の案内板につられてここへ来てしまいました。わが家お得意の行き当たりばったりなんです。歩いているのはわが家が最初なので、夜に流した蜘蛛の糸が時々顔や腕にからまったりします。娘達はそれがいやだと遅々として進まないのです。滝のある渓流はまだまだ続きますが、今回はここで引き返しました。
午前7時45分、次にやってきたのは“袋田の滝”。もちろんここも目的地には入っていませんでした。ですが、コースの途中に案内板があったので久しぶりに行ってみようということになったんです。
ここだって8時前ですから静かなものです。ようやく通りのお店屋さんがちらほら準備をしだしたところです。
『四度滝不動』の境内にも猫一ぴき・・・。
ここが袋田の滝へのトンネル入り口。料金所に着いたところで“ワイフ君”もわたしも手ぶらできてっしまったことに気がつきました。
「オレ車に戻って取ってくる」
料金所から坂を下った最初のお店、外で掃除をしていた奥さんに
「ここって入場料はいくらなんでしたっけ?」
と聞きました。
すると、
「8時前は料金がかからないですよ」
「えっ、そうなんですか!」
ここは見なくてもいいという娘達を置いてきた車まで戻る必要がなくなったので、Uターンして“ワイフ君”のところへ行きました。
料金所で
「どうぞ、8時にエレベーターが動きますから・・・」
という声に送られてトンネルに入りました。トンネル内には綺麗な電飾もありました。
滝の見える場所へ着きました。
そうそう、こんな感じ。ここへ来たのは一番下の娘が2つか3つぐらいの時でしたから、もう15、6年前のことなんです。
今はトンネル内部からのエレベーターで“新観瀑台”という最上階の展望台に行けるようになっていました。
ここが新観瀑台。
そしてこれがそこからの眺めです。8時前は無料ということで、『早起きは三文の徳』なんて言いながらありがたく見学させていただきました。
午前8時44分、本来の目的地にようやく到着。
わたしが見たかったのは、竜のヒレをつけた35メートルの主塔を持つ茨城県常陸太田市天下野町の“竜神大吊橋”だったんです。
みなさんのブログに度々登場する長さ375mのこの吊り橋を、どうしてもこの目でみてみたかったんです。まあ、娘をダシにして自分が見たかったところへ来たというのが本当のところなんです。ハハハ
橋から東側には竜神ダムが見えます。
橋から西側にはダム湖と竜神峡周辺の深い森が見渡せます。
そして、橋を渡りきったところにはアンカレイジに描かれた大きな龍がありました。
「行って帰ってくるだけなら、お金払うのもったいないじゃない!」
と言って見送った娘達。(うーん、おれはそんなケチに育てた覚えはないぞ!)
結局わたしと“ワイフ君”で渡ってきました。戻って入場料と同じ金額のアイスクリームを食べました。(うーん、娘達の言う通りか、アイスクリーム2個食えたなあ・・・。いかんいかん、そうじゃない。“橋”本来の役割を持たない橋に遊びとしてお金を払う、そういう無駄が大事なんだ。アハハ)
(“五浦【いづら】岬公園”から望む岡倉天心ゆかりの五浦海岸と六角堂。)
午前11時30分、次の目的地に向かって走っていると“五浦海岸”への案内板が・・・。結局寄り道をすることにしました。この機を逃したら、娘達は二度と来ない場所かもしれませんからね。
ただ岡倉天心の他に、五浦岬公園内の北側の一画にこそ、この娘たちに本当に見せたかったものがあるんです。それは兄貴との思い出のモノでもあるんです。蜘蛛の巣がどうのこうの、やれ虫がどうのこうのといいながら娘達がついてきます。
これがここで見せたかった“忠犬ジョン”の像です。この忠犬ジョンの存在は兄貴に教えてもらいました。
『ジョンは番犬として主人によく仕えていましたが、それ故にか反感をもつ何者かがもった毒に死期を悟ります。寝ている主人を起こすことなく激痛に耐えながら夜明けを待ち、お別れを伝えて息を引き取ります・・・』
そんなジョンを悼む主人のことばが刻まれています。娘達よ、いい話だろう。なに?虫がいっぱいいて近づけない!ダメだこりゃ・・・。
「そういえば岡倉天心の美術館があったわね」
という“ワイフ君”の要求でやてきたのが、ここ“茨城県天心記念五浦美術館”。
係の方に
「そういえば横山大観なのど絵はありましたけど、肝心の岡倉天心の絵が一枚も無いんですが・・・」
と尋ねると
「岡倉天心は絵描きではないので・・・」
と教えられました。わたしそんなことも知りませんでした。
“ワイフ君”にこの話を教えると
「岡倉天心は絵描きじゃないんじゃない」
ですと、スイマセンでした・・・。
腹ごしらえをして午後2時30分、ようやく本日2つ目の目的地“アクアマリンふくしま”に着きました。
水族館好きのわが家ですから何度でも見てしまいます。前回は二番目の娘が仕事で来れませんでしたから、本日のここのメインは二番目の娘です。
“ワイフ君”は
「わたしはもう疲れたからここで待ってる」
と言って涼しいベンチでお昼寝です。
とりあえず、3人ですっかり堪能してしまいました。
晩ご飯を食べて帰ってきたらもう午後7時過ぎ。総行程299.9キロのドライブでした。結構楽しめたけど、やっぱりみんなが生き生きしてたのは食べるときだなあ、ホント・・・
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アクアマリンふくしまは腹ごしらえをしていかないと、海老や魚が旨そうに見えて困るんですよね
KOJIさんの写真は、いつも綺麗ですね。
これからも、ブログ更新楽しみにしてます。
よろしくお願いします~
ENDLESS HIDE
アクアマリンにいた様々なエビ(写真)はあまりに模様と色使いがポップで実際に捕ったとしても、もったいなくて食べられないかもしれまぜんね。おいしそうなカツオが元気に游いでいました。
もうすこし寄り道するところを検討して行くんだったと思いました。ただ袋田の滝が8時前は無料だというのが今回の“してやったり”でした。
こちらこそよろしくです。
目的は娘達に釣り体験をさせて、釣った魚を食べる体験をさせてあげることでした。
釣りの成果はコアジが2匹とイサキが2匹でその場で唐揚げにしてもらい美味しく頂きました。
周りの家族はコアジばかりのようで私達は運が良かったようです。
熱々の唐揚げは美味しかっし、なによりも娘達が喜んでくれたので充実したアクアマリンふくしまでした。
次回はぜひ自転車での報告楽しみにしています。
元気取り戻した様で、良かった!
またガンガン走って下さいね。
それにしても一気に随分彼方此方とご家族で楽しまれましたね、皆さんのお顔が浮かぶようです。
“ロンリーHさん”もご家族でアクアマリンふくしまだったとはまた偶然でしたね。水族館は動物園とはまた違って、なんだか癒されるような気がするんですよね。
お隣の県といいながら茨城は遠いですね。そういえば自転車ではいつも栃木まで行っているのに、大子を除けば茨城方面へはよくよく行ったことがありません。今度は自転車で走ってみようかな。もちろんポイントまでは車のつもりですけれど・・・。
これが竜神大吊橋ですか!!
新緑の中にすごい迫力ですね!!
仕事でたまに近くを通るのですが「竜神大吊橋」の看板を見るたびに行ってみたいな~と思ってました。
写真でも迫力が伝わってくるのですから、実際の橋は最高でしょうね!
ネットで写真を目にするたび、この竜神大吊橋に行ってみたいと思っていたんです。わたしは吊り橋というと、歩くと揺れて怖いんじゃないかなという期待感があったのですが、この橋は見るからに堅牢で吊り橋を渡っているという感じは無く少しがっかりしました。でもどうせ行くなら竜神峡の紅葉が見れる季節がいいようですよ。